紫電Pの雑記帳

ニコニコのブロマガ閉鎖に伴い移転しました。主にアイマス関連の記事を書きます。2021年9月以前の記事はブロマガから移行したものです。

アイマス15thイヤー本番に向けて、老害寸前の古参Pは光属性でありたい





……という名の2019年回顧。





26日のゆくm@sくるm@sにおける、15thイヤーに向けた展開の発表には驚かされた。

もう可能性は極めて低いだろうと思っていたMA4の発表。
スタッフと箱のスケジュールが唯一両方空いていた2週間にねじ込んできたアイマスMR再演
そしてAS単独ライブ。これについては、MTWでASユニット4つを組む方針が出た時点で単独イベントはほぼ確だと見ていたが、20年内(バンナムフェス次第だが多分9~11月ごろか)というのは予想を上回った。MTWのASユニットのラストのCD発売がおそらく6月ということを考えれば、MA4を経た晩秋が本命だろうか。下半期のミリオンなどのスケジュールにも左右されるが、プロミツアーの間に挟まれる形にもなるかもしれない。そしてその先には、年をまたいで東京ドームでのMOIWがある。いずれにせよ、15thイヤーが終わる2021年7月まで休む間もないだろう。

据え置き新作はまあ……現状海のものとも山のものともわからないので言及しない。AS新作と断定するのはあまりにも拙速だし、仮に彼が家柄も含めて強い立場があるとしても、好調なバンナム株価を左右しうる看板コンテンツになったアイマスの据え置き新作で、過去2回成功していないASの据え置きプロデュースゲーを3回も続けて任せるか?と言われると正直考えにくいところではある。
想定される「アイドルマスター ポップリンクス(ポプマス)」というタイトル、合同関係の発表枠に隣接したタイミングでの発表、演者を伏せていることなどからして、50:50かそれをちょっと超えるくらいの可能性で越境のアニバーサリーお祭りゲーではなかろうかと考える。

とはいえ、ミリオン関係の重大発表が期待される前日の1/19に引き続き、発表日の1/20は大きな節目になることは間違いない。
個人的な欲を言えば、19日にミリオンが7thの参加メンバーとASゲスト参戦を発表し、そして長年抜けなかった伝家の宝刀を抜く……好きな曲の歌詞を拝借すれば、ポケットにしまい込んでいたチケットを使うことを発表し、翌日には多くの人に歓迎される据え置きゲーが発表されることがベストなのだが。





そんな期待溢れる15thイヤーに、どう臨んだものか。





以前もこの場末のブロマガを読んだことのある方ならご存じだと思うが、私は箱発売以来のPだ。もう1ケ月もすれば、P歴14年目に入る。色々あってライブ沼に沈むのが遅かったり、16年以降はコンテンツから離れかけていた時期はあったが、18年の初星宴舞とアイマスMRを機に07、08年と同等かそれ以上の熱量が戻ったいわゆるASPである。真かわいい。
かつては設定が受け入れにくく好感を持っていなかったミリオンライブも、初星で「合言葉はスタートアップ!」を知らずに悔しい思いをしたことが契機になり、さらにミリシタ感謝祭とTCを契機にどっぷりハマった。6thは地方ツアーはLV、SSAは両日現地でJOVにお気持ち表明したりしつつも全力で楽しませてもらった。もっとガチの夜想令嬢ミュージカルやりませんかバンナムさん。
デレはアニメまでは見たものの、その後デレステが跳ねた時とちょうど離れかけた時期とが重なったので追えていないのがもどかしい。Mもアニメは履修した……けれどいずれもリソースがどうやっても足りない。そういう意味では、楽曲だけでも追えるMORや楽曲大賞系動画には感謝しかない。


一方で、2019年――厳密には2018年冬ごろからではあるのだが、その頃のASPと言えば、まあしんどい期間で色々あったのも否定できないところである。多忙だった2018年の反動、2020年に向けた充電期間ということで19年の活動が縮小することは、ちょうど約1年前のLLCなどで演者から言及もあったりもして明らかだった。

そんな中で私はと言えば、これ以上ないチャンスだったTHE@TER CHALLENGE!!に全力を出したり、その後も横のつながりやもっと真の、ASの魅力を知ってもらいたいと思い活動した1年間だった。まだリリイベが残っているので終わってはいないが、TCは繁忙期の中でやれるプロデュースはやれた、と思っている。
MTGが一区切りする段階でミリシタでのASの出番が増えるとは見越していたので、微力ではあるが、ASPは金も意欲も持っていてちゃんと投資価値があるのだと示したい、そうした思いで頻繁に要望も出してきたし、MR関連ではバンナムの担当Pに直接手紙を送って再演への熱意を届けたりした。100株だけと少数だが、意見を届けられる機会が増えるようにバンダイナムコホールディングスの株主にもなった。

