紫電Pの雑記帳

ニコニコのブロマガ閉鎖に伴い移転しました。主にアイマス関連の記事を書きます。2021年9月以前の記事はブロマガから移行したものです。

スタマス発表を9.18になぞらえることへの違和感と、新展開への思い【スターリットシーズン】

(2/9 19:40 末尾に補足を追記、2/10 2:00 9.18の部分で本文追記)



アイドルマスターシリーズの据え置き最新作「アイドルマスター スターリットシーズン」が発表されて半月が経った。1月30日には坂上Pと久夛良木Pのインタビューを含む、ファミ通の特集記事も出た。





さて、アイマス新作発表時はもはや恒例だが、今回もまた大きな波紋があった。ゲームは越境形式だったが、SideMがプレイアブルにならなかったことや公式側の対応が拙かったことなどを理由に、SideMをプレーするユーザーを中心に激しい批判の声が上がったのだ。


ニコ生での発表や説明が拙かったことは賛否を問わずどの立場の方も一定程度の同意はあるだろう。まだゲームの一端が開示されただけではあるが、SideMユーザーの怒りも十分に理解できるし声を上げてよいと思う。
ただ、今月でアイマスP歴14年目に入り、かつて「9.18事件」と呼ばれた2010年の出来事をリアルタイムで体験した人間としては、今回の一件を9.18の再来だの過ちを繰り返しただのとする言説には、いささか違和感が拭えない。




この記事では、もう少数派になってしまった当時からのアイマスPとして、当時のこと、そして今回アイマス公式がそれを踏まえて何をしたと考えられるか、ということを記していきたい。
もちろん、年末の記事でも上げたように、私の考え方を誰かに押し付けるつもりはない。ここまで肥大化してしまったコンテンツだからこそ、古参ほど「Not for me」を貫くべきだと思うし、そもそもそんなことで言い争っても何の益もないのでブルーオーシャンで布教でもやってた方が有益である。したがって、私のこの文章も自己満に過ぎない。

だからこそ、以下の前提を違うと思う人はさすがに時間の無駄になると思うので、ここでUターンされることをお勧めする。


1.過去、据え置きアイマスは原則765ASのシマであった
2.今回はあくまで「アイマス据え置き新作」との触れ込みだった









◆そもそも、9.18事件とはなんだったか





端的に言えば、2010年9月18日の東京ゲームショウ2010とその直後の発表で、アイドルマスター2において水瀬伊織三浦あずさ双海亜美秋月律子の4人がプレイアブル(プロデュース)対象から外れることが明らかになったことに端を発する大炎上である。翌2011年に発表されたアイマス2そのもののシナリオが賛否を呼びやすいものだったこともあり(雪歩シナリオなど評価が高いものもあるが)、東日本大震災を経た11年春まで界隈は荒れっぱなしだった。7月から始まったアニメ版アイドルマスターが、アイマス2の設定をベースにしつつも傑作だったこと、同年11月に始まったシンデレラガールズが独自路線で成功したことでアイマスはさらなる拡大期に入ったが、アニマスが失敗していれば、2010年に演者に示されていた区切りとされていた2015年の10thで、コンテンツそのものが終焉に至っていてもおかしくなかった。

原因は複合的なものであるが、大まかに言えば竜宮小町ら4人の非プレイアブル可、それに対する公式――ガミPこと総合Pの坂上陽三(以下、登場人物の敬称略)と、ディレ1こと石原章弘ら公式側の誠意を欠いた対応が挙げられる。副次的要因としては、4人の非プレイアブル化と同タイミングで発表された、ライバルユニットのJupiter(ジュピター)3人の登場も燃料となった。最近ではジュピターは批判対象ではなかった、とする言説も見られるが、残念ながら事実誤認である。これについては、もう少し詳しく説明する必要があるので後述する。


さて、これを読んだだけであれば「なんだ、やっぱり同じじゃないか」と思う方もいるかもしれない。では次に、関連する事柄を時系列にしていこう。



2010年3月
THE IDOLM@STER MASTER SPECIALの最終作「SPRING」が発売し1st visionが完結。このCDとドラマCDは前年冬に録られたが、アイマス2アニマスなど2nd visionの展開が決まった後の収録だったとされる。ドラマCDのラストは、2ndでの大きな変化も想起させるものだった。収録時期では、アケマスから約5年間雪歩を担当した長谷優里奈の降板前最後のCDとなった。

・7月3-4日
過去最大規模となる幕張メッセイベントホールで開かれた5thライブで、アイマス2のPVが公開される。内容は13人全員がThe world is all one !!を歌うPVで、2日目のPVでは萩原雪歩役の交代が発表。PV明けに浅倉杏美が登場し、坂上Pとともに挨拶する。

・9月18日
この時は竜宮小町というユニットが出るということまでは認知されており、プロデュースできないのでは?、という疑念が上がる中、イベントに坂上P、若林直美下田麻美沼倉愛美原由実浅倉杏美が出演。前述の発表内容、また坂上が降壇し演者が矢面に立たされる形の構成になったことで、いわゆる「声優の盾」と呼ばれる忌まわしいワードが生まれるきっかけになってしまった。

その後、アイマスユーザーの反発の声、ニコニコ、2chを中心に多かったアイマスアンチの荒らし、これ幸いと嗅ぎつけてきたはちま、jin、やらおんなどのアフィブログの際限ない煽りにより、無関係の人間が大量に火事場に流入し事態は収拾がつかなくなる。古くからのアイマスPがアフィブログやそれらの記事に言及する人間を蛇蝎のように忌み嫌うのはこれがきっかけである。

・11月~
THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2のFirst seasonが順次発売。非プレイアブルの4人は当初含まれていなかったが、約半年後に2nd seasonとして発売される。

・2011年2月24日
アイマス2発売。全体的に物議を醸しがちなシナリオだったこともあり、また反発の声が上がる→アフィブログにより燃える→のコンボが発生する。半月後にはそれどころではなくなったが。ただし、4人を一部プロデュースできるようになったPS3版も含めれば、アイマス2は前作を大きく上回る計約17万本が売れたとされる。


◆9.18の背景には何があったか。



まず、公式側から振り返ってみよう。当時から現職であり続ける坂上Pがこの件に触れる機会は少ないが、この記事でも度々登場するディレ1こと石原章弘は、バンナム退社を前にした2015年12月にこの件について踏み込んだ発言をしている。

まず、4人の非プレイアブル化は少なくとも石原は反発したとされる。退社前なので好き勝手に言ったという見方もないでもないが、退社後も坂上Pとの関係は継続していることから、誰かに責任をなすりつけたわけではないのだろう。

石原は語る。アイマス2はアニメ化を前提、並行した企画であり、そのためにも竜宮小町やジュピターはあの当時のアイマスに必要であった、そのことには納得していると。ただ一方で『自分の言葉の中に「本音・本心」に近い言葉が混じっていないので、説明する言葉に強い「説得力がない」「誠実さがない」と自分でも感じていました。正直に言うと、僕自身もアーケード版を企画し、自分で産み育ててきたアイドルを「完全なプレイアブル」にできないこと、TGSの時点ではまだ納得しきれていませんでした』とも述べ、ユーザーに不誠実な対応をしたことを詫びている。

このことには概ね嘘はないとみられる。例えば三浦あずさは、ASの生みの親である石原が、たかはし智秋の演技と歌唱力に惚れ込んでオーディション前に後付けで作り上げた思い入れの強いキャラクターである。(たかはしのLLCでの発言を聴く限り、AS初期メンバーの演者では事実上唯一のスカウトとみられる)上に抵抗したが及ばず、4人がプロデュース対象から外れるなど誠実な対応ができなかった、とも述べており、そうしたキャラをプレイアブルから外すのは断腸の思いであっただろう。
ただ、当時のバンナムの社風であったとされる極端な競争原理主義成果主義を反映したような商売手法のいくつか(CD歌唱メンバーを人気投票で決めると発表、反発を受け後に撤回)は、後にシンデレラで活用されたシステムなのでおそらく石原が積極的に採りたがった可能性は高いが。

また、初期から現在まで活躍しているある中核スタッフは、SNSでジュピターが08年から企画されていた、また他者からスタッフに預けられていたと明らかにした上で、9.18当日はこれから起きることを覚悟して泣きながら現地に向かったと書き残している。これらのことから、誰かは不明だが「上」とのぶつかり合いを経て2の仕様(とアニマスの骨格設定)が決まり、抗しきれなかった開発陣は炎上を想定しながらも突っ切るしかなかった、と考えられる。

石原は『急激に規模が大きくなっていったアイマスは、ここでいろいろな思惑がぶつかりあってしまったんだと、思います』としている。バンナムの中では色物弱小コンテンツでしかなかったアイマスが予想外の急成長を遂げ、DLCやCDの好調、5000人を超える箱でのライブをできるまでになったことで社に儲かりうるコンテンツとして見出されアニメ化まで決まった一方、当時の石原ではどうにもならないことが起きた、と判断できる。

一方で、この事件から石原は『自分の納得出来ないことはやらない』と覚悟を決めたとしており、その後企画が立てられたシンデレラガールズでは反発を押し切ってあのコンセプトを通している。個人的には首肯したくないが、9.18での挫折がシンデレラガールズの成功を生んだと言われたことがあるのはこのためだ。



さて、対するファンサイドである。

当時のアイマスは、07年の家庭用無印と発売と同タイミングで隆盛したニコニコ動画と切っても切れない関係にあった。コミュ動画や08~09年ごろをピークにニコニコを席巻したPV動画、ゲームのプレイ動画などと組み合わせたim@s架空戦記、いわゆる紙芝居のNovelm@sterなど、プロやセミプロだけでなく動画編集経験がない素人でさえ参入でき、しかも大量に素材が転がっているためゲーム未所持者でさえ動画を作れてしまうという異質な状態であった(実際、私の知る範囲でも10万再生を獲るような人気投稿者でさえXBOXやゲーム本体を持っていない人が複数いた。今さら蒸し返さないが)。

当時は今と比べればアイマスの展開などごくわずかで、公式の供給は少なく、ムーブメントや溢れる作品愛を注ぎ込む先は二次創作しかなかったのもある。アイマス公式はその想定外の――今風に言えばバズを最大限活用し、そのために音源丸上げのような動画を除いて著作権については見てみぬふりをした。どころか、多くのメンバーが見ていたニコマスの盛り上がりに言及したり、また最古参メンバーの一人であったある演者に至っては、特定の人気動画シリーズについてツイートしてしまうこともあるほどだった(さすがにすぐツイ消しされたが)。この頃のライブが前例も実績も少なくまだ手作り感あふれるものだったことも含め、ともかく牧歌的な時代であった。

しかしながら、この時はその牧歌的な空気が滅茶苦茶になった。ニコマスアイマスユーザーのメインのコミュニティである一方で、コメントが容易に消えなかったり当時の2chなどの掲示板以上に荒らしやすかった仕様だったことも災いし、大荒れからのお気持ち表明動画や掲示板上での感情任せの言葉のぶつかり合い、愉快犯的な煽動で泥沼になっていく。残念ながら、まだコンテンツもユーザーも若く、強固な紐帯もなく、そもそもの数も今より少なかったことも災いした。別のコンテンツで言えば軍艦やパークでもそうだったが、火事場に大量に無関係の、あるいは関係の薄い野次馬が押しかけ、あるいはさらに火をつけると、本来のユーザーの存在感はますます小さくなる。




直後のラジオで天ヶ瀬冬馬役の寺島拓篤が出演し(ああいう配慮のできる方なので、当時も相当慎重なスタンスだったと評価されているが)、また沼倉愛美が好意的な反応をしたことも火に油となった。これもジュピター叩きの要因になってしまったところであり、ここでもアイマス公式と坂上Pは演者を守れなかった。さらには4人のプロデュース可とジュピター排除を求めた署名活動まで持ち上がり、実際にお金を落とすユーザーがどの程度いたのかはわからないが署名を集めて提出するという騒ぎまで持ち上がった。アイマス2やジュピターを肯定的に見ようものなら四方八方から罵声が飛んできかねない騒動の中、公式は演者への誹謗中傷や罵倒をやめるよう声明まで出したが、すぐに鎮火までには至らなかった。

Twitterも今ほどの定着度はなかった時代だが、SNS掲示板で際限なく自分の不満と同質の、あるいは納得できるベクトルの意見ばかりを収集し、偏った意見だけを取り込んでモンスターになってしまう方も、残念ながらいた(この手の話に限らないが)




こうした騒ぎの中、直後から人気トップクラスも含めて相当数の動画投稿者が連載を中断したりシリーズを削除することが続くことになる。また、言及がなくとも長期的にモチベ低減→連載中止につながった投稿者もいたことも想像に難くない。ニコマス自体が爛熟期である意味「辞め時」とみた人もいるとは思うので、一概には言えないが。


ニコマスで08-15年まで連載をしていた私も、当時はコミュニティが崩壊していくのを見てヤケ酒を飲むほどだったが、こういう発言をするくらいには連載中止や削除がつらかったし、このままコンテンツが終焉に向かうと思っていた節もあった。外れて良かったが。


また、アイマス2に関連する(と認定されたものも含む)二次創作やイラスト群も、アイマス2を肯定するのかと槍玉に挙げられることがあった。これは火勢が鎮圧に近い状態になった後も終わらず、結果的に創作をストップせざるを得なくなったケースもあるなど、アイマス2ネタを使うことが創作サイドにとって多大なリスクだった時期が少なからずあった。これらに関しては、残念ながらユーザー同士の内戦の色が濃かった、と記憶している。今では所謂「あまあま」コンビのイラストなども普通に描かれているが、アニマスくらいまではやろうものなら焼き討ち対象にされていたのが現実だったし、それがわかっていたからこそ当のアニマスでも接触には慎重に慎重を期していた。








