紫電Pの雑記帳

ニコニコのブロマガ閉鎖に伴い移転しました。主にアイマス関連の記事を書きます。2021年9月以前の記事はブロマガから移行したものです。

そうべつりんごめぐり(壮瞥町)& ISF11サークル参加 &ミリオンチアーズ振り返りレポ

  

 

 

 

 先週の11月18~19日、北海道壮瞥町の木下ひなたコラボである「そうべつりんごめぐり」、個人参加としては初となる同人即売会イベント「IDOL STAR FESTIV@L 11」(以下ISF11)へのサークル参加、そして新宿歌舞伎町で開催されている「アイドルマスター ミリオンライブ! × namco TOKYO MILLION Cheers! with ASOBINOTES」(以下ミリオンチアーズ)に参加してきました。

 18日の始発便で大阪を発ち、新千歳から車で壮瞥まで往復し、その日の最終便で羽田に飛んで19日は朝からISF、そしてその後ミリオンチアーズに参加して終電一本前の新幹線で大阪に帰るという無茶苦茶なスケジュールの旅でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。以下、それぞれを振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

■そうべつりんごめぐり編

 

 私が北海道出身で、かつコミカライズのミリオンBCを好きなのは今さら言うまでもありませんが、この壮瞥町とのコラボにはどうしても行かねばならない理由がありました。

 

 私は21年夏のミリラジでBC9巻の感想を書いたメール拾っていただいた時にも言及した通り、壮瞥町の隣の隣の街の出身です。市街地間が90kmあろうが隣の隣です。そのため洞爺湖は子どもの頃から社会人になって一時北海道に戻っていた時期まで家族旅行、修学旅行や友人との旅行、自転車旅行などで何度も訪れたことがあり、壮瞥町内にある洞爺サンパレスに泊まった経験も片手では足りないくらいでした。

 そのため、コミカライズで直截にではないものの事実上「壮瞥町出身」と明示されたひなたと、壮瞥町のコラボが実現してほしいな……と、この頃から考えていました。

 

 その思いがさらに強くなったのは、翌22年1月、高槻市観光大使高槻やよいを起用した時です。このパターンならばコロナ禍が落ち着いた後、小さいながらも観光分野にはある程度のノウハウがある壮瞥町、あるいは洞爺観光協会レベルで、木下ひなたとのコラボができないかと思いつき、以下のようなツイートをしました。

 

 

 ありがたいことにこのツイートは15万インプレッションを記録しました。ここで具体的に企画財政課を挙げているのは、役場も少なくない部署でSNSエゴサをしており、ツイートがバズれば目に入るチャンスがあると考えたからです。もっとも、公式ルートではないので本来は何かをPRする時はちゃんとした手順を踏むのがいいのですが……。

 

 ですがこのツイートをきっかけに、町の地域おこし協力隊で今回の仕掛け人でいらっしゃるまえはしさんと交流が始まりました。

 

 

 

 この後しばらく、まえはしさんとはDMでもやり取りをさせていただきました。さすがに詳しい中身はお出しできないのですが、こちらからはざっくりと「高槻市とやよいのコラボ」「SideMのお仕事コラボ」「藤原肇と備前焼小町コラボ」の事例のお話と、ひなたとミリオンライブ、ミリオンBCについてお伝えいたしました。まえはしさんの方でも、BCを読んでくださり、また役場内でもBCを布教して木下ひなたの存在を職員に認知させてくださったそうです。

 私も直接お声はいただきましたが、今回のコラボのきっかけのお話で「コラボを求めるツイートを発見して~」というくだりで間接的に私の名前を挙げてくださったのは、そういったことがあったためです。その後も昨秋にミリオンが企業などとのコラボを募集した際には、僭越ながら壮瞥町の担当課と観光協会に、コラボ募集と木下ひなたについて公式ルートで情報提供をさせていただきました。

 ですがもちろん、公式の発表前に開催の情報などをいただくようなことはありませんでしたので、10月の発表時には飛び上がるほど驚いてしまいました。(ただ一応、昨年度末に当初予算案が議会に出された段階でそれっぽい新規事業の予算案があったのは認識していました)

 

 

 この日はちょうど今年のふるさと納税で取り寄せていた、壮瞥産のシードルで祝杯を挙げています。

 

 