幸い、TCは担当が役を獲ることができたし、LEADER!!はMTG最後発にも関わらず、ライブのシリアルのついていないMTGシリーズの中では中の上くらいの売り上げが出た。その後のMTWシリーズもまずまず好評のようだ。
私はせっかく13人の765プロとは違う表情が見れるミリシタなのだから、ASで固まるのではなくもっと多様な組み合わせを見たい派である。XsやTC02は高く評価しつつも、バンナムフェス初日の765ミリオンの盛り上がりを見て、やっぱ混成ユニットどんどん見たいよなあとも思ってしまう。古参としては左派の考え方なのかもしれないので、これは異論反論あるとは思うが。

そう、異論反論は確かにある。

かつて私がミリオンの設定を受け入れ難かったように、今もそうであるPも少数ではあるがいる。これがまた声が大きいし、言い方ァ!なツイートも多いせいでよく目立つ。それがまた摩擦を生んだりするのには、やむを得ないことと理解はしつつもげんなりしていたのもまた事実だ。
でもまあ、つい先月に「765の新曲は光跡以降出てない」とかいうツイートを、ミリシタやっておらずTCも戦ってないのにLEADER!!のリリイベには来てかつそれをノーカンにする人が言ってたりした時には、愚地独歩みたいに「なんだァ?テメェ……」となりかけたが。

でもまあ、それもまた考え方である。古参でなかろうがアイマスPは多かれ少なかれめんどくさいものだ。だからこそ、また価値観がぶつかり合うであろう15thイヤーにあたっては、古参こそ「Not for me」の精神とブルーオーシャンの開拓を意識したい。

こう書くとブルーオーシャンって何やねん、と言われそうだ。私に言わせれば、それは最近アイマスに入って来てくれた方であり、ミリシタという環境である。
ミリシタにどっぷり浸かり、またTCやイベントなどで横のつながりが増えたことで感じたのは、今やミリシタからASのメンバーを、真を好きになってくれた方が相当数いるということである。これは私の担当が52人体制でも埋もれにくくかつピンポイントに刺さりやすいタイプだったのもあるだろうが、想像もしていなかった発見だった。

アイマスは、新しい展開に進むたびに新たなユーザーを獲得して大きくなってきた。そして、先達はおおむね、新しく入ってきたPをにわか扱いすることはなかった。箱版無印が移植された時、2nd visionへの移行、そしてアニマス。9.18の一件で深刻な打撃は受けたが、それを除けば脱落者以上の新規ユーザーを獲得してきたのだ。アケマス稼働前の観衆30人のライブから16年間でMOIWでのアイマス東京ドーム単独公演が確実視されるまでに至ったのは、コンテンツ巨大化だけではなくそうした絶え間ない新規取り込みの成果と言える。

だからこそ、ミリシタから入ったPを否定することにつながる言動は、古参だからこそ慎みたい。曲の否定はその最たるものだろう。みんなミリシタをやれとは言わない。ただアニマスから入ったPには響や貴音が765プロにいるのが当たり前であるように、ミリシタから入ったPにとっては765プロが52人なのが良い悪いではなく当たり前なのだ。
であるからこそ、私を含む古参がかつて感じていた――あるいは少数ながら今も感じている違和感は、彼らには良い意味で前提がない。私自身、今年だけでも比較的若いPから「なぜミリオンのASや、LEADER!!をそこまで否定するのかわからない」といった声を複数回聞くことがあった。これは当然の疑問なので、マイナスではなくプラスにとらえるべきことなのだ。



ちなみに私は、一年ごとにころころパラレルワールドになる時代のアイマスからの人間だし、そもそもニコマスありきのアイマスPだったので複数の世界観上等である(なので当初のミリオンが引っかかったのはそこではないし、ミリシタが問題ないのも芸歴というか先輩後輩の関係性を整理したから)。AS単独ライブも見たいし765ミリオンオールスターライブもどっちも
見たいし要求していく、実家の味噌汁もうどんもカレーも中華料理も全部美味しい、そういう人種である。






やや脱線したが、だからこそあらゆる立場で「Not for me」の精神が求められる。一口に古参と言っても、外重視か中重視か、ライブにどの程度の比重を置くかという違いもあるが、そこは皆があまり是非を突き詰めないのと一緒だ。それは肥大化したコンテンツで必要な個々の尊重であると同時に、生産的でない衝突をやっているくらいならこれからまだ増えるであろうユーザー予備軍を沼に引きずり込んだ方がいいという単純明快な理屈である。