ともあれ、どこまで企業の利益につながっているかも読み切れない、実態の不確かなニコニコでのアイマスバブルはこの辺りから緩やかに下り坂へと向かい始める。また、これを契機にアイマス公式も、実際に金を落とすユーザーとも石原風に言えば「緊張感」を持った関係を意識していくこととなり、野放図で牧歌的な時代が終わることとなる。



◆だからこそ、9.18と今回は違う





駆け足で昔を振り返ったが、ここからは今回の件が当時とどう違うかを一つずつ考えてみたいと思う。


まず、一つ目。

あの時は、SP美希や雪歩の演者交代などで蓄積した不満はあったものの、それは9.18で発生した不満に比べれば相対的に小さなものだった。トリガーも燃料もあくまで、あの日と直後に発生した出来事だ。

対して、今回の一件は、SideM側のこれまでの展開で蓄積した不満が燃料であり、あのニコ生はトリガーのみであったと推察する。私はMについては曲とアニメ履修だけだが、フォロワーにゲームをプレイしている層も多いのでどういう点が不満かはしばしば伝わってくる。その不満には理解を示すし、その不満があったからこそトリガーになったのだろう。ただこの辺りは記事の主題ではないので、何か言うことはない。


次に、経緯の違いがある。アイマス2の際は、全員が登場しプロデュースできると受け止めるPVを発表してから、二ヶ月経っての事件であった。MSSの思わせぶりな台詞もあってアイマス新作がどうなるか不安に思っていたところに、全員登場のPVが届けられて(雪歩の件はともかく)安堵したユーザーも多かった……からの、続報でのアレである。そりゃ荒れようというものだ。

対して、今回は5ブランド越境ゲーと銘打たれていたわけではなく、後述するがおそらく数年前に一度潰えた企画を叩き直して出してきたものだ。9.18の再来と言うならば、PVでジュピターかドラスタを登場させた上で、4月に非プレイアブルだと発表しながらその演者を壇上に上げるくらいしてようやく再来と言えるだろう。

ただし、15thPVをニコ生冒頭に流したのは論外の悪手と言える。あれは5ブランド合同との誤認を招くので厳しく批判されて然るべきだ。





では、9.18で厳しく批判された公式の態度……今回で言えば坂上Pと久夛良木Pの対応はどうだったか。



ファミ通インタビューにおいて、坂上Pは876と315プロからのプレイアブル出演を明確に否定している。『今回はプロジェクトルミナスを中心に考えているので、彼女たちを描くことに注力します。なので、期待には応えられません』とだ。私の知る限り、坂上Pは「まだ言えない」「余地があるので言えない」「そうだけど今は公表しない」という場合、このインタビューで玲音と詩花について聞かれた時と同様に「ノーコメント」を使うので、これは最終決定と言えるだろう。また、久夛良木Pはニコ生同様、「できるかぎりという思いはあるので、一部のアイドルは何らかの形で登場させたい」としている。

実際問題、SideMがメインのユーザーでさえ、まったくの同列で315プロのアイドルが他4ブランドの子たちとステージに立つと考えていたのは少数派だったのではないかと感じている。

客観的な視点として、一体につき数百万とされる最新モデルの制作にしても、男性モデルと女性モデルの共存は容易ではなく、アイマス2のジュピターくらい「寄せて」ようやくである。また、モデルの作り方が変わればダンスモーションの流用はできないし、何より歌い分けの問題がある。その上で出せても数人であれば、起用することでの期待値と天秤にかけてもこうならざるを得ないところはある。石原は退社直前までしばしば予算が少ないと愚痴っていたし、アイマス生みの親の一人である小山順一朗(コヤ所長)の回顧からしても、バンナムは稼ぎの柱であってもそこまで大盤振る舞いしてくれないらしいが。

それらを度外視して出せてもその分のプレイアブル人数が減るのなら、例えばデレミリシャニ枠が圧迫されたとユーザーに認識されたり、ありえない仮定だがASメンバーをそぎ落とした場合、それこそ想定されるのは9.18の再来であり、継続購入ユーザーだけでなくかつてと同じような構図で、M側への猛烈なヘイトが押し寄せかねない。そうなると起きるのは内戦である。そういう意味でも、リスクは冒せない……となる。

むろん、これは理屈と算盤の問題であり、どのコンテンツを重視しているかで違うユーザーの感情の問題とは別である。





「インタビューでこういうふうにハッキリ言ってくれたら荒れなかったのに」



30日のファミ通発売後、そうしたツイートを散見した。坂上P自身は少なくとも表向き、ああいうヘラッとした感じのキャラクターではあるが生き馬の目を抜くような当時のバンナムを泳ぎ切ってきた人物だ。残念なキャラ性と令和の時代にはかなり古いコンプライアンス感覚については今更ではある一方、そうした意見が出ることなど百も承知だっただろう

そもそも知らない人も多いだろうがアイマスのニコ生は原則リハーサルありである。ニコ生のあのやり取りは演者も含めて放送前に一度やっているのだ(毎回かは不明だが、ミニコーナーのゲームすらリハをやっている)。そうした中で、かつて批判されさんざん痛い目をみた坂上Pが、越境において自身と久夛良木Pに風当たりが強くならない立ち回りを考えなかったはずがない。ではなぜ敢えて、自分が矢面に立って集中砲火を受けかねない行動に出たのか。


これは、ニコ生より先に実施されているはずのファミ通のインタビューも踏まえれば明快である。彼は10年前の過ちを繰り返さず、自らの体を張って演者への飛び火リスクを極限まで下げたのだ。



坂上Pは、今度こそ壇上の演者を守った




あの日のニコ生には、ASから中村繪里子天海春香)、デレから佳村はるか城ヶ崎美嘉)、ミリからMachico(伊吹翼)、そしてシャニからは河野ひより(小宮果穂)の4人が出演した。中村がSideMの件について舌鋒鋭く質問する場面で、喝采を送ったり溜飲を少しは下げた視聴者もいただろう。アイマスのセンターは、中村繪里子はSideMのことを見捨てたりしない、と。

だが、坂上Pがファミ通のインタビューのように、あるいはもっと踏み込んでMの不参加についてより納得される形で、あるいはより理詰めで言及していたらどうだっただろう。まず、中村の当該の質問はなくなるか、かなり弱いニュアンスとなる。
公式サイドは隙の少ない対応をした。しかし不満のあるユーザーはまだ相当数いる。その濁流は一定程度公式にも向かうが、それがすべてではない。ではどこに向かうか。


出演した演者である。



頭に血が上ったユーザーというのは、個人の人間性にも左右されるが苛烈な言葉遣いを厭わない。そしてそれを見て、さらに煽ってやろうという輩が口汚い言葉を使い、それをアフィサイトなどが拡散して収拾がつかなくなる。かつては、そんな経緯で「可能性を生み出しただけでアウト」なるユーザーが言ったかもわからない言葉まで生まれた。

10年前を念頭に置いた最悪の想像ではあるが、中村には「寺島を同志とか言っておきながらM不参加に何も言わないのか」「それでもアイマスのセンターか」と罵声が飛ぶだろう。発表時期的にSideMを飛び越して参加した形になるシャニにもその矛先は向かい、河野に対して「Mを差し置いておきながら何ニヤニヤしてる」といった声がぶつけられる。考えすぎと思うかもしれないが、残念ながら集団としてのアイマスユーザーには前科があり、上記のように囃し立てる層も、より過激に煽る非ユーザーはどこにでもいる。


それを想定する企業広報の視点に立とう。どう転んでも不満が出る案件で会見や発表会、パネルディスカッション、あるいは株主総会があるとする。せめて特定のステークホルダーのリスクを極限まで下げたい、その時どうするか。
定番の一つが、誰かが批判される役に回り、第三者に批判させたくない側からそれを指摘させる、あるいは株を上げる行動をさせるのである。おそらく、そうした案件に関わったことがある一定程度の年齢の方であれば、同じ考えに至った方もいるだろう。


失敗すれば茶番劇になるが、中村なら台本を作らなくてもそうしていたであろう実績ある人物だったこともあり、結果を見ればリスク管理は成功だった。批判は坂上Pと久夛良木Pに集まり、笑いありのお楽しみコーナーやゲームへの期待を語ってなお、出演した演者への飛び火は私の観測範囲でほぼなかった。おそらく頼まれなくても質問はしていただろう中村の協力を得て、9.18の再来は意識的に回避されたのである。

なお、12月のツイートを今回の件に結び付けるのは早計だろう。我らが中村先生は相方と違って意味深ツイートの尻尾出さないので確かめようはないけれど、多くの舞台やラジオ、イベントを抱えている身だ。直近も成立しなかった企画や終了することになった番組もある。時系列的にも、今回の件だとするにはやや遅すぎる。


……というかこれは公式も悪いんだけど、仕方ないとはいえ何かとセンターオブセンターに比重かけすぎるから春香も繪里子もその役割に縛られて個を出しにくくなってるのは何とかしてほしい。最近はぬーさんが多少分担したりと工夫している節もあるけれども。



余談だが。
Mの5thライブをあの10thと同日程のメラドで開催するというのは、寺島の当時の発言を踏まえればバンナムの最高に粋な采配であり、15周年に重ねたAS単独ライブの日取りと同様、コスト度外視でコンテンツのアニバ―サーリーを重視する公式の姿勢を改めて示したものと言える。去年はバンナムフェス初日で東京ドームを仕切り、そして翌年はこれ以上ない酬いとなる場所でのドームライブ。たとえドームというのが詐欺と思えるレベルの、地獄の窯のような暑さで交通も不便な箱であっても、正直羨ましい。
発表の順番が逆だったならばもう少し違う結果だったのでは……と思うが、ただの朝三暮四で終わった可能性もあるので、こればかりは何とも言えない。







◆不満が出ない発表は不可能だった




では、そもそも不満が出ないような手法はできたのか。いくつか考えてみたが、越境というコンセプトが前提にある以上はおそらく無理である、と言わざるを得ない。
ここまで肥大化し、ユーザーのベクトルも利害関係も四方八方に向かっているコンテンツではどう転んでも以下のようになるのが目に見えている。





スターリットシーズンは10thの頃のスリースターズを背景としていること、また久夛良木Pから「現在の開発チームと本格的に動き出したのは、17年夏ごろ」と明言されている。ステラステージの開発中だ。しかも、この発言であればそれ以前から企画そのものはあったと読みとれる。
企画が遅れに遅れ、そうこうしているうちに途中でシャニマスのサービスインで現在の形になったのは間違いない。その背景は、坂上Pが18年6月のミリシタ1周年イベントで「技術検証の一環」として出してきたこのPVからも読み取れる。



ミリオンアニメ化への布石の可能性もないでもないが、このPVはどうもスタマスの原型か試作品のように見える。今のところ他にこの技術を活用している場面もないので、これはスタマス開発途中の副産物をアウトプットしたとみるべきだろう。

そして、スリースターズでの展開と言えば、2014年5月発売のOFAが挙げられる。DLCのゲストとしてデレミリの計12人が参加し(876も引き続き参加)、デレからは島村卯月渋谷凛本田未央双葉杏神崎蘭子高垣楓、ミリからは春日未来、最上静香、伊吹翼、矢吹可奈箱崎星梨花横山奈緒が登場した。そして10thライブ後には、スリースターズを統括していた石原がこんな意味深なことを言っている。


765プロPS4で新作が予定されています。歴史が途絶えている訳ではありません。でも『アイマス』は彼女たちだけにカメラが向けられていた世界ではなくなり、より多くのアイドルたちが活躍する世界になりつつあります」


推測だが、スタマス形式の企画自体は5年ほど前からあったのだろう。OFAと10thライブを布石にプラスタのタイミングかステラのタイミングで本来出すはずだったのが、石原の退社かもしくは何らかの事情で企画が保留されたか先送りとなり(その場合、石原退社時のコメントで坂上Pが「あの件どうするのと考えた」と発言したあの件とは3ブランド合同ゲームだったことが濃厚となる。ミリシタやMアニの可能性もあるが)、構想だけが浮いたまま久夛良木Pに引き継がれ、結局形にならずに遅れてしまった……のではないだろうか。設定がアイマス2やムビマスのED後からつながっているように感じさせるものであることも、根拠の一端である。

3~4年前に出したかった企画であれば、合同は3ブランドでという時代だったゆえに反発が起きるリスクも小さい。だが企画が遅れに遅れ、その間にSideMが伸び、末っ子のシャニ追加が必須となってさらに難航し、そうこうしているうちに15周年を迎えてしまったというのが本音だろう。また、スタマスのラスボスは先日お目見えした961プロの玲音・詩花による「ZWAIGLANZ」が有力候補の一つだが、詩花、玲音の実装ペースを見るに、ミリシタ側としてはスタマスがもっと早く出ることも想定していたのではないだろうか。

ともあれ、おそらく候補が16人だったシャニマスはともかく(ストレイライトまで候補だったらスケジュール的に無茶振りもいいところである。久夛良木Pは泣いていい)、デレミリは5枠であればどう転んでも「自分の担当がいない」と憤る声が出てしまうだろう。公式サイドはそういう選び方はしていないと明言しているが、良くも悪くも声の大きい人気上位の担当ならなおさらである。

デレミリシャニの残る初期メンバー各2人の発表は、順当なら追加情報が出される4月となる。想像の余地を残したことと今後への期待感を持たせたことが第一義ではあるだろうが、これも緩衝対策の一環だろう。4月は4月でまた面倒なことになりそうではあるが。




◆それでも、据え置き新作は作らなければならない




どうやっても荒れるんだから合同・越境なんてやらなければいい、という声がある。
前述のとおり、人数制限もある以上どう転んでも(実際に買うユーザーかは抜きにして)不満の声が上がるのがスタマスである。ASメインのPならいいだろとか言われそうだが、残念ながらASメインですら、越境=765ミリオン世界線前提ということもあり不満を噴出させる層はいるくらいだ。無論、それは俗に言う右派のごく一部で、多くの層が歓迎しているのは事実だが。

話を戻す。該当記事が消えてしまったようなのでうろ覚えだが、モバマス成功後、坂上P、石原の2人が据え置き新作について語る機会があった。OFAの発表前なので、13年ごろだったと思うのだが……。

