紫電Pの雑記帳

ニコニコのブロマガ閉鎖に伴い移転しました。主にアイマス関連の記事を書きます。2021年9月以前の記事はブロマガから移行したものです。

【顛末書】なぜ私はミリシタのフェス予想で菊地真を外したのか。そして真は不遇なのか優遇なのか





 26日から始まったミリシタ秋のフェスで、新たに菊地真と木下ひなたのフェス限SSRが実装されましたね。さて、私は前回のフェス限予想記事で、Prの本命亜利沙、Faの本命律子、千早、Anがあるとすればひなたと予想していました。その上でこう言っています。







 2019年から様々な予想を当てたり外したりしつつも、今年は7thRのセトリ予想を含めてまあまあ精度の高かった私ですが、これは過去最大レベルの大外れです。
 今回は真Pでありながら「真のフェス限はありえない」と予想して担当案件でとんでもないやらかしをした件についての顛末と、余談についてまとめることにしました。


■なぜ真のフェス限はないと予想したのか


 繰り返しになりますが、まずはここから。真はフェス直前までに6枚のSSRが実装されていました。9月時点で、ミリシタでSSRが7枚実装されていたのは52人中8人。春香、静香、志保、恵美、朋花などなど、フェス限・SFY・SHSのうち2~3枚が実装済みという面々でした。なお6枚勢にも百合子のように、上述の三種がすべて実装済みという立場の子もいます。
 SFYはメインコミュ二周目が終わる3月で全員に行き渡り、SHSは7月末、遅くとも8月に全員が一周する見通しです(TCやJOVのような連動SSRが入る可能性があり多少のズレは予想されます)。
 9月の時点でフェス限未実装は18人。そのうち真は6枚勢でありながら、そのどれもが実装されていないという極めて特殊な立場でした。来夏までにSFYとSHSの2枚を必ず実装しなければならないことを踏まえると、それまでに真のフェス限が来れば真は最速のSSR9枚がほぼ確定します。まだSSR6枚勢が何人か残っているであろう時期に、です。恵美や美也たち、フェス限実装済みでまだSFYもしくはSHSを持っていない現7枚勢が連動系やSFYの後釜の枠のSSRをいち早くもらえればあるいはそれよりも早いか……というところですが、可能性はそこまで高くないと思われます。
 そのため私は真のフェス限はありえないと判定し、多くの予想勢も真はないと踏み……そしてご覧のあり様でした。返す言葉もありません。

 では、なぜ誤算があったのか。それは、連動SSRのカウントを読み違えていた部分が大きかったのです。


■唯一無二の、2枚のイベント連動SSR


 実は、真にはミリシタの52人で唯一の特徴があります。それは、楽曲イベント連動SSRを2枚持っているということです。
 
 楽曲イベントに連動するSSRは、これまでTB、TCに加えてTAの創造の計7イベントと、19年4月の「アイドルヒーローズ ジェネシス」でJustice OR Voiceが実装された際の8回×2枚実装されています。ミリ女もプラチナスターテールに合わせてSSRが実装されてはいますが、あれはSSRのメンバーとイベント楽曲歌唱・登場メンバーが違うので、扱いは下がります(なので瑞希はカウントされません)。
 真はその中で唯一、ヒーローズとTCの二度に渡って連動SSRをもらっていました。



19年4月、アイドルヒーローズの敵役「黒髪」と、


19年10月の「近未来アウトサイダー」のベルベットですね。ちなみにともに恒常です。

 これらの楽曲イベント連動SSRは、枚数としては他のSSRと同列に数えられるのではなく特殊カウントになるのではないか。これは以前から既に言われていました。
 SSR5枚目一番乗りはTCで連動SSRをもらっていた響、SSR6枚目一番乗りは同じくTCで連動SSRをもらっていた春香、SSR7枚目一番乗りはTBで連動SSRをもらっていた美也でした。もちろん、この三人は同じく特殊カウントとされるフェス限SSRも既に実装されていました。
 なお、TCの連動SSR持ちでありながらいまだ5枚勢である千鶴さんはどうなのかという質問もあろうかと思いますが、これはクルリウタが諸般の事情で大きく遅れたのが影響していると思われます。千鶴さんはまもなく6枚目が実装されるとみられますが、ここから一年以内にSFY、SHS、そしてフェス限が怒涛のように実装される可能性が高いので、そうなれば一気に8枚勢になりますね。

 ともあれ、私は楽曲イベント連動SSRのカウントを過大評価していました。1はないにしてもいいとこ0.75枚換算くらいのカウントじゃないの、と思っていたのが正直なところです。ただ今回の真のフェス限実装を見るに、あるいは0.5枚換算でもいいのかもしれません。
 ヒーローズの真と歌織さんのカードはともかく、TB・TC系のSSRカードは紛れもなく、担当Pたちが戦って勝ち取った報酬なのですから、戦果の分はある程度他の子を上回るのは間違いではないでしょう。とはいえ、ここのカウントを読み違えたのが最大の敗因には違いがありません。