AS単独ライブでは当然ながらLEADER!!と、ラビットファーやFermata in RapsodiaなどMTWのユニット曲が歌われるだろう。文句を言う人はいるかもしれない。その人が仮に以前にrebellionやJust be myself!!ではぶち上がっていたとしても、それはもう仕方ない。退けないし退かないのだから、そういうしょうもない論争に向けるエネルギーはミリシタから入ってASも気になっている層、またこれまでASに触れてこなかった層の取り込みに回した方が建設的だ。そうした方が人も増えるし金も落ちるしよっぽどAS、そしてアイマス全体のコンテンツ隆盛と維持に役立つ。

バンナム公式がどういうデータを基に2020年に怒涛の展開を用意したのかはわからないが、少なくともミリシタから入ってASを好きになって売り上げにも貢献してくれた方々がいたからこそ、というのもまず間違いない。そしてミリオンが宝刀を抜くことがあれば、わずかではあるがさらに拡大のチャンスは広がる。

15thイヤーが終わった後、ASはまた一区切りの時期に入るだろう。10th後の1年間、あるいは2018年のように。ここ1、2年で新たに家庭を持たれた演者も多いし、そうした演者がお休みに入っても戻ってこれる前例と仕組みを作ってきたからこそ、そこは尊重されるべきである。もし15thイヤー中に全員揃う機会があるのならなおさらだ。バンナムフェスで歌われたToP!!!!!!!!!!!!!には「永遠なんてないから限られた時間本気出せ 一瞬一瞬をshining」という歌詞がある。別にデレでもミリでもこれは同じである。我々も演者側も時間は有限なのだ。

だからこそ、だ。各演者が心技体のバランスと水準が高い状態をキープできているおそらく最後のチャンスであろうこの15thイヤーは、各イベントを目一杯盛り上げたい。自分たちが10年以上追い続けてきたコンテンツはまだこれだけの魅力があるのだと、まだ見ぬファンに伝えたいのだ。

バンナムフェス感想記事で、私はシャニマスを「新規ファンつかみ取り大会」と表現したが、合同イベントにおけるASも彼女らほどではないもののそう言える。AS単独が最大手の入り口ではなくなっただけで、アイマスは今も、新規取り込みができている。そして他から入ってきてくれた方を引き込む手段は、これからいくらでもある。

そう考えれば、ますます限られたエネルギーを生産的な活動に使いたい。15thイヤー後に再起動(ミリシタは継続してるのでその間も一定程度の露出はあるとは思うが)してくれるならば、ただ看板であるだけでなく、どれだけの動員力があるかがものを言うのだ。であれば、いかに応援してくれるユーザーを増やすか。そのためにも来年のTDでは、担当の別の魅力を発信していきたい。そして何より、これからの1年7カ月を悔いなく楽しみたい。そして15thイヤーの締めとなるMOIWの東京ドームで、マスピとDestinyでボロ泣きするのだ。

以前にも言ったが、もう池の鯉のように口をパクパクしていれば餌が放り込まれることなどない。コンテンツのより長く大きな継続を望むのであれば、公式と彼女たちが何をしてくれるかだけでなく、我々も何ができるか、既にそういう段階に入っているのだと思う。







はーい。以上、今年のお気持ち表明は今年のうちに。こういうのはもう2019年に置いといて、来年からは一貫して光属性で頑張ります。んでもって、これまでのようにNumberみたいな過剰なエモ煽り路線の記事を書き散らしたり、あわよくば同担増やせるようにしたいです。とりあえず来月のXsリリイベレポからですかね。



以下2019年回顧。


■1~2月



TCでボロボロ、勝ちはしたものの激務と並行したツケで1月末に身体を壊し、TC当選発表ニコ生は薬を飲みながら見る羽目になる。いつもいつも体調崩して、ほんとこいつ学習しねえな。

とはいえ、発信の仕方をちょっと工夫したこともあり、後に公式サイドで使われたネタが少なからず陣営内で発信されたネタと被った(採用されたというのは烏滸がましいので言えない)のは、機会がなかなかないプロデュースの成果の一つと言えると思う。組み慣れたASもいいが欲を言えばシアターの子たちと真がどういうドラマを作るのかも見てみたかったが、それはTDまでお預けだろう。次は針の穴をくぐるような厳しい戦いになりそうだが……。

■3~4月

超多忙だったこともあり、アイマス関連はミリオン6th仙台のLV(二日目)に行ったくらいで、ほとんど特筆するようなものはなし。副業が一応出世したものの拠点的には左遷。結果的に休み取りやすい部署になったので、この後のアイマス案件は狙ったものが全通できたのはとても良かった。

■5~6月

5月はミリオン6th神戸のLV(初日)へ。スタエレとU?U!良かったですね。待望のLEADER!!イベントも始まったので、頑張って初めて2500位に入る。この後、ラビットファー、World Changer、Fermata in Rapsodiaも走ったのでプラチナランキングは結局4回走ったことに。
6月は半ばごろからかなり忙しかったのだが、ミリオン6th福岡は無理をしてLVに両日参加。夜想令嬢もD/ZealもEscapeもじぇりぽも最高でしたね。