記事での言及は、ソシャゲは成功しても据え置きが保守本流であるということは忘れていないという内容だった。その後にOFAが発表されたので事実上の据え置き発表予告であったのだが、ではなぜ本流なのか。

アイマスがヒットしたのは、元をたどれば各時代ごとの傑出したグラフィックと3Dモデルのダンスによるところが大きい。(楽曲は初期から評価されていたが、ライブが高く評価されるようになったのはもっと後であるし、当初のコンセプトだと今ほどは重視されていない
そしてアイマス2、プラスタと進化を続けることで技術革新も進み、その恩恵が各ブランドに広く行き渡ったというメリットもある。例えば、昨年の39モード実装など我々を驚かせる進化を遂げてきているミリシタも、ステラステージで培った技術を還流されていることが昨年のエンジニア向けの発表会で明示されている。ソシャゲ隆盛の時代も陰りが見えてきつつあるとも言われる現状だが、最先端の技術を研究・検証・発信してキープし続けることはアイマスが走り続けるためには必須なのだ。見込める利益は、覇権を握るソシャゲほどではなくとも。

また、アイマスの据え置きゲーは、新モデルを作った場合は原則2本のゲームを作ってきた。箱無印とL4Uアイマス2とOFA、プラスタとステラと、だ。スタマスがよほど商業的不振にならない限りはどういう形式になるかはともかくもう一本は見込めるし、そうなればそのタイミングで追加されるアイドルも出るだろう。いずれにしても、数は多くないかもしれないが、スタマス経由で今まで手を出していなかったブランドも遊び始めるユーザーは出てくるだろう。私はバンナムフェスのシャニの立場を肯定的に「新規ファンつかみ取り大会」と評したが、これはどのブランドも多かれ少なかれそうだし、ASだって同じである。というかデレミリよりその色は濃いかもしれない。以前の記事で何度か触れたが、近年では、ゲームでASに最初に触れるのはミリシタが主流になりつつあるのだから。

ASメンバーが、既に一定の関係性は築きつつあるミリオンの子たち以外とかかわった時どんな化学反応が起きるのか。また、それ以外の3ブランドも初の本格的越境で同様のことが期待される。これは明確にポイントであり、新作に期待したいところである。


また、4ブランド統一規格の、最新の3Dモデルができたのも大きい。これでAS以外もいわゆる「MR ST@GE」(アイマスMR)形式の公演ができるようになる。先日のミリシタ感謝祭の美咲ちゃんMRや2年前のBrilliant Party!での専用モデル新造を見てもわかる通り、ミリシタやデレステのモデルでは、等身大サイズでのアイマスMRは無理だ。だが、今回の新モデルなら支障はない。越境がベースになりそうだが、人数次第ではデレミリ版単独のアイマスMRもできるようになるだろう。箱の問題はあるが、遠からず美嘉や未来と直接「話す」こともできるようになるのだ(シャニは演者練度的にもう少し蓄積が必要そう)。

なのでそういう意味でも、渋谷のバンナムシアターができる頃には、この件は別としてMはMで等身大でも映える新モデルを作ってあげてほしいのだが……。MRはアイマスが目指すべき到達点の一つなのは間違いないのだし。今回、初のSteamでの販売に踏み切ったのはバンナムシアター構想と同時に発表した海外展開ともリンクしているのだし、そろそろ建設に着手してくれるのだろうか。



◆期待の声も要望も、どちらも上げたい




スタマスがまだ一割程度の情報しか開示されていない以上、現段階ではこれ以上どうこう言うのは難しいだろう。ゲームとしての評価も下しようがない。ただそれは、プラスにせよマイナスにせよ声を上げるなという意味ではない。私も日頃そうしているしJOVの件では特にそうだが、ちゃんと公式に届くルートで意見を届けるのがベストだ。今回の件に限らず、SNSに意見を上げるだけでは承認欲求は満たせても、何度も書いた通り望んだ形の拡散にはならないことも多い。
もっと強く声を届けたいなら、バンナム株主になるのも手だろう。一時期7000円近くまで高騰していたが、四半期決算を受けて7日現在は約6300円まで下がっている。これ以上下がると昨年の購入価格を割りかねない私は気が気でないのだが、今ならたった63万で株主になれるのだ。一応公式サイドが「愛のある叱咤は、時には制作スタンスを見直すきっかけにもなる」と明言している以上、届け方を間違わなければ声が何かを変えることある。叱咤激励も歪まずに直接届いてこそだ。

もちろん、冒頭から何度も書いてある通り、これはあくまで私のスタンスを兼ねた主張であって、それを誰かに強制しようというものではない。ここまでしょうもないブロマガを12000字を読んだ奇特な方でも「Not for me」でなんら問題はないと思う。






(以下追記)
当たり前すぎて書かなかったけれど、リプとか飛んでくるので補足を。
Q・9.18のこと許してるとか、株主になったとか、おまえ公式の犬なの?
A・許してたらTGSの動画も正視できただろうし、石原のこともしょっちゅう枕詞で「功罪半ばする」なんて書かんわ。日付指定で当時のツイート発掘したら、キレ散らかした後にしばらく無気力状態になってる20代前半の私のツイートが見れますよ。今回はあくまで9.18とは事情が違うよというだけです。株も第一義としては、意見を言えるチャンスを増やすための投資に過ぎません。でなければ8万くらい利益出せた時に売ってます。
Q・Mはハブられていいと思ってるの?
A・思ってたらMRの話で「MはMで3Dモデル作って」なんて言いませんし、MRは他のコンテンツ見ても女性向けが強いところがあると思うのでASの次に重視していいブランドと思います。ただ、AS(スリースターズ)を軸としたコンセプトのプロデュースゲーの延長戦ではプレイアブルは難しく、出てくるとして2のジュピターやOFAの玲音みたいな感じではないか、と思っています。また、ツイートで何度も主張しているようにパーティーゲーやSLG形式なら無理なく5ブランドを混ぜられるので、それはそれで荒れるし稼ぎにくいでしょうがその方向性は模索して然るべきと思います。
(追記ここまで)






余談。
インタビューの内容や、ASとのキャラクター性被りはある程度避けたいはずということを考慮されれば、残りは誰が選ばれるだろうか。(DLCは一旦考慮しないものとする)

デレはいかんせん候補が多すぎる上に時間不足で十分に追えていないので、信号機ではないことくらいしか読めないのだが、比較的クセの強いティーンの子を持ってきそうではある(美嘉の胃はまた死ぬ)。ミリは開発時期的には歌織・紬がまず予想されるが、参戦すれば最年長枠となる歌織さんをここで持ってくるかどうか?という疑問もある。25歳児の御方がOFAから続投するならまた話は別だが。スタマスの源流であるアイマス2の没キャラであった(とされる)、レイジュリモモ辺りからの選出や、ムビマス派生とするなら可奈志保を筆頭としたダンサー組、あるいは他とキャラ被りをしないで済みそうな瑞希、あたりもあるかもしれない。シャニはストレイライトは対象外となると、イルミネから灯織orめぐるのどちらかと、放クラかアンティーカから一人か?となるのだが……。役割分担を考えると、夏葉か樹里かなあ。


あと気になるのは、15thイヤー中の映像作品どうすんの、というところである。何も考えていないとは思えないしやるならミリオンだとこれまでは確信していたが、この発表で少しわからなくなったのも事実だ。最近の赤羽根Pの出番の多さ的にも。




765ミリオンASの未来への光芒を垣間見た、クロノレキシカとXsのリリイベレポ







結論から書くと、早けりゃ来年度後半に765ミリオンオールスターライブをやるんじゃね、という話。

















先週の1/11、都内で開かれたミリオンのMTW02・03、クロノレキシカXsのリリイベ昼の部に参加してきた。アイマス全体でも、新年一発目のライブイベントである。

言うまでもなく、お目当てはラビットファーでおなじみのXs(萩原雪歩菊地真星井美希水瀬伊織)目当てである。残念ながらくぎゅは欠席だったが、Xsのセンター格であるあずみんが、アイマスのライブイベントとしては18年8月のプロミ以来1年5カ月ぶりに復帰というのが楽しみだった。
ただ、私は発売時点ではリリイベ日時が定まっていなかったことや、次に控える私にとっての本命・TC02のWorld Changerリリイベに資金的な面で注力していたことから、今回用意したシリアルは各2枚のみ。しかしながら、バンナムフェスで同行した方に譲っていただいたシリアルが幸運にも昼の部に当選し、なんと10番台の整理番号を引き当てた。最前列である。当然、アイマスライブで最前席は初めてだ。(MRは1st千早回で最前に座ったが、あれはD席かE席の中央がベストポジションなので……)






Xsは小悪魔的な可愛さを追求したユニットである。真Pに懸念されていた真や雪歩の暴走がほぼなく、Pもまともで、大人組のこのみ・莉緒は助言役を全うするなど、イベント・ドラマCDともに合格点の出来だった。このイベントでも提示された「真のナチュラルなかわいさ」をどう伸ばしていくかは、19年に「カッコいい」をしっかりアピールした真にとって、そして今後の真Pのプロデュースにとっても大きなテーマとなるだろう。





http://www.yomiuriland.com/lanlan-hall/

座ったのは左側ブロック最前列の、右から三席目。結果的には逆を抑えるべきだったのだが……。ともあれ、バンダイナムコアーツのテヅカ?さんの前説を経て、Flyers!!!のイントロとともにルミエール・パピヨンを着たクロノレキシカのうち4人(七尾百合子役・伊藤美来、永吉昴役・斉藤佑圭、ロコ役・中村温姫、真壁瑞希役・阿部里果)と、エボリューション・ウイングを着たXsの3人が登場。バンナムフェス欠席だったあずみんはこれが初の着用で、産後間もないこともあってかロングスカートタイプだった。キャラカラーはちゃんと入っていたが、元々は借り物らしい。おそらく若林神のものを一部改造したのだろう。


それにしても近い。
演者さんが近すぎる。



LEADER!!リリイベでも4列目だったのでほぼ間近だったが、その比ではない。その距離わずか3メートルである。そして遮るものも何もない。一挙手一投足どころではなく、視線の動きからライブで額に滲む汗まですべて肉眼で見られるのだ。シリアル各2枚、イベントではPRを取っただけなのにとんでもないご褒美である。

クロノレキシカの挨拶を経て、Xsはあずみん、アッキー、平田さんの順で挨拶。あずみんにはおかえりコールもあり、アッキーはおにぎり波を放ち(今回は口上飛んだりしなかった)、そして平田さんはLEADER!!の時より若干テンションが高くて声援も他の子より黄色率が高かった……気がする。

MCでは両ユニットのセンターが司会を務め、まずは楽曲の振り返り。

平田さんはXsの編成について、「真が入ったのが意外だった。貴音とかなら色っぽさもあるし」と発言。これに対してあずみんは「真で聴いてみたいという真好きの人がいたんじゃないか」みたいなことを言っていてアッキーも「そうですよ」とか便乗していた。わかるわ。

ドンロプについては平田さんから「歌詞凄くない?」という振りがあり、そこから歌詞やら曲
タイトルの発音のしづらさの話になり、クロノレキシカの四人が「ドンロプスキュリテ」を揃って言うことに。でもあんまり揃ってなかったような……。でもみんな拍手する。

あずみん「優しい~。会場は味方だね~(妖刀)」

ちなみに「中二病」「病み曲(闇曲?)」「耽美」というダークな雰囲気に合わせるために、みっく曰くレコーディングではしかめっ面で歌ったとのこと。そして「Xsの皆さんはセクシーな表情でレコーディングしたんですか?」と反撃を仕掛け、平田さんが「やったやった」とか言い出したせいであずみんがセクシーポーズをするはめに。先輩だろうが油断している奴は刺せという理念はすっかりミリオンスターズにも継承されているらしい。


ミリオンメッセージウェーブは散々レポが挙がっているので割愛。最初は「島がもらえる」との触れ込みだったが、あずみんの「パソコンが壊れて仕事ができないのでパソコンが欲しい」という欲望丸出しのリクエストを経て、平田さんが手袋が欲しいというので七人分の手袋が景品となったが、残念ながら達成はできなかった。一回目はタンバリンが出なかったので、割とチャンスはあったのだが鉄棒……。

見所としては、温姫さんが「(ロコ語に)変換しなきゃならないから最後の回答役は……」と言って真ん中あたりに収まったのに、結局「絶望」を「鉄棒」と勘違いしたせいでドンロプ冒頭の歌詞が変わってしまったり。中村温姫さん、要所要所で自然にロコを見せるのも巧いけどとにかくキュートな方だなあと感じさせられる。ライブでは「ロコじゃん……」ってなるし。

また、今日は不憫枠に押し込もうとする誰かはいないのに不憫ポジになるまいと率先して回避ムーブをとるアッキーが面白かった。一体誰のせいであんなことに……。


◆ライブパート


先陣を切ったのはXsで、一曲目はもちろんラビットファー。ちなみに今回のライブは全員イヤモニなしだった。
フォーメーションは上手から平田さん、あずみん、アッキーの配置で、伊織パートはあずみんとアッキーが中心にカバーしていたような……気がする……。

あずみんに制限がある中でどうするのかな、と思っていたのだが、この後のDreamy Dreamも含め、Xsは「あえてダンスを統一しない」という選択肢を選んだ。
平田さんはいつものように真らしく元気でモーション大きめのダンス。手先指先をビシッと決めて魅せるのもいつも通り。アッキーは感謝祭向けレッスンもしているのもあってか、かなり仕上がっていた。表現に柔らかさを入れつつ、要所にキレのあるダンスを見せてくるのはさすがだ。一方であずみんは終始、ふわっと、優雅な動きを意識していたように思えた。
激しいダンスは元々得意ではないし、それでなくとも身体の方も戻り切っていないのだからそうするしかないのだが、ドレスのようなロングスカートと振り付けがよく合い不自然さは感じない。漫画なら「シャララララ~ン♪」とかいう表現になるやつである。あえて統一せず、三者三様の表現をしたのは大正解と言えただろう。
今後単独ライブなどでオリメンで披露する場合は、くぎゅも加わるし練習時間も増えるのでまた振り付けが変わってくるだろう。そういう意味では、リリイベだけの特殊演出が見られたのかもしれない。