 ここは強調しなければなりませんが、今回のコラボ実現への要望だけでも複数のラインがあったと拝察しております。9巻発売前から聖地巡礼に行っていた熱心なPさんたちがいて、その方々との交流やブログを見たのをきっかけにミリオンBCを読まれていた生産者の方がいたというのは、先日現地でとあるお店を訪れた際にもお店の従業員の方からお伺いしました。

 私も含めてふるさと納税でひなたの名前を挙げるPさんも複数いらっしゃいましたし、現地で職員さんに聞いたところではコラボ募集の際も「複数の」情報提供が町にあったということです。P側の草の根活動という範疇でも、あくまで私はその一部に関わっただけに過ぎません。

 何より、アイマス全体でも歴代トップクラスのコミカライズを創り上げた稲山覚也先生の手腕があり、壮瞥町バンナムの関係者の皆様が真摯に取り組んでくださったからこそのこのコラボです。

 

 

 

 ただ、肝心のイベントは当初はとても行けるとは思えない日程でした。

 

idolmaster-official.jp

 

 

 しかしながら、やはり長年希望していたコラボ案件が決まったからには声を上げていた者としても地元民としても、何としても行かねばなりません。期間中はAct-3の土日の連休を捻出するのにさえ苦戦するほどの繁忙期に入っており絶望的なスケジュールだったのですが、幸いISF11合わせで土日連休を確保できたので、期間最後の土曜に弾丸旅行をすればどうにかなります。

 

 

 

 18日早朝、私はISFの荷物も抱えて始発便で新千歳に飛び、そこから車で片道1時間半をかけて壮瞥町に向かいました。前日の豪雨で内陸の支笏湖畔経由のルートが直前まで通行止めになっていたため、登別・室蘭経由の海沿いルートを選択しています。

 

 

※ミリオンBC9巻より。下はモデルとなったAマートで、この東側にリンゴ畑が広がる。

 

 

 特に子供の時には何度も通った場所ですが、当時はリンゴ畑があるくらいにしか認識していなかったので、こうして改めて聖地巡礼の形で来ると感動もひとしおでした。

 

 

 

※道の駅内にあるそうべつの農産物直売所サムズ内にて。

※リンゴ畑のエリアには至るところにひなたののぼりが立っていました。

 

 

 

 スタンプラリーの拠点となっているミナミナさんには、SNSで盛んに紹介されていた通りひなたの関係する曲のMVが流れたり、壮瞥町りんご大使の木下ひなたがどんな子かという資料が掲示されていました。

 

 

 また、期間中に築かれた祭壇も、最終週ということでとんでもない規模に。この後さらに、パーソナルパブミラーまで奉納されたそうですね。

 

※お忍びで来訪した稲山先生の色紙も掲示されていました。

 

 

 

 メッセージボード。私も端の方に一枚書かせていただきました。この頃は初期のメッセージやP名刺はボードからあふれてしまい、一旦ファイルに収められていたとのことです。

 

 

 この後は直売所を巡り、生産者の皆様ともお話をさせていただきました。どの店でも温かく迎えていただけましたが、皆様が口をそろえていたのが「こんなに多くの人に来てもらえるとは思わなかった」ということです。もともとアイマスPの行動力はちょっと異質なところがありますが、担当Pやひなたが好きなPにとっては10年待ち続けた冠コラボですから、その感慨とかける熱意はひとしおですよね。
 この日購入したのは、定番の「ふじ」のほか「紅玉」「ぐんま名月」「ハックナイン」「シナノスイート」「おいらせ」の6品種。まだ全部は食べられていないのですが、これまで食べる機会のなかった「ハックナイン」と、お勧めされた「シナノスイート」は別格の美味しさでした。これはリピート確定ですし、特にシナノスイートは最優先で買いたいですね。これでも多少は料理を嗜むので、向いているという紅玉は焼きリンゴなどのスイーツにして食べてみようかと思います。

 正直なところ、近年は長く西日本にいたのでリンゴはさほど食べる機会はなかったのですが「リンゴってこんなに美味しかったのか!!」と再確認するいい機会になりました。壮瞥のリンゴは美味い。本当に美味い。

 

 また、リンゴ畑のエリアから離れたところにある壮瞥神社も訪れ、ちょうど掃除をしていた神職の方に許可を得てある場所を撮らせていただきました。

 

 

 何の変哲もない古い舞台ですが、これはミリオンBCにおいて夏編(夜想令嬢&北海道編)のクライマックスとなった壮瞥町のお祭りでひなたや可奈たちが歌ったステージのモデルです。何なら隣のプレハブまでそのまま。