■7~8月

7月は多忙であんまり記憶がなかったけれど、バンナムフェス開催告知を受けてブロマガ書いてるので年末年始や3~4月ほどではなかったっぽい。あとこの頃にバンナム株主に。
8月はまさかのMTWユニットへの真の参加で慌てて走ったりしつつ、合間に上京してLEADER!!リリイベに参加。




人生初のフラスタ企画にも参加したので、割と頑張ってレポを書いたりした。ちなみにXsリリイベはほぼ最前でご用意されたので、第一部に参加します。やったぜ。なおこの頃から、DMM VR THEATER閉館のお知らせがあったこともあり、アイマスMR欠乏症が露骨になる

■9~10月

暑さも落ち着き、身体のコンディションがだいぶ良くなってきたのでいろいろ運動を再開。そしてSSAへ。JOVの一件以外は本当に素晴らしいライブでした。ちなみにシアター組だとユニットなら夜想令嬢、個人だとこのみさんと千鶴さんが好きです。あと莉緒。風花さんと歌織さんもいいよね。これがアイマスに出会った大学生の頃の年でミリオンに触れてたら、多分閃光HANABI団の誰かだったろうなあ。あ、でも当時の私もこのみさんとか千鶴さんみたいなタイプ好きだったな……。
それとお勧めされたうどん美味しかったです。





10月は待望のバンナムフェス。事前の不安を吹き飛ばすような最高の二日間に酔いしれたものの、直前から風邪をこじらせていたこともあり、主催した真Pの集いではちょっと不手際あったりして反省。帰った途端に39度台の熱でダウンし、近未来アウトサイダーイベントは病院の
ベッドの上でも走る羽目になる。そのためレポも開催10日後とえらい遅くなることに。






■11~12月

11月末に発売されたWorld Changerを楽しみつつ、MRの目がほぼ消えていくことに凹んだりもしていた頃。ドラマCDの内容は意見も多々ありましたが、この曲とドラマCDが真の魅力をより広く伝えたこと、それを真Pの皆で勝ち取ったことは13年のP歴でも誇れることです。あとはリリイベさえ、リリイベさえ当たって平田さんから感想を聴ければ……。






私としては確実に死ぬと思っていたベルベットが犬死にもせず、未来への可能性がわずかながら残されたあのエンドは結構好きです。猪武者に見えて、使う言葉の数々がけっこう高尚なので割といいとこの出(没落したとか大戦で滅んだとか)っぽい?ベルベットが捨て犬状態からどうファイナルデイ様に拾われたのかとか、アイビー(杏奈)にその当時の自分を重ねたんじゃないかとか妄想は尽きません。ありがとう。



サービス開始以来ほぼログボ勢だったシャニをこの頃からちょっとずつやるように。
年度内開催が想定されるミリシタTDに備えた準備も本格的に開始。ただし12月の三回目は、去年と同様とはいえ集合日をゆくm@sに被せてしまい、怒涛の発表もあってうやむやのまま終了。これは反省しています。ひとまず感謝祭で発表なければ秋まではTDないので、安心できるっちゃできますかね……。適役さえあるなら、次は真のかわいいを突き詰めたい。
あと中村先生がご結婚発表した数日後の天橋立トークショーに行って、最速で直接おめでとう言ってきたりもしました。ライブでは言わないでほしいそうなので、みんなリスアニではいらんこと言わないようにしましょう。









そんなわけで駆け足でしたが2019年振り返り。来年再来年はアイマス予算を年100万まで増額して乗り切りますが、運動もちゃんとやります。年始からジム通うし。ぬーさんとすーじーにネタを読んでもらったので、ちゃんとロードバイク走らせます。それと数年ぶりに登山も再開したので。まあこっちは空に手が届く場所まで行ったりするわけではなく、ハイキングレベルの山ですが。
 
そういうふうにやることを傾斜させていくと当然比重を下げるものはあるわけで、当面は歴史クラスタとしての比重は下げることになります(ぶっちゃけ今夏から意識的に下げてましたが)。何もしないわけではないけど。アイマスは何度も書いた通りこの15thイヤーが今後ないであろう盛り上がりであるし、運動の方もかなり体に陰りが出てきて、いつまでやれるかわからないというのもあるので。時間経過で逃げるものを優先的に追っていこうかなと決めました。画餅のことは忘れてないし、三國志14はちゃんと買いますけどね。プレーせずにコーエー批判ってのも上述した言葉やスタンスと矛盾しますし。

そんなわけで、今年もお会いできたネコミミ于禁や華凉さん、川村一真さん、千秋楽太郎さんはじめいつメンの皆様、ここ一、二年でご縁のできたアイマスPの皆様、今年もお世話になりました。また来年も現地でお会いしましょう。2020年も何卒、よろしくお願いいたします。