平田さん曰く「ラビットファーは可愛く歌わなきゃいけないので、重圧が凄かった。ちょっとだけでも太い声を入れようものなら『どうしてそんなことしたんですか』と言われた」とのこと。それを聴いてゲラみんになっていたあずみんは「雪歩としてはぴったりで、頑張ってる雪歩の曲としてはいいと思ったんですけど、浅倉が歌う曲としてはどうなんだと……」。アッキーは「美希なら小悪魔いけるでしょみたいな流れがあって、頑張って小悪魔にならなければという思いだった」。三者三様の重圧?があったようである。

二曲目のDreamy Dreamは、自分のパート外では眠っている演出だったりと、よりふわふわした感じで曲の世界観を重視した印象を受けた。この曲のイントロでは欠伸をするので、3メートル先でアッキーの生あふぅを見れたのが僥倖である。もう美希じゃん……。
この曲については、よりよもさんのイラストレポがとてもよくまとまっているのでご紹介。







そしてクロノレキシカ。今回は四人なので、みっく・ゆっけさんのダブルセンターだった。

二曲通じて言えることだが、ゲーム再現をしているのでダンサブルである。披露が明言されているミリシタ感謝祭でも期待していいだろう。センター両名はもちろんだが、特に目立ったのは阿部里果さん。やべーなあの人。現地も含めて散々見てきたから知ってはいたが、強いボーカル、キレッキレのダンス、汗を滲ませながら魅せる表情の一つ一つがハイレベルである。ステージが得意なミリオンスターズ39人の中でも、ViDaVoの総合力では五指に入るだろう。最前かつ眼前でそのパフォーマンスを見られて本当に良かった。

曲間のMCではみっくが「しょっぱなから鉄棒が……」と言いかけて蒸し返す。しかし目の前で見てもびっくりするくらい細身なのにDa値高いですね。ゆっけさんは背が高くて脚が長いのもあるけれど、それを差っ引いてもルミエール・パピヨンのスカートが一番短く見える。旦那さんが同業界とはいえすっげーな! 
クロノレキシカとして笑顔を見せず、陶酔するように歌うのは難易度が高いそうで、ミリシタの難易度19を引き合いに「(ゲーム同様の高い難易度が)課せられてるのかな」「難しかった」との言葉が相次いだ。私はいまだにMMのフルコンのめどが立ちません。

なお、曲についてはゆっけさんから「キャラカラーもいいけど、全部赤もカッコよくない?」と提案があった。これを受け、次の「囚われのTeaTime」では客席は赤一色になってたらしい。私は視認できてないが、今後の感謝祭や7thでより確立されていくのだろう。

「囚われのTeaTime」も、これまた歌うのも踊るのも難易度の高い曲である。あべりかさんはEscapeで培った経験もあるのだろうがマリオネットのようなカクカクした動きが上手く、そしてソロパートは強烈だった。特に「席に着きましょ Teatime Teatime」の部分は痺れるくらいの圧があった。こんなん聴いたらCD音源物足りなくなるわ、といういつものアレだ。感謝祭もVRで見てみるつもりだが、また彼女に注目したい。








4曲が終了したところで恒例の挨拶タイム。全部は覚えていないのだが、印象に残ったのが、ゆっけさんの「先輩方とステージに立つのが初めてなんです」という言葉だ。
ハッチポッチは欠席だったためだが、そもそもハッチポッチ参戦メンバーでさえ、それ以降に混成ステージがバンナムフェス以外はほぼなかったのだから、2年以上のブランクがある。そのため「ゲームの中で聴いた声の、美希だー、真くんだー、雪歩だー」という思いだったそうだ。これについては後述する。ちなみに「ママドルマスターを目指す」という発言はしっかりウケていた。続くあずみんはママドルマスターでゲラみんになったせいで挨拶内容が飛んでいた。

アッキーは「Xsはもう一人伊織ちゃんがいるので、今日はいない伊織ちゃんに髪を寄せてみました」とのことで、伊織に近い髪型にしていたことを説明。

アッキー「初星宴舞で宏美さんが、お休みのあずみんの髪型を」
あずみん「そう!!!!!(食い気味)」
アッキー「寄せてきたっt」
あずみん「そう!!!!!!!!(食い気味)」
アッキー「凄い素敵だったn」
あずみん「凄い嬉しかった……!!!(食い気味)」

昨夏のミリラジでも見た「ガチ勢」の風景だった。なお、くぎゅの許可はこれからとるらしい。

そして平田さんである。「混合チームはハッチポッチ以来」としたうえで、バンナムフェスでルミエール・パピヨンを着たことに触れ、クロノレキシカに視線をやりながら「改めて見ると、スカートが短い……!」と感慨深げな様子で、またルミエール・パピヨン=若さとのこと。ゆっけさんが「私はそっち(母親組)側」と言及するも、「それに袖を通せるのが若さ」と返すのが平田さんである。バンナムフェス、似合ってたと思いますけども……。

そして「今回は別々の衣装になったけど、同じ衣装で、同じ舞台でやりたい」と思いを語り、言うのはタダと前置きした上でこう言ったのだ。

ハッチポッチ2、上層部お願いしますよ!!」



昼の部のトークパートで会場が一番沸いた瞬間だった。そのままの勢いで入った「Flyers!!!」がさらに盛り上がったのも言うまでもない。





MTWシリーズが混成でなかったのは、残念ではある。ミリオンスターズと絡む場合、何かと相手が限られていたり、TCでも5人中AS4人編成のユニットだった真のPとしては、できれば混成ユニットが見てみたかった。
ただ、2020年に色々と展開がある中で、そこは検討された上で見送られたのだろう。今後の展開が公開された今となっては、MTW混成になった場合はASメンバーの拘束時間がとんでもないことになってしまうのが明らかだ。これはやむを得ないだろう。

一方で、このリリイベを見て感じたのが、MTWのリリース順には意味があるのではないか?ということである。

今のところ、MTWはミリオンスターズとASのユニットが交互に出てきている。これはメインコミュ同様、MTGで出番がなかったASを優先的に出しているというのがまず一つ考えられる。身もふたもない言い方をすれば、TCを経て、ミリシタもASで儲けられると判断したのもあるだろう。AS単独イベントの弾のために優先していると推理する向きもあったが、MA4が出るとなった今ではそれは邪推である。TDの日程もTBTCと違った以上、交互が必須というほどは急がなくてもいい。ではなぜか。

ゆっけさんの発言で、ASメンバーと同じステージに立つのが初めてという発言があった。LTDリリイベやハッチポッチ、古くは8thやMOIWなどで共演経験のあるメンバーもいるが、全員が全員そういうわけではない。

ミリシタのサービスインから2年半が経った。ゲーム上や大半の人のファン心理としては、両者の心理的・物理的な溝はかなり埋まってきていると言える。ただ、演者側はどうか。ハッチポッチの時はまだまだという感じがあったし、今もメンバーによって濃淡があるのは否めないだろう。MTWで交互としているのは、そこを埋めていく意図もあるのではないだろうか。リリイベも一緒にやり、Flyers!!!も一緒に歌う。必然、距離感は縮まるだろう。アッキーとぬーさんが参戦する感謝祭にも、39人と13人の溝を埋めていく効果は少なからずある。今の取り組みを進めれば、52人単位のイベントはある程度、当たり前にもなっていくはずだ。(むろん、ASはASで単独展開もあるし、52人単位は39人単位よりはるかにフットワークが重くなるので、一定の距離感はあってしかるべきとは思うが)


その先に何があるか。それはハッチポッチ2……と言うよりは、765ミリオンオールスターライブであろう。

765ミリオンは、15thイヤーのような特別な意味がなくても、越境が容易なブランドだ。というか両者についてはそもそも越境という概念自体が、もはや古いという見方もあるだろう。前回の記事でも書いたが、ASをミリシタから知ったというPだって今珍しくないご時勢なのだ。

完全に一体であることは必須ではないしそうするべきではないが、一方で仕切りはあれど気軽にそれを取り外せる関係、というのが個人的な落としどころである。喩えがわかりにくいかもしれないが、襖はあれど人も家具も容易に行き来できるし、襖を開ければ一つの大広間になる和室、というイメージだ。

まだASユニットも2組残っているMTWシリーズやTCなどを通じた活動で、その機運は高まっていくだろう。TC曲やJOV、バンナムフェスで大反響だったオリメン未披露の過去曲などの存在もそれを後押しするし、MORなどでも公然と合同のリクエストが演者サイドから出てきている。ミリシタ感謝祭で、7thにTC組のゲスト参戦が発表されるかもしれないが、そうなればさらに動きが加速されることが見込まれる。今回は先にAS単独ライブがあることで、余計な火種が生じる心配も少ない。

ミリオンが例の宝刀を抜くか抜かないか、TDはいつやるのか、それにも左右されるが、そう遠くない未来、765ミリオンオールスターライブは実現するはずだ。早ければMOIW前の20年度末、おそらくMOIW後の21年度中までには。そして今ならば、ハッチポッチのようなコンセプトライブではなく、真っ向勝負のライブでも一体となって最高を更新できるはずだ。常々AS単独も765ミリオンも両方見たいと言い続けている私としては、そうなれば願ったり叶ったりである。


このリリイベを通じて、そんな未来予想図を考えさせられた。






にしてもミリシタ感謝祭、発表は何やるんでしょうね。

◎7th詳細発表
◎エミつむともか(orエミつむ)の新ユニット発表
○かおつむ新ソロ曲のフルを披露
△次の次のMTWユニットが信号機
×ガミP登壇からの待ち望んだ重大発表の映像明けに「君との明日を願うから」でPのガバガバ涙腺を完全に破壊

くらいでしょうか。TDはないでしょ。まだ孤島残ってるし孤島イベントも最短で3月だし。






アイマス15thイヤー本番に向けて、老害寸前の古参Pは光属性でありたい





……という名の2019年回顧。





26日のゆくm@sくるm@sにおける、15thイヤーに向けた展開の発表には驚かされた。

もう可能性は極めて低いだろうと思っていたMA4の発表。
スタッフと箱のスケジュールが唯一両方空いていた2週間にねじ込んできたアイマスMR再演
そしてAS単独ライブ。これについては、MTWでASユニット4つを組む方針が出た時点で単独イベントはほぼ確だと見ていたが、20年内(バンナムフェス次第だが多分9~11月ごろか)というのは予想を上回った。MTWのASユニットのラストのCD発売がおそらく6月ということを考えれば、MA4を経た晩秋が本命だろうか。下半期のミリオンなどのスケジュールにも左右されるが、プロミツアーの間に挟まれる形にもなるかもしれない。そしてその先には、年をまたいで東京ドームでのMOIWがある。いずれにせよ、15thイヤーが終わる2021年7月まで休む間もないだろう。

据え置き新作はまあ……現状海のものとも山のものともわからないので言及しない。AS新作と断定するのはあまりにも拙速だし、仮に彼が家柄も含めて強い立場があるとしても、好調なバンナム株価を左右しうる看板コンテンツになったアイマスの据え置き新作で、過去2回成功していないASの据え置きプロデュースゲーを3回も続けて任せるか?と言われると正直考えにくいところではある。
想定される「アイドルマスター ポップリンクス(ポプマス)」というタイトル、合同関係の発表枠に隣接したタイミングでの発表、演者を伏せていることなどからして、50:50かそれをちょっと超えるくらいの可能性で越境のアニバーサリーお祭りゲーではなかろうかと考える。

とはいえ、ミリオン関係の重大発表が期待される前日の1/19に引き続き、発表日の1/20は大きな節目になることは間違いない。
個人的な欲を言えば、19日にミリオンが7thの参加メンバーとASゲスト参戦を発表し、そして長年抜けなかった伝家の宝刀を抜く……好きな曲の歌詞を拝借すれば、ポケットにしまい込んでいたチケットを使うことを発表し、翌日には多くの人に歓迎される据え置きゲーが発表されることがベストなのだが。





そんな期待溢れる15thイヤーに、どう臨んだものか。





以前もこの場末のブロマガを読んだことのある方ならご存じだと思うが、私は箱発売以来のPだ。もう1ケ月もすれば、P歴14年目に入る。色々あってライブ沼に沈むのが遅かったり、16年以降はコンテンツから離れかけていた時期はあったが、18年の初星宴舞とアイマスMRを機に07、08年と同等かそれ以上の熱量が戻ったいわゆるASPである。真かわいい。
かつては設定が受け入れにくく好感を持っていなかったミリオンライブも、初星で「合言葉はスタートアップ!」を知らずに悔しい思いをしたことが契機になり、さらにミリシタ感謝祭とTCを契機にどっぷりハマった。6thは地方ツアーはLV、SSAは両日現地でJOVにお気持ち表明したりしつつも全力で楽しませてもらった。もっとガチの夜想令嬢ミュージカルやりませんかバンナムさん。
デレはアニメまでは見たものの、その後デレステが跳ねた時とちょうど離れかけた時期とが重なったので追えていないのがもどかしい。Mもアニメは履修した……けれどいずれもリソースがどうやっても足りない。そういう意味では、楽曲だけでも追えるMORや楽曲大賞系動画には感謝しかない。


一方で、2019年――厳密には2018年冬ごろからではあるのだが、その頃のASPと言えば、まあしんどい期間で色々あったのも否定できないところである。多忙だった2018年の反動、2020年に向けた充電期間ということで19年の活動が縮小することは、ちょうど約1年前のLLCなどで演者から言及もあったりもして明らかだった。