 

 

 

 

 神職の方もミリオンBCとひなたのことはご存知で、アニメが放送中ということまで知っておられました(壮瞥町はテレ東系列のTvhが映るのでミリアニがリアタイできる)。

 こちらや農園、ミナミナなどで会った地元の皆様が一様に言ってくださったのが「来年も続けたい」という言葉でした。人口2000人強で予算規模はわずか66億の壮瞥町にとって、どの程度の集客があるかも読めない今回のチャレンジはかなりリスクのあるものだったと推察できますが、まえはしさんや町職員の皆様の尽力で地元の皆様がひなたを実の娘のように受け入れてくださり、また全国各地から訪れたPの皆さんも礼儀正しく町内を巡られたことで、町にとって未知の存在だった「プロデューサーさん」は概ね好意的に受け入れられたようです。また、町の方に伺ったところ、コラボ発表を機にPたちがふるさと納税をしてくれていることも把握していらっしゃるようでした。

 また、やはり今回のコラボ大成功の背景には、高槻市などとの自治体コラボの積み重ねがあったのも大きいと思われます。そういう意味でもこれもまた「後を行く誰かの道も繋ぐ」なのかもしれませんね。

 

 今回はAct-3やISFと会期が重なり、またコラボの発表も直前だったことで遠征組にとっては極めてシビアな日程でしたが、来年以降も何らかの形で続いていくのであればPたちもより参加しやすく、もっと充実した企画も可能になるように思えます。ささやかながらその発端に関わった一人として、今後も壮瞥町を応援してこの灯が消えないようにしていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 夕方はかなり冷えてきたので、最後にミナミナさんに戻ってヨツカド商店でシナモンなどのスパイスの効いたホットアップルソーダをいただきました。温かい炭酸飲料ですが、これはとても美味しかったです。

 

 

 

「コラボ実現に携わってくださった全ての皆様に感謝を。また来年、ここに来られますように」

 

 メッセージボードにそう書き残し、私は壮瞥を後にしました。本音を言えば久々にサンパレスに一泊して周辺観光もしていきたかったのですが、それは次の機会のお楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

■ISF11参加編

 

 実家にも寄らず(寄れず)に18日21:45発の最終便で新千歳空港を発って、私は羽田へ降り立ちます。

 

 

 ISF11へのサークル参加は、迷っていた際に千鶴Pのじょんさんに背中を押されて5月のISF10に弾丸旅行で参加し、回顧録出版についても賛成してもらったこと、ISF10で手に取った作画・浮さん、脚本・Subroさんの美也本の内容に感銘を受けたことで決断しました。

 

 内容はこの欄を読んでいただいている方にはご存じの通り、キャスティング投票の回顧録です。TC、MCで真陣営の中心メンバーの一人として活動し、成功もあればあわや敗因になりかけた大失敗もあった私ですが、活動の一区切りという意味で回顧録という形で記録を残そうと思っていました。

 

 合同誌には紫電P名義だけでもニコマス時代から何度も参加させていただきましたし、15年来の付き合いである河邑一真さんのサークルなどで売り子を務めたこともありました。ですが、単独で参加するのは初。本を発注するのも初。表紙を担当してくださった河邑さんにアドバイスをいただきながら、未知のチャレンジに挑みました。

 

 

 タイトルは「ある菊地真Pのキャスティング投票回顧録」。表紙イラストは河邑さん、デザインは真P随一のデザイナーである一ノ宮つぐみさんにお願いしました。ぺージ数はギチギチに詰め込むことで76Pに収めましたが、正直80P以上にしてもっとゆったり読める本にすべきでしたね……。

 今回の部数は50。頒布価格は通常700円、真P割引500円、イラストや資料を引用させていただいた方、取材などさせていただいた一部の方には無料という設定でした。同人誌制作に慣れた方ならわかるとおり、完売したところで印刷代とサークル参加費すら賄えない大幅な赤字になる設定です。実際には、これに加えてイラストとデザインのギャラで印刷費以上の予算規模になるわけですので……。

 ですが、キャスティング投票ネタで稼いだと言われたくないことや、これは真Pとしての一種の義務と位置付けていたため、意図的にこのような選択をした次第です。ちなみに後述する増刷分がもし全部はけても、総制作費には届かないように設定しています。

 

 