 なお、真のミリシタでのカード実装枚数は、9/26現在でも52人中47位タイの21枚です。夏服SRが来るまでは最下位タイでした。トップの百合子が30枚、最少の子が19枚、グリー時代の資産のないかおつむ以外のミリオンスターズは概ね少なくとも25枚前後が実装という状況で、さらに真はPSTカードが52人中唯一となる1枚のみということを考えれば、SSR9枚一番乗りというのもある程度のバランスは取れているのではないかと思います。また、TCでベルベットの対抗候補だった「妖精」「メイド」も、当時の真Pサイドの発信の成果なのかはわかりませんが形を変えてSSRで実装されているのも一つの評価点です。
 ……26日の昼には9枚目最速がほぼ確実となることに「超優遇」とツイートしましたが、よく考えれば来夏でもPSTカードが1枚のままの可能性がまだあることを失念しておりました。ミリカンがいつ実装かにもよりますが、「サンセットブライド」などもミリコレSRで来るかはわかりませんし。

 他方、真を予想から外したもう一つの要因は、真に秋の曲がなく、edeNなど季節を選ばない楽曲も実装済みであることでした。しかし、実装されたのはまさかのMASTER PRIMALから「聖炎の女神」でした。



 過去に例のない、ミリシタでAS曲をASが新録でカバーするというものです。これは少なくともフェス発表前に読めるはずもありません。ただ、これまでユニットを組んだことのないひなたとのデュオは相性抜群で、とても良いものでした。今後も同様のケースで、思い切った楽曲の新録・実装に期待が高まりますね。

 ちなみに前例もあるのにカウント読み間違えただけじゃんという意見もあるかもしれませんが、5、6、7枚目一番乗りの時点ではSFYとSHSが両方揃う前の旧ローテなのでそこは当てにならないです。私に限らず、根拠付きで真以外を予想していた人も何人かそれに引っかかってるので……。



 いずれにせよ、以上のような読み違いがあり、私はフェス限予想を完全に外しました。弁明のしようもありません。よりによって担当案件でやらかすのは大恥の極みです。
 さすがに顔向けできないので、あらゆるアイマス関連の予想を無期限で休止しようと思います。少なくとも、北海道日本ハムファイターズ読売ジャイアンツの「無期限謹慎」よりは長く。

■余談


 いずれにせよ、個人的にはここ2年ほどの真は信号機・準信号機級の5人(ミリオンなら10人)を除けば比較的優遇されている部類かなと感じます。その前はミリシタに限らず諸々含めてちょっと……でしたが。
 やや優先傾向にあるグッズ展開や2年連続で人気投票一桁に入ったファミ通のミリシタ特集アンケ等を見る限り、比較的コアな層が強いとは言えるでしょう。ただ、私は単純な人気では13人でも52人でもちょうど真ん中か、良くてそのラインより一歩だけ前くらいと推定しています。
 ターニングポイントがTC勝利のように明確な形であったのかそうでないのかはバンナムのみぞ知るですが、現状では対象を絞らずに不遇と声を大に叫ぶとさすがに刺されそうな気もします。

 もちろん何をもってして優遇か、不遇かというのはPそれぞれの価値観と主観によるものが大きいでしょうから、絶対的定義をして強制をするのはナンセンスです。例えば私のフォロワーにもライブには一切行かないタイプの真Pもいますが、その視点に立てば平田宏美さんがブランドを問わずライブほぼ皆勤というアドバンテージが消えるわけですから、見え方がまるで違ってくるでしょう。ゲームのシナリオこそが最重視という方なら、他がどうなってもステラステージのようなシナリオだけは勘弁、となるでしょう。Ever Sunnyはともかくラビットファーは若干ながら賛否分かれていましたし、MTSでカッコいい系が来ても来なくても、また意見は分かれると思われます。属性とキャリアが広範にわたる真Pは、みんなまとめて納得するような展開はどうしても困難ですし、この問題はコンテンツやブランド単位でのそれと相似形と考えます。

 真自身に何を求めるかも千差万別で、演者サイドの真Pにしても、765ミリオン関係だけでも長谷川明子さん、浅倉杏美さん、山崎はるかさん、近藤唯さん、高橋李依さんが有名な真P(ファン)ですが、何を求めるかはやはり個々に違っています。アニメイトの47都道府県代表への選出やVOY@GER抜擢もありましたが、あれもどこまで評価するかは人によってかなり振れ幅があるでしょう。個人的にはBRUTUSの律子が悶絶するくらい羨ましかったですが、ああいう現実への侵食系も評価が分かれますし……。
 なので、一応古参としては今後見込まれる様々なことにも寛容でありつつ、せっかくの趣味は楽しめるように私自身はおおむね光属性でいたいなあと改めて思う次第です。


 個人的には今回のフェス限のカードはチェスをテーマにしつつ、真の両翼であるカッコいいもかわいいも取り込んでひなたの衣装とも対になるようにするというZZガンダムみたいなコンセプト山盛り感こそありましたが、SFYとSHSがおそらくいずれかの両極に振れることを考えれば、クールもかわいいも、というのはフェス限として落としどころなのかなと好意的にとらえています。私がミリシタの専用衣装で一番好きなのは最初のSSRのシンシアリー・マリーヌ、特に5凸の「++」ですが、いつの日かあれを超える衣装が出てくることに期待したいですね。

 それにしても、当面は真をセンターにするのが最適解という編成でスコアタできるのはいいものです。そのために貯めていたマスピも使って真が最大限活きるように編成をテコ入れしましたが、それだけの価値はありましたね。