そんな中で私はと言えば、これ以上ないチャンスだったTHE@TER CHALLENGE!!に全力を出したり、その後も横のつながりやもっと真の、ASの魅力を知ってもらいたいと思い活動した1年間だった。まだリリイベが残っているので終わってはいないが、TCは繁忙期の中でやれるプロデュースはやれた、と思っている。
MTGが一区切りする段階でミリシタでのASの出番が増えるとは見越していたので、微力ではあるが、ASPは金も意欲も持っていてちゃんと投資価値があるのだと示したい、そうした思いで頻繁に要望も出してきたし、MR関連ではバンナムの担当Pに直接手紙を送って再演への熱意を届けたりした。100株だけと少数だが、意見を届けられる機会が増えるようにバンダイナムコホールディングスの株主にもなった。

幸い、TCは担当が役を獲ることができたし、LEADER!!はMTG最後発にも関わらず、ライブのシリアルのついていないMTGシリーズの中では中の上くらいの売り上げが出た。その後のMTWシリーズもまずまず好評のようだ。
私はせっかく13人の765プロとは違う表情が見れるミリシタなのだから、ASで固まるのではなくもっと多様な組み合わせを見たい派である。XsやTC02は高く評価しつつも、バンナムフェス初日の765ミリオンの盛り上がりを見て、やっぱ混成ユニットどんどん見たいよなあとも思ってしまう。古参としては左派の考え方なのかもしれないので、これは異論反論あるとは思うが。

そう、異論反論は確かにある。

かつて私がミリオンの設定を受け入れ難かったように、今もそうであるPも少数ではあるがいる。これがまた声が大きいし、言い方ァ!なツイートも多いせいでよく目立つ。それがまた摩擦を生んだりするのには、やむを得ないことと理解はしつつもげんなりしていたのもまた事実だ。
でもまあ、つい先月に「765の新曲は光跡以降出てない」とかいうツイートを、ミリシタやっておらずTCも戦ってないのにLEADER!!のリリイベには来てかつそれをノーカンにする人が言ってたりした時には、愚地独歩みたいに「なんだァ?テメェ……」となりかけたが。

でもまあ、それもまた考え方である。古参でなかろうがアイマスPは多かれ少なかれめんどくさいものだ。だからこそ、また価値観がぶつかり合うであろう15thイヤーにあたっては、古参こそ「Not for me」の精神とブルーオーシャンの開拓を意識したい。

こう書くとブルーオーシャンって何やねん、と言われそうだ。私に言わせれば、それは最近アイマスに入って来てくれた方であり、ミリシタという環境である。
ミリシタにどっぷり浸かり、またTCやイベントなどで横のつながりが増えたことで感じたのは、今やミリシタからASのメンバーを、真を好きになってくれた方が相当数いるということである。これは私の担当が52人体制でも埋もれにくくかつピンポイントに刺さりやすいタイプだったのもあるだろうが、想像もしていなかった発見だった。

アイマスは、新しい展開に進むたびに新たなユーザーを獲得して大きくなってきた。そして、先達はおおむね、新しく入ってきたPをにわか扱いすることはなかった。箱版無印が移植された時、2nd visionへの移行、そしてアニマス。9.18の一件で深刻な打撃は受けたが、それを除けば脱落者以上の新規ユーザーを獲得してきたのだ。アケマス稼働前の観衆30人のライブから16年間でMOIWでのアイマス東京ドーム単独公演が確実視されるまでに至ったのは、コンテンツ巨大化だけではなくそうした絶え間ない新規取り込みの成果と言える。

だからこそ、ミリシタから入ったPを否定することにつながる言動は、古参だからこそ慎みたい。曲の否定はその最たるものだろう。みんなミリシタをやれとは言わない。ただアニマスから入ったPには響や貴音が765プロにいるのが当たり前であるように、ミリシタから入ったPにとっては765プロが52人なのが良い悪いではなく当たり前なのだ。
であるからこそ、私を含む古参がかつて感じていた――あるいは少数ながら今も感じている違和感は、彼らには良い意味で前提がない。私自身、今年だけでも比較的若いPから「なぜミリオンのASや、LEADER!!をそこまで否定するのかわからない」といった声を複数回聞くことがあった。これは当然の疑問なので、マイナスではなくプラスにとらえるべきことなのだ。



ちなみに私は、一年ごとにころころパラレルワールドになる時代のアイマスからの人間だし、そもそもニコマスありきのアイマスPだったので複数の世界観上等である(なので当初のミリオンが引っかかったのはそこではないし、ミリシタが問題ないのも芸歴というか先輩後輩の関係性を整理したから)。AS単独ライブも見たいし765ミリオンオールスターライブもどっちも
見たいし要求していく、実家の味噌汁もうどんもカレーも中華料理も全部美味しい、そういう人種である。






やや脱線したが、だからこそあらゆる立場で「Not for me」の精神が求められる。一口に古参と言っても、外重視か中重視か、ライブにどの程度の比重を置くかという違いもあるが、そこは皆があまり是非を突き詰めないのと一緒だ。それは肥大化したコンテンツで必要な個々の尊重であると同時に、生産的でない衝突をやっているくらいならこれからまだ増えるであろうユーザー予備軍を沼に引きずり込んだ方がいいという単純明快な理屈である。

AS単独ライブでは当然ながらLEADER!!と、ラビットファーやFermata in RapsodiaなどMTWのユニット曲が歌われるだろう。文句を言う人はいるかもしれない。その人が仮に以前にrebellionやJust be myself!!ではぶち上がっていたとしても、それはもう仕方ない。退けないし退かないのだから、そういうしょうもない論争に向けるエネルギーはミリシタから入ってASも気になっている層、またこれまでASに触れてこなかった層の取り込みに回した方が建設的だ。そうした方が人も増えるし金も落ちるしよっぽどAS、そしてアイマス全体のコンテンツ隆盛と維持に役立つ。

バンナム公式がどういうデータを基に2020年に怒涛の展開を用意したのかはわからないが、少なくともミリシタから入ってASを好きになって売り上げにも貢献してくれた方々がいたからこそ、というのもまず間違いない。そしてミリオンが宝刀を抜くことがあれば、わずかではあるがさらに拡大のチャンスは広がる。

15thイヤーが終わった後、ASはまた一区切りの時期に入るだろう。10th後の1年間、あるいは2018年のように。ここ1、2年で新たに家庭を持たれた演者も多いし、そうした演者がお休みに入っても戻ってこれる前例と仕組みを作ってきたからこそ、そこは尊重されるべきである。もし15thイヤー中に全員揃う機会があるのならなおさらだ。バンナムフェスで歌われたToP!!!!!!!!!!!!!には「永遠なんてないから限られた時間本気出せ 一瞬一瞬をshining」という歌詞がある。別にデレでもミリでもこれは同じである。我々も演者側も時間は有限なのだ。

だからこそ、だ。各演者が心技体のバランスと水準が高い状態をキープできているおそらく最後のチャンスであろうこの15thイヤーは、各イベントを目一杯盛り上げたい。自分たちが10年以上追い続けてきたコンテンツはまだこれだけの魅力があるのだと、まだ見ぬファンに伝えたいのだ。

バンナムフェス感想記事で、私はシャニマスを「新規ファンつかみ取り大会」と表現したが、合同イベントにおけるASも彼女らほどではないもののそう言える。AS単独が最大手の入り口ではなくなっただけで、アイマスは今も、新規取り込みができている。そして他から入ってきてくれた方を引き込む手段は、これからいくらでもある。

そう考えれば、ますます限られたエネルギーを生産的な活動に使いたい。15thイヤー後に再起動(ミリシタは継続してるのでその間も一定程度の露出はあるとは思うが)してくれるならば、ただ看板であるだけでなく、どれだけの動員力があるかがものを言うのだ。であれば、いかに応援してくれるユーザーを増やすか。そのためにも来年のTDでは、担当の別の魅力を発信していきたい。そして何より、これからの1年7カ月を悔いなく楽しみたい。そして15thイヤーの締めとなるMOIWの東京ドームで、マスピとDestinyでボロ泣きするのだ。

以前にも言ったが、もう池の鯉のように口をパクパクしていれば餌が放り込まれることなどない。コンテンツのより長く大きな継続を望むのであれば、公式と彼女たちが何をしてくれるかだけでなく、我々も何ができるか、既にそういう段階に入っているのだと思う。







はーい。以上、今年のお気持ち表明は今年のうちに。こういうのはもう2019年に置いといて、来年からは一貫して光属性で頑張ります。んでもって、これまでのようにNumberみたいな過剰なエモ煽り路線の記事を書き散らしたり、あわよくば同担増やせるようにしたいです。とりあえず来月のXsリリイベレポからですかね。



以下2019年回顧。


■1~2月



TCでボロボロ、勝ちはしたものの激務と並行したツケで1月末に身体を壊し、TC当選発表ニコ生は薬を飲みながら見る羽目になる。いつもいつも体調崩して、ほんとこいつ学習しねえな。

とはいえ、発信の仕方をちょっと工夫したこともあり、後に公式サイドで使われたネタが少なからず陣営内で発信されたネタと被った(採用されたというのは烏滸がましいので言えない)のは、機会がなかなかないプロデュースの成果の一つと言えると思う。組み慣れたASもいいが欲を言えばシアターの子たちと真がどういうドラマを作るのかも見てみたかったが、それはTDまでお預けだろう。次は針の穴をくぐるような厳しい戦いになりそうだが……。

■3~4月

超多忙だったこともあり、アイマス関連はミリオン6th仙台のLV(二日目)に行ったくらいで、ほとんど特筆するようなものはなし。副業が一応出世したものの拠点的には左遷。結果的に休み取りやすい部署になったので、この後のアイマス案件は狙ったものが全通できたのはとても良かった。

■5~6月

5月はミリオン6th神戸のLV(初日)へ。スタエレとU?U!良かったですね。待望のLEADER!!イベントも始まったので、頑張って初めて2500位に入る。この後、ラビットファー、World Changer、Fermata in Rapsodiaも走ったのでプラチナランキングは結局4回走ったことに。
6月は半ばごろからかなり忙しかったのだが、ミリオン6th福岡は無理をしてLVに両日参加。夜想令嬢もD/ZealもEscapeもじぇりぽも最高でしたね。

■7~8月

7月は多忙であんまり記憶がなかったけれど、バンナムフェス開催告知を受けてブロマガ書いてるので年末年始や3~4月ほどではなかったっぽい。あとこの頃にバンナム株主に。
8月はまさかのMTWユニットへの真の参加で慌てて走ったりしつつ、合間に上京してLEADER!!リリイベに参加。




人生初のフラスタ企画にも参加したので、割と頑張ってレポを書いたりした。ちなみにXsリリイベはほぼ最前でご用意されたので、第一部に参加します。やったぜ。なおこの頃から、DMM VR THEATER閉館のお知らせがあったこともあり、アイマスMR欠乏症が露骨になる

■9~10月

暑さも落ち着き、身体のコンディションがだいぶ良くなってきたのでいろいろ運動を再開。そしてSSAへ。JOVの一件以外は本当に素晴らしいライブでした。ちなみにシアター組だとユニットなら夜想令嬢、個人だとこのみさんと千鶴さんが好きです。あと莉緒。風花さんと歌織さんもいいよね。これがアイマスに出会った大学生の頃の年でミリオンに触れてたら、多分閃光HANABI団の誰かだったろうなあ。あ、でも当時の私もこのみさんとか千鶴さんみたいなタイプ好きだったな……。
それとお勧めされたうどん美味しかったです。





10月は待望のバンナムフェス。事前の不安を吹き飛ばすような最高の二日間に酔いしれたものの、直前から風邪をこじらせていたこともあり、主催した真Pの集いではちょっと不手際あったりして反省。帰った途端に39度台の熱でダウンし、近未来アウトサイダーイベントは病院の
ベッドの上でも走る羽目になる。そのためレポも開催10日後とえらい遅くなることに。






■11~12月

11月末に発売されたWorld Changerを楽しみつつ、MRの目がほぼ消えていくことに凹んだりもしていた頃。ドラマCDの内容は意見も多々ありましたが、この曲とドラマCDが真の魅力をより広く伝えたこと、それを真Pの皆で勝ち取ったことは13年のP歴でも誇れることです。あとはリリイベさえ、リリイベさえ当たって平田さんから感想を聴ければ……。






私としては確実に死ぬと思っていたベルベットが犬死にもせず、未来への可能性がわずかながら残されたあのエンドは結構好きです。猪武者に見えて、使う言葉の数々がけっこう高尚なので割といいとこの出(没落したとか大戦で滅んだとか)っぽい?ベルベットが捨て犬状態からどうファイナルデイ様に拾われたのかとか、アイビー(杏奈)にその当時の自分を重ねたんじゃないかとか妄想は尽きません。ありがとう。



サービス開始以来ほぼログボ勢だったシャニをこの頃からちょっとずつやるように。
年度内開催が想定されるミリシタTDに備えた準備も本格的に開始。ただし12月の三回目は、去年と同様とはいえ集合日をゆくm@sに被せてしまい、怒涛の発表もあってうやむやのまま終了。これは反省しています。ひとまず感謝祭で発表なければ秋まではTDないので、安心できるっちゃできますかね……。適役さえあるなら、次は真のかわいいを突き詰めたい。
あと中村先生がご結婚発表した数日後の天橋立トークショーに行って、最速で直接おめでとう言ってきたりもしました。ライブでは言わないでほしいそうなので、みんなリスアニではいらんこと言わないようにしましょう。









そんなわけで駆け足でしたが2019年振り返り。来年再来年はアイマス予算を年100万まで増額して乗り切りますが、運動もちゃんとやります。年始からジム通うし。ぬーさんとすーじーにネタを読んでもらったので、ちゃんとロードバイク走らせます。それと数年ぶりに登山も再開したので。まあこっちは空に手が届く場所まで行ったりするわけではなく、ハイキングレベルの山ですが。
 