 ……ともあれ。ISF11のの新刊執筆はその日程や自分の蹉跌や失態を振り返ることになる内容も相まって極めてしんどい作業でしたが、作業終盤はニコマスの週間ランキングでブイブイ言わせていた往時の楽しさと苦しさを思い出させてくれました。何でこんなしんどいことやってるんだろうという思いとアウトプットの快感を同時に味わえるのは、やはりこの作業の醍醐味ですね。

 近年は古参ポジになって随分落ち着いたなんて言われますが、本業以外でも何かを作ることに打ち込む楽しさは30代半ばを過ぎてもなお楽しいものですね。今回の作業ではAct-3の予想動画とレポを書く余裕が一切ないくらいスケジュールがカツカツで、(締め切りが見えてこないとエンジンかからない私が悪いのですが)あの頃以来、8年ぶりに完徹もしました。さすがにしんどかった。

 

 今回は友人で表紙担当をしてくださった河邑さんとPurpurさんの二人の既刊新刊も預かっての参加となりました。765アホの子劇場シリーズと、朋花の成人向Pドル小説ですね(こちらの表紙はギリギリ見えていないので多分R-15くらいですが、念のためぼかし入れています)。

※サークル名は「かしわ天うどん」。

※設営。華凉さんにはポップが堅すぎるぞ公務員かとダメ出しされました。それはそう。

 

 

 この日は声優ライブだけでなく同人誌即売会でもベテランの華凉さんが売り子に入ってくださり、おかげさまで挨拶回りや来訪者の対応、新刊購入でスムーズに立ち回ることができました。予想外の出来事もあってサポートを受けてなおバタバタしてしまったこともあり、巡り合わせの悪さもあっていくつかのサークルでは狙っていた新刊を取り逃しましたが、これがもし全部独りだったらと思うとゾッとしますね。

 華凉さんとは河邑さんと同じくかれこれ約15年近い付き合いですが、改めて先達として年上の友人として、本当に頼れる方だなと思ったこの一日でした。そのうちがっつり御礼します。

 

 ありがたいことに開場の12時前からスペースには何人もの来客があり、ニコマス時代に大変お世話になった無罪Pこと六汁さんとも初めてお会いすることができました。初めて交流したのが09年なので、約14年を経ての初邂逅だったようです。すごい。

 

 開場直後には、名前は出せないのですが私がリスペクトしてやまない超有名Pさんが真っ先に来ていただき、とても感激しました。名刺を渡したご縁はありましたがまさか来てもらえるとは思っていなかったので「これでもう完売しなくても満足だわ」などと思っていたのですが……。ですが……。

 

 想像もしていないスピードで、新刊が減っていく。

 

 今回は50刷って、Act-4以降の取り置きや見本誌も除くと40部を並べていました。しかし瞬く間に取り置き分以外を売りつくし、やむなく増刷前提で取り置き分10部をテーブルに並べます……が、これもすぐ完売。約1時間で50部が売り切れてしまい、華凉さんの「100刷ればよかったのに」という声を聴きながらスペースで頭を抱えることとなります。ちなみに河邑さんから預かった分も余裕で完売でした。

 

 敗因としては、初参加で大量在庫を抱えるのを嫌って「下限」の数字で挑んだこと、そもそもこんなニッチな本を買う人が真Pでさえどれだけいるのかと思っていたことですが、真Pを名乗って買っていった方は実は半分ほどでした。これがまず計算外です。

 もちろん、私に面と向かって名乗りたくない方やたかだか200円のためにP名出したくない方もいると思うので一概には言えないのですが、他陣営で戦った方にも一定の需要がある本に仕上がっていた……ように見えたのが大きかったのかな、と考えています。個人名は出しませんが、真陣営との関係性を抜きに、MC各陣営で中心的な立場に見えていた方も何人かいらっしゃいました。立場は違えどあのしんどい戦いを戦い抜いた方々からお金を出してでも読みたいと思っていただけたことは、ありがたい限りですね。陣営メンバーの協力でそれに見合ったものは作れたと思いますが、読んだ方の心に何かが残る回顧録に仕上がっていれば幸いです。

 