そういうふうにやることを傾斜させていくと当然比重を下げるものはあるわけで、当面は歴史クラスタとしての比重は下げることになります(ぶっちゃけ今夏から意識的に下げてましたが)。何もしないわけではないけど。アイマスは何度も書いた通りこの15thイヤーが今後ないであろう盛り上がりであるし、運動の方もかなり体に陰りが出てきて、いつまでやれるかわからないというのもあるので。時間経過で逃げるものを優先的に追っていこうかなと決めました。画餅のことは忘れてないし、三國志14はちゃんと買いますけどね。プレーせずにコーエー批判ってのも上述した言葉やスタンスと矛盾しますし。

そんなわけで、今年もお会いできたネコミミ于禁や華凉さん、川村一真さん、千秋楽太郎さんはじめいつメンの皆様、ここ一、二年でご縁のできたアイマスPの皆様、今年もお世話になりました。また来年も現地でお会いしましょう。2020年も何卒、よろしくお願いいたします。





【ミリシタTD】菊地真P陣営の #アイドル投票TC 反省会と #アイドル投票TD 準備会議事録





12/1、菊地真Discord「MAKO-MAKO-RIN」にて、TC反省会とTD準備会を実施しました。こちらは前回の真日のPの集いに続く第二回の集会で、年度内の2~3月に実施される可能性が見込まれるTD(仮)に向けて、TCの振り返りとTDに向けた話し合いをする場です。前回の記録は以下のリンクからご確認ください。



菊地真Pの集いの #アイドル投票TC #アイドル投票TD 関連議事録
https://ch.nicovideo.jp/sidenp/blomaga/ar1826458

また、中心メンバーとして戦わせていただいたTC当時の戦記はこちらです。

【ミリシタTC】ある #TC菊地真 陣営Pの回顧録と分析、感想 #アイドル投票TC
https://ch.nicovideo.jp/sidenp/blomaga/ar1723739



今回の告知画像


おおまかなスケジュール



全テーマをしっかり話し合いできたわけではないので、そこは次回の課題としたいと思います。



■World Changer感想について


CD発売後では初の土日ということもあり、30分前から開始しました。選挙期間中は多くの方がベルベットが戦死することを想定していたこともあり、アイビーというキャラクターの登場により良い意味で想定外となったシナリオにはおおむね肯定的な反応が見られました。夜想令嬢やEscapeなどを書いた青木朋子さんが脚本やってる時点でそりゃ沼になりますね……。


・ドラマCDはベルベットが生存したのが一番の想定外にして最大の喜びでしたね。 役的に死ぬのは覚悟していただけにとても嬉しかった

・シナリオ良すぎて涙腺やられましたねえ

・選挙当時、ベルベットが生き残ると思ってた方はほぼいなかったと思います


・ベルベットは確実に死ぬと思ってましたw


・分かります。また、助けたはずの人に助けられるという胸熱展開で涙腺崩壊でした


・ダスクとアマリリス以外全滅と思ってました


・ベルベットにとってはある意味死ぬ以上の辛さでもあったわけなんですが、その後の展開を想像せずにはいられません…


・うちの陣営でいろいろ妄想してた時、「捕らえたアマリリスに心がほだされてしまうベルベット」というネタがあったじゃないですか。あれは戦史ブログにも残してましたが、その辺り公式が汲み取ってくれたのかなと。アイビー(杏奈)はアマリリス二位ですし


・あんだけ盲信してたファイナルデイ亡き後どうなるのかすっごい気になりますアイビーが心のよりどころになってくれるのだろうか・・・


アイビーがいなかったら確実に自ら死を選ぶと思うので、アイビーがいてくれて本当に良かったと思います…ベルベットに幸あれ…


・ある意味、ベルベットも自由を手にしたんですよね


・その後を考えるとベルベットは自由になるのか、復讐の鬼と化すのか


・個人的にアイビーと2人で暮らしながらも、ファイナルデイ様を想ってて欲しいです。。


ヒーローズの黒髪とのキャラクター性の違いについても言及が。そこはライターも苦労されていたポイントでしょうが……。

・自分も黒髪みたいな展開を予想してたんであの扱いはビックリでしたな

・事前から性格等々違う部分がありそうだなとは思っていましたが、こんなにハッキリ差別化されるとは思いませんでした <黒髪とベルベット


・人間味のあるキャラクターが大好きなので、このベルベットだったら真関係なくても一番好きなキャラです


・ベルベットはファイナルデイに拾われて忠義を尽くしたっぽいので、それも真陣営でそういうふうに話してたネタを使ってくれたのかなーと。


・まっすぐファイナルデイに忠誠を誓うもバスターブレイドにあらゆる点で勝てないのが良かったなと…


・"バスターブレイド"がただの剣じゃないって前情報があればまた違ったんでしょうけどね……


・ただの剣じゃないあの武器、古いものだと鍛冶屋が言っていたので昔からバスターブレイドが使っていたとしたら、その情報をファイナルデイは知っていたはずで、それを共有してもらえなかったベルベットに心がうっとなります


・ベルベット、コミュの真のセリフからしてあれでちゃんと女の子なのがまた


・ベルベットがアマリリスの歌の影響受けなかったのはファイナルデイへの忠誠心が強かったからなのかなあと思ったり


たぶん心の鍵が既に開いてたからなんでしょうね


・一番意識したくない相手なのに、一番側にいたいと思っているファイナルデイ様と接してるだけで嫌が往にもバスターブレイドを意識せざるを得ない点とかもう悶えます
コミュでアマリリスとベルベットは実は姉妹だったとかどうですか!?って言ってましたしね…!

・バスターブレイドが銃でもあるということを知ってて、精神攻撃(煽り)で平静を乱してなければバスブレに勝てたんじゃない?くらいの強さはあるのが描写されたのは救いでしたね


プロローグのベルベットの登場シーンで同胞を殺すところから始まるのに対し、アイビーを助けるという優しさの2重の側面が出てて好きです



■TC振り返り


真陣営では、役発表ニコ生の一週間前の12/5から主に私が真Pのネットワークを通じて呼びかけを行い、ほぼオープンチャンネル化したディスコで意見を交わし、12/12はニコ生と並行して数十人で議論しました。戦史ブログでその内容は公開していますが、これはTB同様、ニコ生直後からの選挙戦開始を見越したものであり、そうでなかった場合もより万全なスタートを切るためでした。


事前に動いたことでディスコードにたくさん集まって発表ニコ生見れたのが良かったですね

・ディスコ、ニコ生一週間前から12/12くらいで50人くらい?増えましたもんね。んで19日までに100人くらい増でしたか


・かっこいい路線の真の重要性は運営も認識していたからこその黒髪の登場もあったんでしょうけど当時はそれもなかったですし・・・


・初めて真剣に参加するTX企画だったためわからないことばかりでしたが、紫電さんが過去の他アイドルの回顧録を共有してくださったり、複数人の兼任Pさんが経験を元にアドバイスしてくださったのが有難かったです。


・自分はDiscordアカ作ったのがニコ生終了後で、入った頃には話は終わりかけでした。でもカッコいい真成分が当時は不足していたように思うので自分もベルベットには賛成でした。


・何回でもいうのですが、発表数週間前から意見、というかどういう気持ちで挑みたいか、というすり合わせができたことに凄く感謝しております。


・やっと真が投票企画に参加できると知ってその後ここを知ったのですが事前に色々話し合える場があったのはよかったですね


・勝ってるところは投票開始までの準備で(勝ちが)8割方決まってたまでありますからね……


・比較的に他の陣営より早く動いていた印象ですがそれが効果的だったと思いますね



・結果から逆算するとイメージに合う役があったことと同じくらいに絵師さんが複数集っていて素早くベルマッコ絵をツイートしてイメージ補強、大勢の納得を得ることに成功したことが大きいのかなと思います


・ですねー。みんてぃあさんやあこさん達が、ニコ生後の数時間で描いてくれたのが大きかったです。あとはディスコはベルベットの最初から声が強かったのもプラスに働きましたね


ディスコでイメージ共有に成功したとしてもそれが外に広まらなければ、スタートダッシュなんて絶対できませんものね


・役としてはベルベットがあったことですが紫電さんが早期に呼びかけてくださったのがまとまれた一番大きな要因だったと思います。


・かわいい役を推してる方もいらっしゃったようですが、こちらの方々に無理やり押し付けるようなこともなくあくまで「ベルベット合いそうだよね…。」「いい…。」の姿勢でアピールできたのも大きいかと。


・フルマッコという伝統のワードに近いベルマッコというワードが生まれたのもとっつきやすさに火をつけたように思います。


・ベルベット良いっていう声が自然と発生していたなーっていう印象でした


・ベルベットに不満のある方々もいらっしゃったんですが、その方々が推す役が一つにまとまっていなかったのも結果的に大きいのかなあと思います


ベルマッコと言うのもすごくしっくり来ましたね。TC中の真Pではある意味ベルベットより沢山使われていた印象があります。


・ベルマッコと言う単語がとてもしっくりきて、それも良かったのではないかなと思います。


・ベルマッコはあおぴさんのファインプレーですね。あと、とにかく絵師さんのイラストが豊富でした。これが風を呼びました https://togetter.com/li/1298886


なので成功するためにはイメージの合う役を見つけることだけでは多分ダメで、それを広めてくれる絵師さんの存在も重要なのかなと


・描く側としてはイメージが固まってるとより手に取りやすくなるので、合う役、描いてみたい役っていうのは大きかったなと思います


後はライオマコが実装されてたのが大きいですね。もしライオマコがなければ結構オオカミ役で割れてたと思います


・ライオン真といい全体的に運が良かったのもありましたね


・ライオンマコがなかったらひびたまこの戦いの可能性もあったんですよね。面白いな


・エミリーの勝因も、仕掛け人様の頑張りと砂浜ラブ先生の漫画の相乗効果が大きいですもんね。とにかく拡散、共感、そしてコンベがないうちはここに来てもらう、ができたのが大きかったなあと。絶対数が多い陣営ではないので


・真の誕生日に小説は投稿しましたが文字媒体は基本的に流されますからね・・・


・絵だけでは絶対に戦えませんでした。納得できるようなダイマ資料だったり、企画を出し合ったり、それを宣伝してくださる方々がたくさんいたの凄く大きかったと思います!




当時も最終決定はコンベに委ねる方針でしたが、絵師さんの力作やイメージ戦略の奏功もあり、コンベが開いた時点でコンベもほぼベルマッコ路線は固まっていました。また、ディスコとコンベのあり方についても議論をしています。


コンベは事前に開いたとしてもミリクロ時のままだったら意見集約はほぼ無理でしょうね。あれじゃ誰かがまとめたとしてもそれを周知できない

・ですねー、では当時も含めて、コンベとディスコの活用はどうあるべきか、考えてみましょうか。TDのコンベも今のミリクロと同じ、かつイベント開始からオープンと仮定して


・今のコンベの仕様で何か周知徹底させたいなら、10レスに一回くらい周知文書を書かないといけないですしね・・・


・発言のたびにDiscordに誘導できるような文言を加えるくらいしかなさそうですね……通常発言の文字数減るしくどくなりますが


これについては、TDコンベのログまとめを外部媒体で毎日更新するくらいの取り組みは必須かな、と考えています。

・基本的にはディスコでは話し合い、コンベでは告知メインみたいな感じがしていました

・評価ポイントでもあり反省点でもあるのですが、ディスコードでもコンベでも言葉選びは本当に大事だと思います。 真コンベは居心地が良い空間だったと思いますが、一方でTCの配役発表前などのディスコの議論では、熱意のあまり強い言葉を使ってしまうこともあった印象があります。


・↑真陣営が唯一トラブル起こしそうだったのは、12/12~19までの間でしたからね


コンベはモチベーションを維持できる場所であって話し合いには不向きだと考えますDiscordで話し合ってコンベで告知という使い方はとてもよかったと思います。


・文字のみのコミュニケーションだけに推敲に推敲を重ねてからの発信大事ですね……普段のツイッターにも言えますか


・両方参加できる方もいらっしゃるんでしょうけど、コンベには参加するけどディスコには参加しない方、ディスコには参加するけどコンベには参加しない方の方が圧倒的に多いと思うので橋渡し役の方がいらっしゃればすれ違い断絶することはないと思いますが、ディスコではこういう意見があるよと言う感じにして押し付けたり強制しない方針が良さそうですね


・推敲に推敲大事ですね、送る前に一度冷静になるの大事だと思います。(自戒も込めて) 次回があるならばディスコードのオープンチャンネル化は続けたいなと思います。閉鎖的な空間にしたくありませんし、押し付けなんてとんでもないので


・とりあえず、今の仕様のままならTDも引き続きディスコを活用する方針でも差し支えないですかね?最終決定はコンベとしても


・問題ないと思います


・活用の仕方はこれがベストだと思います


・機能面利便性から考えてもディスコ活用コンベ周知の流れでいいと思います


・コンベンションが今のままならディスコもないと難しいですよね


とりあえずディスコ、コンベの活用はTCの現状維持ということで。TC同様最終決定は委ねつつ、議論はやりやすいここを利用と。

コンベのあり方は基本的にTCと同じように、という意見には大賛成です。 ただ、TDではそもそもコンベを見ない方も多くなるのでは?と思ったので、 初期の段階(少なくとも大体の狙いの役が決まったあとなど)にコンベを継続的に見てくれる人を増やすための企画(とまではいかなくても雰囲気づくり)ができるといいのかな、と。 ※TCだとキリ番やまこうたあたりが自然発生してましたが、継続的に覗いてみるきっかけづくりの効果を果たしていたと思います。 TDで対抗した相手に何かしらの跳ね上げが予想されるような場合は忍耐力が必要になりますし、 そういう時の票獲得や投票モチベーション維持の為にも、同じ目標をもつ人たちがより多く集まる公式の場所としてコンベを提示することができるといいのかな、と。



もしTCでいう12/12の段階でコンベが解放されるようなら、それはまた両者の立ち位置について議論する必要があると思われます。
また、ニコ生後~投票開始前に一部で提案があったベルベットからの転進についても話題になりました。