 ちなみに回顧録ですが、ISF終了後の需要調査でも最低60部以上の需要があるとわかったため(つまり100部でも長期的には足りてなかった)、近日改訂版をさらに100部増刷することにしました。誤字脱字や一部の表現、まだリリイベやMCのCDの内容判明前に書かれた後書きを改め、まずは冬コミに参戦する河邑さんのサークルに30部ほど置いていただくことになっています。また、河邑さんはAct-4前日の2/23、東京都の蒲田で開かれる歌姫庭園にも参加される予定ですので、こちらにも置いていただきます(こっちは売り子で私がいるのが確定です)。

www.puniket.com

 Act-4にも持ち込みますが、基本的には真Pの協力者と事前申し込みのあった方の分しか持っていかない予定ですので、可能であればなるべく冬コミか歌姫庭園で手に取っていただけると幸いです。

 

 

 ちなみに河邑さんは冬コミでは私の布教の成果で初のミリオン本を新刊で出されるとのことです。もちろん765AS本もあります。

 

 

 

 今回サークルで置いた本は回顧録を除いてメロンブックスで通販が実施されています。Purpurさんの本は発行含めてうちで預かったので、かしわ天うどん名義となっています。まだ残部あるとのことなので、成人済みでご興味があれば是非。

 

あなたに撮られたい(Purpurさん作 朋花・Pドルもの成人向小説、イチャラブ)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2155743

 

自身がターゲットのドッキリの企画書を偶然見てしまった天海春香は(河邑一真さん作 春香メインのコメディ、電子書籍ありでセール中)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1995477

 

765アホの子劇場W(河邑一真さん作 おなじみ765AS四コマ)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1154821

 

765アホの子劇場WW(同)

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1567689

 

 

 なお、回顧録はメロンで委託する予定はありません。私の拘りで今のところは対面限定です。

 

 

 

 

 

 

 

 今回は結構取りこぼしたのですが、それでもこれはという新刊はかなり確保できました。帰ってきてからも当然今日まで無休だったのでまだ半分も読めていないのですが、このブログを書き終われば多少時間もできるので、来週までには何とかしたいですね。

 

 お土産・差し入れもたくさんの方からいただきました。壮瞥のりんごどら焼きとりんご寒天は準備していましたが、明らかにもらいすぎなくらいに頂いてしまった方もおり、何と言うか申し訳ありません……。ISF10の時は往路はリュックが空だったので私自身も大好きなとらやの小形羊羹(小分けタイプ)を大きめの箱で買って準備していったのですが、次回はあれくらいは用意したいですね。

 

 ともあれ、サークル主として参加した今回のISFは本当に楽しい経験ができ、改めて何かを創ることの楽しさを思い出すことができました。また、いつも現地で会っている方からコロナ禍以前ぶりの方、初めてお会いする方まで多くの方とお話しすることができたのも幸甚でした。開会一時間後あたりからは想定外のスピード完売で動揺したのと蓄積した疲労のせいで露骨にバテ気味でしたが、これはもう仕方ないですね。もうちょっとキレキレの喋りをしたかった……。

 

 ISF12の現地参加は来年度の勤務地と役職次第なので、判断は年末の内々示待ちです。もし地方拠点の管理職に昇進とかになるとほぼアウトですね。

 と言うか、そもそも何をやりたいかもまだ決まっていないのですが……ただ一つ言えるのは、08~15年のニコマスの連載完結(外伝は17年)と、17年秋に浮華事件と正始政変をテーマにした企画でシナリオが破綻して挫折したのを経てかなり小さくなっていた創作への熱意の炎が、今回で蘇ってきた気がします。それがどういう方向にアウトプットされるかはまだわかりませんが。

 

 ISF12は「悪役?令嬢合同」とかあったら面白いんじゃないのと思う一方で、次回スケジュールだとおそらくCD発売からISF12当日まで2ヶ月しかないんですよね。これは合同やるにはちょっと厳しいところですか。夏コミくらいなら猶予も十分で熱が冷める前の丁度いい時期なんでしょうか? ほぼ確定で物語の掘り下げがあるリリイベが7~8月にあってもおかしくないのもまた怖いですが。

 

 

 

 

 

■ミリオンチアーズ編

 

 体力的にはもういっぱいいっぱいだったのですが、華凉さんと軽く腹ごしらえをした後、帰りの新幹線までの空き時間を使って私は独り新宿・歌舞伎町に向かいました。

 

 

 担当ダブル案件であるミリオンチアーズは、上京しているなら回収は必須の案件です。まあ独り打ち上げでバーッとやりますか、くらいの感じでコスパとか考えずに来訪しました。

 コロナ以前はリリイベも開催していた歌舞伎町の治安の悪化ぶりは聞きしに勝るものでしたが、それはそれとしてnamco TOKYOはインバウンドも多く、独特の雰囲気がありました。アイマスイベントがなかったら私が来るようなところではないですね。

 

 

 ミリオンの会場は、ISFのあったこの日も席に多少の余裕はある感じでした。グループで来ている方もいましたが、ソロ参戦もかなり多かったですね。

 

※写真は正式な開演より20分以上前。最終的にはテーブルの2/3近くは埋まっていました。

 

 

 ほとんどの時間はミリシタのMVなどが超大画面で流れているため、それを観たり撮ってるだけでも楽しいものです。全部で二十曲くらい?は流れており、また投票で映される曲が決まる要素もあったので退屈はしませんでした。

 

 

 来たる765ミリオンスーパーライブではJOVもですがまずは星屑オリメンを頼みますよ梅木P、わかちこP、あと決定権ないっぽいけどJUNGO。

 

 ちなみにコラボメニューはこんな感じ。 

 

 

 場代も乗っているので、値段の話をするのは野暮ですね。ミニゲームも含めて、そういう場所ですから。

 ちなみに私は真のメニューを頼んだのですが、当初はマフィンが朋花のものを出されるという提供ミスがありました。

 

 私的にはある意味OKなのですが、指摘したところほぼ食べ終わっていた他のメニューまで全部作り直して出していただくことに。マフィンだけでいいと伝えたのですが「写真も撮られると思うので」とのことでした。当初は混乱もあり今一つの評判でしたが、この日はスタッフに余裕があったのか経験を積んだおかげか、サービスは全体的に丁寧でしっかりしていたと思います。異次元フェスで上京する方は、ものは試しで行ってみるのも悪くはないかもしれません。最前はともかく、両サイドや後方席ならグループで行っても会話に支障はないと思います。

 

 ところで12/17の小岩井ことりさん出演のミリオンDJイベントは…………はい、応募しました。いやキャパ的に落ちるとは思うんですが。

 16~17日は12月、1月の土日で今のところ唯一自由に使える日なのと、ニコ生でも話しましたが私の担当概念というかハンターハンターで言うところの制約と誓約的に、小岩井ことりのDJイベントならわざわざ遠征しないんですが天空橋朋花小岩井ことりとして出てこられると可否はともかく費用ガン無視で応募マストなんですよね。異次元フェスみたいに(Act-3とISF休暇の代償ですが)配信リアタイ視聴すら不可能なスケジュールだったら早々に諦めがつくのですが。

 以上、すごい早口でお送りしました。

 

 

 

 ミリオンチアーズの滞在時間は約2時間。最後に例のミニゲームでは一発で真を呼び出し、無事に真のグッズを当てることに成功しました。やったぜ。

 そして急いで東京駅に戻り、新大阪行きの新幹線に飛び乗ってムチャクチャなスケジュールの旅は終わったのでした。

 

 

■終わりに

 

 今回の遠征をもって(まだDJイベ次第ですが)年内のスケジュールは完結しました。振り返ればMOIW、ミリオン9th、10th Act-1~3、Dreamin' Groove、ISF10に加えて今回でアイマス関係は8回目の遠征となり、ライブとミリアニの円盤購入、MCの課金に今回の制作費も含めるとアイマス予算がとんでもないことになった年でしたね。イベントは首都圏民だったら大半は日帰りできたのに……。まあこんなんでも今年一年で資産はちゃんと微増したので何にしてもヨシ!

 

 まだミリシタ内のイベント、リリイベはありますが、昨年末からずーっと悩みの種であり最優先の課題でもあったMC関連もこれで一区切りです。もちろんまだ回顧録の改訂増刷やイベントでのお渡しもあれば、もし誰もやらないなら来夏?のリリイベで公爵真と平田さんのフラスタないし楽屋花企画は主催したいところですが……。

 来年はミリオンスターズ39人集結のAct-4、前橋のゆきまこライブ、そして来年度中には十中八九アレとアレもあり、アイマス20thを前にまだまだ楽しめそうな雰囲気です。ミリオンのコラボの残弾もまだあるようですが、コラボの有無はともかく来秋にももう一度壮瞥に行けたらなお良いですね。

 

 冬コミはともかく年末には華凉さんと恒例の一年の振り返りニコ生もありますので、そこでまた色々とお話しできたらいいなあと思います。

 

 

 ここまで一万字強、読んでいただきありがとうございました。壮瞥リンゴはいいぞ。