・言葉選びは大事だと思います。自分がログみた範囲では、ベルベットに決まってからですが美希がベルベットに参戦する予兆があった時に、美希との対決を避けるために役を変えるできではと言う方に対してかなりきつい言葉があったようなのが気になりました。確かにベルベットでまとまっていた以上役転換はやってはいけないことなのは間違いないのですが、結果的にはその方は言っていたことは美希陣営の強さを考えれば間違いとも言い切れないので可能な限り穏便に説得して欲しいところです。

・その辺り、もしいらっしゃればベルベット以外を推し続けた方の意見が聞ければなと

・もし美希から逃げていたらどうなっていたかって話し合います?TDでも同じようなことは十分起こりえますし


ベルベットから転進するなら有力候補だったバスターブレイドがえらい激戦区だったというね…


ある程度の数まとまれそうかな、というところまで来たなら転進するメリットは弱いと思います。15役ではエアポケット的に空く役があるとはとても思えませんし

・私はバスブレ派でしたが、バスブレ行ってたら紗代子と競り合いで多分負けてたかなーと思ってます。その場合、美希は対抗馬ゼロだったベルベットにとどまりそうなので

・自分は最初から今まで孤島サスペンスの女主人役を推していますが、正直言ってスタートダッシュをかけていたらまだしも、途中からの転換では負けしか無かったと思います。 ベルベット、あるいは近未来アウトサイダーの役以外に真が入る隙は狭く、他の役からの転換はまだしも、ベルベットからの転換をしていた場合は負けると共にPたちの分裂も引き起こしていたと推測します。


ベルベットに共感して絵を書いていた絵師さんが、他に方針転換したらどうしていただろうかというのは気になりますね。そんな簡単に割り切って追随できるものなのかなと。割り切れなきゃ真票が真っ二つに割れる可能性が高い


・あくまで私だったらどうするかな…と考えたのですが、もう描かなくなるかもしれないな、と思いました。まとまっていた上、ベルベットにある程度肉付けして楽しんでいたのもあったので、そこから転身していたら気持ちが追いつけなくなりそうかなあ…と


・12/12の時点で、意見が挙がっていた友達、旅人、バスブレあたりを選んだならまだしも、その後の転進はまあ……厳しいでしょうね。出遅れは人気の子でも致命的でしたし


・私は当初、真は誰かを支える役回りが多いなぁ…と思っていたので、孤島で主人公を張って欲しいなぁと思い、作ったばかりのツイッターアカウントで細々とおはジェネなど書いたりしていました。


・主人公の話出ましたけど、TDでもしセンター狙うなら、きっちりストーリー立ててやりたいものですね。二番煎じにならないように


・やってみるとわかるのですが、真を主人公にしてシナリオ書こうとすると難しいんですよ。上手く言えないけれど、支える役の方が書きやすいというか…。


・↑とてもよくわかります。真はバイプレイヤーの方が強く、主人公にする為には本当に「真の為のモノ」を考えないと上手く動かせないんです。自分だけかもしれませんが。


・主人公に当選した茜ちゃんは特異な例だと思うので手法は真似をしたくてもできない、できても同じように浮動票は取れないでしょうしね


・真は支える役もあいますが、それ以上に主人公気質だと思うのですが


・真主役の二次創作をニコニコで七年やってましたが、"相応の理由がない場合は"、彼女はやっぱり二番手三番手で自由に動かせるほうが生き生きさせやすいんすよね。リーダー適性はあるんですが。でも相応の理由があればいけないことはないと思いますので、そこはプロデュースかなと


・茜ちゃんは真以上に脇役向きな要素を持ったキャラクターなので、逆に真だと主人公狙いでも茜ちゃんほど意外性がなく、受け入れられやすい反面インパクトは乏しいようにおもいます


役どころに気をつけさえすれば、個人的には真に主人公役は十分勝算はあると思います


・熱血系のものがあれば主人公役でもいいのかなとか。


・とにかく明るく前のめりですからね。それでいていざとなると気弱にもなるので成長要素もある


・スポーツ系とかあれば主役狙うのはおおいにアリだと思いますね


・スポーツ系に、ちょっと憧れの先輩への恋心とか混ぜてくれると個人的にはアリアリの大アリです。


ニコマスの話題で恐縮ですが、マスクエやぷよm@sの真は十分主人公っぽかったですし、意外と英雄譚みたいなものの主人公はイケるのでは?


・この役がほぼそのままセンターで来れば!




役発表からすぐに決めないとスタダ出来ずに乗り遅れるっていうのがTXでのジレンマなんですよね…発表から投票までに各役について色々考えたいのに、それが出来ないという…

・↑なので、TBみたいに(ニコ生直後の開始で)ヨーイドンやられて、真がハマる役がないと厳しいんですよね、TDは


・↑だからこそ事前にたくさん話すのが大事ですよね。。


・限られた時間で意見を出し合って、速やかに意思決定するよりほかないんですよね。だからこそこういった場が必要かなと


・次に行く前に美希から逃げる云々の話をまとめると、発表当日イメージ共有できたとしても競合が格上になることが予想できるなら勢い任せで広めるのは悪手となりうるので、まずは様子見が正解という考えもある。 ただしスタートダッシュの成功率は下がるので、極端な言い方すると格上に玉砕するか、それなりの相手がきてまともに勝負するかの実質二択になってしまう。


・どっちを取るかですね。次に関しては、相手を全く見ないのもリスクはあるので。(千早や桃子、歌織などの)最強格や未当選に考えなしに特攻するのは要検討かなという


・これはもう中堅陣営の宿命ですかね。個人的にはイメージがしっかりまとまったなら玉砕覚悟、それほどでもないなら様子見という、程度の問題になるかなと思います。


・そうですね。一度決めかけた役に強豪が来たもしくは来るかもという場合のことですが、やはりそれなりの理由がなければ方針転換するのは悪手なのかなと。


・真P内でかなり高い割合で統一が図れそうなら相手に関係なく突っ込む、負けてもやむなし。二つ以上に割れたときにはじめて他所の出方うかがうのもありなのかなと



話題はここから、期間中に実施した企画の振り返りへと移ります。

・とりあえず、TCで繰り出した企画は以下の通りですのでご参考までに。
#真とヨーイドン
#メリークリスまこ (#ジングルベルマッコ)
#1日1まこ1やーりぃ
#エージェント除夜を往く
#ゆくまこくるまこ
#キュン賀真年
#あけまこ2019
#真心をこめて花束を
#ベルマッコ隊一斉特攻
#ワールドワイドダイマ作戦
#真に100万本の花束を
#真心チアリングレター
#だって真が好きだ

【#アイドル投票TC】#ゆくまこくるまこ 作戦で #TC菊地真 陣営が大いに盛り上がる #ベルマッコ
https://togetter.com/li/1303228


【#アイドル投票TC】#TC菊地真 陣営の正月企画「#キュン賀真年」まとめ
https://togetter.com/li/1305195

【ミリシタTC】#TC菊地真 陣営の企画 #真心をこめて花束を で、Pからアイドルへの愛があふれる【#アイドル投票TC】
https://togetter.com/li/1306935

#TC菊地真 の #真心チアリングレター 企画で、Pから真へ素直で一途な想いが届けられる【#アイドル投票TC】
https://togetter.com/li/1310298

#TC菊地真 陣営の最終日企画「#だって真が好きだ」まとめ+投票終了後のPたちの感想 #アイドル投票TC
https://togetter.com/li/1310694


・こう見ると、企画結構やりましたね

・#ゆくまこくるまこ までのことは話したいかも。年末までのことなのでキリがいい気がします。 キュン賀新年、あれは良いものでした!時期が被ればまたやりたいですね。


・個人的には、一発目のゆくまこくるまこの一斉はつぐみさんやねこぷちさん達の宣伝効果もあり、タイミングも翼の一斉にカウンター重ねる形でほぼほぼベストだったと思ってますがどうでしょうね




https://twitter.com/i/moments/1086251749692780544

・この辺りのポスターは本当に素晴らしかったなと

・つぐみさんのポスター大好きです…


翼の一斉の後にやれたのは大きかったですね。ここら辺のポスターは見ていて楽しくなるようなものばかりだったのを覚えてます。今度は僕の番 は燃えるキャッチコピーでしたね


真陣営はスタートダッシュ+絵師さん達の手厚い支援絵やポスター+一日一まこのような小さい企画も途切れず実施する……の三要素が大きかったと思います。最初の真とヨーイドンの時から、みんな楽しめて、デイリー投票も欠かさずやれる仕組みは作れました


一斉がフリーハンドで最適なタイミングを選べたのも大きかったなと。これが8月とか10月とかだと、真誕や真日に良くも悪くも縛られたでしょうし


・当時はツイッターで真の投票企画があるのを眺めて投票していましたので、やはり視覚で訴えるのは役決めに限らず告知としてもTDでも継続していただけるとありがたいです。


・企画が途切れなかったのでモチベーション持続できたのはよかったかなあと


・rallusさんのキュン賀新年の画像が作れるサイトやお花が票が増えるにつれて増えていくサイト大好きでした。一斉投票やデイリー投票以外の企画もまたやりたいです。


・↑ありがとうございます。素材、アイデア、かわいいまこりん。いろんな人達の協力があったればこそです。


日速勝てていたらそれだけで戦意高揚しますし、もし負けていたら陣営運営にも支障が出てたでしょうね。 ・・・だんだん人が減っていったりとか


・企画はちょっと内向きすぎたという指摘もありましたが、真Pの士気の維持については二重丸だったなーと。次は外向けもやれればなおベターですね


ゆくまこくるまこ以降の企画は内部の票の流出を抑えるためのものになったのではないかと思います。外向けは確かにやっていきたいですね。

・美希や千早はもちろん、惜敗した貴音も日速が強くて士気を保ってたところがあるので、日速も一斉の盛り上がりも両方大事にしたい……


・陣営としての規模が同等の相手の場合は基本的に相手陣営の一斉投票の直後に一斉投票返しができる方が良さそうですね。 相手陣営を票数超えると言う明確な目標ができますし超えた時の士気向上も見込めるので。 ただ、相手を意識しすぎてグダグダしてしまうのはダメだとも思いますけど


一斉投票は、次回もタイミング重視でいいでしょうかね? 2~3月開催なら真関連のアニバーサリーもないので心配はないと思いますが


・一斉は諸刃の剣というのが今回のでよくわかったのでうまいタイミングで撃ちたいですね


一斉投票はタイミングも告知期間を長く取っていたのも告知画像も完璧で安心して参加できました。ただただ感謝です。 次回もタイミング重視が良いかと思います。


・賛成です。合わせられそうなら合わせましょう。バレンタインとかひな祭りと合わせて見たいけど。


・最悪でも、ゆくまこみたいに(18:29)で真誕にこじつければいつでも撃てる前例ができたのは良かったかなと。18:29→30の一分で67000票が入ったのにはしびれましたが


https://twitter.com/nekopuchi/status/1078947102670053377

2〜3月なら、もしかしたら真上位のイベントがあるかもな頃ですが、もしあった場合、何か絡めた企画は要検討でしょうか。(個人的に、イベント後の一斉ぶっぱは悪手な気もしますが…)

・3月が絡みそうなら「ひなまこり一斉」やりたい………


・ひなまこりはまつりのひなまつり砲で消し飛んでしまいそうw


・はい砲の威力は目を見張るものがあった


・真上位はまあ、BtWですよね。ついにイベント報酬になってないのが真だけになったので、次のLTD枠でもおかしくないですが


・ゆくまこくるまこは告知期間の確保の仕方も絶妙だったと思うので、次回もそこは意識してやりたいです。


ゆくまこくるまこは一週間かけましたからね。周知も蓄積した火力も申し分ありませんでした


一斉は「ゆくまこくるまこ」同様、タイミング重視でOK。企画は内部を盛り上げられ、(花束企画などは)票の流出も防げた。次は外向けの企画もやれればってところですか。


・え、PSTカード1枚ももらってないの真だけなの?


・↑はい。TDより先に真報酬イベントの来る可能性が高いまであります


・まじか・・・逆に言えば年度内には来る可能性高いわけか。なんならTDと被る可能性も十分あるのか


・今年のイベ出演数自体は恵まれてるので、イベ報酬無いからと言って近いうちに来るかっていうと微妙なところで、まさにTD期間の可能性はありますよね


・理想としては真の一斉投票で他のアイドルの一斉投票が霞むぐらいのキャッチフレーズや投票ができればいいんですが陣営の規模的には難しそうですかね


・こんな企画やりたかった、やりたいという提案があれば是非どうぞー


・さっきも言いましたけど票数連動企画を序盤からなんかやれたらいいですね。 そういえばエミリーは連動企画やってましたね


http://makomas.tank.jp/makodora/index.cgi 企画がやりたいという意味では違うかもしれませんがこういうのを作りましたと宣伝だけさせてください。


・うまく活用すれば、おはジェネより良いものが作れそうなんですよね。これも継続の検討課題かな


・ありがとうございます。おはジェネとの違いはショートストーリーには不向きですが不特定多数の方が書き込めるのでそれによる化学反応が望めることでしょうか。


・もしもの話なのですが、TDが2~3月にあるなら18年の2月の最後は初めての真のSSR実装だったなと思ったのでそれに合わせて何か企画出来たらと思っていました……




・なるほど。ひなまつり真の☆5もきそうですもんね

・ひなまつりまこりんかわいすぎた・・・


・シンシアリー・マリーヌ++はどう転んでもまこかわなので良い


・ひな祭り真コミュさいっこうでしたね…衣装エピソードも覚醒エピソードも…


・あと3月は、(カバー曲でチェリーが予想されるので)フェス限の真が来る可能性がそこそこあるのでそれも楽しみだなと




■第2回の仮想TDについて


前回に引き続き、3テーマ×5役で作成しました。ハードモードと前置きしたことで狙いを看破していただきましたが、今回のテーマは「陣営として推したい方向性の役が来るとは限らない。ズレがある時どうするか」でした。前回の仮想TDと今回を比較するとわかりやすいかと思います。

●前回







「かわいい路線」で行くにしても、真をあてはめやすい役を複数用意して、選択肢がそれぞれあるように作りました。一方、今回はその選択肢を意図的に減らしています。わかる人にはモデルがわかる上に年少組にも厳しくなっているので、模擬戦としてはやや悪問になるのかもしれませんが……。あくまで模擬戦なので、議論では他の子の動きも本番以上に意識しています。

●今回





・(私)属性イメージはFa、Pr、Anの順で作ってみました。前回より真には厳しめ



・1:主人公 2:騎士 3:和菓子屋 かなあ

・フィギュアは主人公!…と言いたいとこだけど、真っ先にうみみが連想されてしまったんだよなぁ… ここはライバルで。努力家ってとこが気に入ったw


・1、コーチ 2、騎士  3、和菓子屋かなぁ。


・テーマ1の主人公ですかね。こういうスポーツ系こそ真にセンターをやって欲しいし役としてしっくりくる


・1.主人公 2.は難しそう……… 3.ワンちゃん


宮廷は騎士…はあまりにドハマリすぎてTDだと逆に忌避されるパターンだねぇ ここは何かありそうな侍女でいってみたいw


・騎士と言いたいところだけど忠臣というところが気になったので革命家


・テーマ2ならお仕事のノーマルコミュに近い騎士、テーマ3ならお菓子を運んでいるカードを覚えているのでパティシエですかね


・ほのぼのしたのやらせてあげたいのでテーマ3ですかねただどの役かとなるとむずかしい


・商店街は和菓子屋の娘、かな パティシエは春香さん以外浮かばなかった(発想が貧困


・騎士:男装の麗人がほぼ一択レベルで好きです!話のメインをやらせてあげられますし


・フィギュアの主人公は好不調の波というのが真のイメージとはちょっと合わない気がする。まぁ別の意味では真にも波はあるんだけど


・3はパティシエがいいかと思うんですがそうなると春香さんとかと真っ向からぶち当たりで怖い


・パティシエは春香さんがすごい強敵ですね・・・

・1→主人公かライバル 2→騎士 3→ワンちゃん ですかね…… もちろん可愛い路線の真も見たいですが主人公や主役級の真も見てみたさが強いかもです


・騎士はど真ん中過ぎるかもと思いつつそれでもやらせてみたいです!でも3のほのぼの系も捨てがたい。


・直球に真わんこでw


・かわいいのやらせてあげたいのはあるんですがここまでピッタリなのくると男装の麗人かなあと 前回のおてんば姫がもし別候補であったらめちゃめちゃ悩むやつです


・(私)騎士はまあ、モデル的にかの有名な漫画のあの方がイメージされるかなと。私は好きなやつですが


サファイア姫ですね(そっちかよ


・薔薇は美しく散る、ひろりん歌ってましたね



・凄く悩むんですがテーマ3の和菓子屋の娘かなあ… なんか、最終的に洋菓子屋の娘と仲直りして一緒に打倒モールのための新商品作りそう

・テーマ2の王女が見たいかなと…いつも支える側ばかりなので誰かに支えられてほしいのですが、引っ張っていくリーダーになってほしいわけでもないのでちょうど良いかな?と ただ、これ!と決める決定打が自分では見つけられないので、実際TDでこれが発表されたら真Pの中で2択か3択に絞られるまで皆さんの想像を黙って見ながら自分の意見を固めると思います。


・普段は地味な服屋の娘。だがその実態は超人気ネットアイドルなのだ!みたいな感じで動画投稿者を。 自作したフリフリ衣装とかで踊ってみた動画あげてたりとか


・今回のテーマはロリ枠が少ないね


・↑(私)年少組はちょっときつめですが、妹、侍女、テーマ3全般に行きそうかなーと思いながら作ってました。でも育ちゃんは桃子と被らない変化球投げそうな気はします


・3であれば育さんはパティシエか服屋の娘に行きそう。


主人公ライバル騎士革命家が有力候補で、だれかがガツーンとハマるキャッチコピー思いつかない限りはこの中から比較的戦えそうな場所選ぶ感じかな


・この前も言ったのですが、黒髪、ベルベット、と続いて真といえば強い!!のイメージが出来上がっているような気がして、強さだけじゃない真の魅力を見たいし見せたいなという気持ちがあってテーマ3を選びました。


かっこいい真は今回の一連の動きで結構伝わったと思うんで今度はかわいいのも観たいかなと思ったり


次はかわいい系の役がいいというのは前回の仮想TDでも言われていたことですね。


・1の場合はフィギュアスケートならかっこいいよりも華麗で美しい感じなので真も喜んでくれそうですけど、その代わりダンス系の子たちが全員集合するのが怖いなあと。2はいわゆるフランス革命ものなのでシリアス、3はかわいい路線で攻める分には役の幅は広い感じはしますね。


・↑ダンス系の強豪て誰がいる?


・歩が最大手、あとは海美とか>ダンス系


・ダンスっていえば海美と歩でしょうか 歩は三連敗中なので票が集まりやすくなってるかどうか

・前回未当選の海美、麗花、そもそも未当選の翼と歩あたりは来るかなと。響も来そう

・(次はTCよりかなり強いであろう)翼と再戦はちょっと、できればやりたくないです


・また翼と戦うのは確かにしんどいかも…。


・ただ、主人公にうみみのイメージが一番来たのは確かなんだけど、ズバリボーと被るんだよなとも思った


・ダンス系ってくくりは心に留めておいていいのかも


・3はやよいもかなり食い込んできそう(町の人気娘的立ち位置で)


・3はパティシエ、和菓子屋の娘なら割とかわいい路線推しやすいんですが、春香や紬、美奈子辺りとの激突はありえるかなと


・あー、和菓子屋でつむつむを想定していなかった…


可愛いも可愛いで難しくて、純粋に可愛いだけを押していける配役には中学生以下の方が良いかな?って設定が用意される傾向がある気がするんですよね




TCの少女役でも指摘されていましたね。そしてこうなると、他の子がどこを選ぶかというのも気になってきます。そして、テーマ3で人気の和菓子屋も簡単ではないという話題に。



昴もテーマ1いけそうだな。ステラ王子もやったからテーマ2の騎士も来そう

・ASだと手ごわい千早は1or2、美希は1or3、貴音、伊織はどれも全部ありうるかなあ……。やよいは3でしょうね


・思ったのが、騎士は確かに真としてはドハマリなんだけど、ライバルとして美希が来そうな気もするのよね。TCのバスブレの演技で、美希に男装系もいいんじゃね?と目覚めた人が結構いそう


真のかわいさはナチュラルに出てくるかわいさだから、既にある役に対して上から付加するっていうのはなかなかできるもんじゃないんですよね。ナチュラルでないと


・昴ちゃんは料理できるっていう面があるのでテーマ3もありそうなんですよね、パティシエの作戦立ち上げるとことかあーやりそうだなーって


・あとこの配置だと歌織さんと桃子、琴葉がどうくるかなあと


・歌織コーチ、桃子侍女、琴葉革命家ってところじゃないかな


・歌織さんは1のレジェンド、2の王女辺りに来そう


・歌織さんはフェス限があるので、フィギュアスケートにきそうではありますよね。コーチか
レジェンドかで


・ジュリアは騎士か革命家あたりが


・(私)かわいい路線で行くなら、●さんが仰ってるように、ナチュラルな可愛さを売れる役はどこかってところがポイントになりそうですが、それが難しいようにあえて組んでみました


ナチュラルなかわいさワンちゃん??


ワンちゃんは一見すると真にピッタリですけど、真P以外にどれぐらい真はワン娘なのが浸透しているのかが気になるところですね


・ワンちゃんだろうね。勝てる気しないけど。ワンちゃんに限らずテーマ3はどれも勝ち目ないように思えちゃう


・それなんですよね、こういう不利な配役になっちゃうと


・↑この3テーマならかわいさ路線は捨てざるを得ないかなと最初に思いました


・そうですね、いくら可愛さ路線でって統一されてても適役としては候補のどれもうまくはまらないってこともあるわけで


・歌織さんはレジェンドか侍女、桃子は3のどれでもいけそう、琴葉は王女。でしょうか。


・テーマ2は王女筆頭に全員に死亡フラグが立ってるので、そういうのを嫌がる陣営は避けそうかなーとか


・琴葉はライバルも適正高いような


ナチュラルな可愛さ…。 テーマ3は確かに中学生以下の子がイキイキしそうな感じですね。 真の年齢だと少し上すぎるのかも。


私見としてはテーマ3なら真はワンちゃんか和菓子屋かかなぁ


・和菓子屋ならあの紬を返り討ちにする覚悟が必須、というのがこのテーマの怖いところかなともしくは雪歩とタイマン


・雪歩もおったか…


・雪歩とのタイマンは王女行ったらあるかもと思った


・TC未当選組だと紬、雪歩のほか、貴音さんが変化球で和菓子屋、というのもありますね


・作った傍から消えてそう>和菓子屋貴音


・貴音さんの和菓子屋は面白そう…。


・ただでも王女は候補多すぎる気がする(パッと思いついただけでいおりん・お姫ちん・琴葉・まつり姫・風花さん・歌織さん・つむつむ…ってとこが


王女はバスブレ枠になりそうですね。


・虚偽の報道で批判される(そして悩み落ち込む)という紹介文だと読めたので、おひめちんまつり姫にとってのトラップかなと思う。雪歩が一番合いそう


・なんで、ドンピシャにならないかわいい全振り路線を捨てて3を回避するなら、コミュネタもあって平田さんがベ〇ばらの曲も歌ってる縁で騎士か、スポーツ系で1の妹以外に収束するのかなと。


・真の「かっこいい」「強い」要素を生かそうとするとどうしても革命家あたりしか思いつかねぇ


・処刑人に亜美真美が来る?(医者の娘的な意味で


かわいい役を取ろうと思っても競争率によっては中々難しいんですね。


・騎士は黒髪やベルベットと被らない、とは言えないもののとても戦えない、とまでは思えないんですよね 相手と支持の集まり次第かなあと


・ただまぁ、先日の集まりでも言われてましたが、次もかっこいい路線だと真Pはまとまらないだろうなぁ…ってとこがあるのがねぇ


・↑(私)フィギュアスケートはかっこいいより綺麗、女性的、という推し方をしていくしかないんですかねえ。●●さんの世代なら、銀盤の妖精(ジャネット・リン)というのもイメージが通じるかもしれませんが


・↑出来ればズバリボーのような熱(苦し)いスポーツ路線じゃなく爽やか系で推していきたいところ。フィギュアならプラス華麗さで推していけるだろうし


・主人公は有力だけど、不安なのは競合にまおちゃん路線被せてアピールされたらヤバいかなということ。真でまおちゃんはちょっと合わなそうだし。真は結弦ならぴったりだが、どうアピールすればいいのかわからない


・テーマ1とテーマ2のモチーフはそれですか。ベルばらは名前だけ知ってますが銀盤の妖精は初めて聞きました


・↑(私)テーマ1はユーリも入ってますが、伊藤みどりとか黎明期の世代もモチーフに感じてもらえるようにしました。というか4のコーチはもろに伊藤みどり


・↑(ジャネット・リンと言ってももうお若い方には通じないのよね^^;)


・自分の中のフィギュア漫画はブリザードアクセルしか…笑


・スポーツでもあまり暑苦しくない競技ならまだ活路はあると思うんですよね。格闘技とかは逆にトラップだろうとは思います


・格闘技はなぁ のり子&美奈子の投げコンビの戦いに巻き込まれたり可憐さ美しさの要素投げ捨てたりするだろうしなぁ


・悲しいかな真が格闘技系で役をとっても、可憐さとか美しさってポジはまずまず他にとられる


・(私)来年は東京五輪もあるんで、TDでスポーツネタが来る可能性は見越しててもいいかな、とは判断してます


・↑あー、なるほどね


・格闘技はさすがにのり子が有利すぎるので運営も持ってこないとは思いますが、フィギュアはもちろん体操や陸上とかはありそうな気はしますね


・水泳だと......やっぱり活発系との闘いになるけどワンチャンぐらいありそう あってくれ


・まぁそれでも他に勝てそうな役なかったら歌目当てで突っ込むしかないんですけどね


・陸上はありそうな気もしますね、確かに


・スポーツ系は昴も来そうですね。野球はもちろん球技系なら大抵いけそう


・野球やソフトは昴が、剣道だとフェンシングの琴葉が、サッカーはエレナが、となると体操や陸上がどうかなと 季節選ばないですし


・真もサッカー要素なら十分ある


・静岡出身ですもんね(認知度は知らん)


・真とは別ベクトルとはいえ昴もボーイッシュで可愛いキャラですからね。 意識はするべき?


・当たっても仕方ない、くらいの意識はあってもいいのかなと。その場合TC当選組同士なので、ある程度まっこー勝負で戦えそうではありますが


・昴は元々ボーイッシュ系なのもありますがおとぎの国のステラ王子役で765プロの王子様は真というイメージに一石を投じましたからね 一部昴Pが王子様であってこその昴みたいな熱烈な王子様派も出てきているのも似た傾向かなと ですので競合する可能性は他のアイドルより高いと思っています。


基本は可愛い方向に行きたいってのはほぼコンセンサス取れるところだと思うんですが、「そういうまくいくとは限らない」って可能性を提示されたのは有意義だったと思います



この結論に至る話ができただけでも、開催した意義があったなあと思いました。




スポーツ系選ぶとすると、真のどういうところをアピールするかが重要になってくるんじゃないかなあ…と思いました 真のスポーツ万能なところを見せたい!っていうのと、青春しているところを見せたい!っていうのと、ちょっと違うのかなあと


・↑●●さんはどちらを重視すべきだと感じられましたか?


・↑あくまで私の主観ですが、キラキラしているところが見たいなあと思っているので、重視するのは後者ですね。スポーツ万能なのはミリシタのお仕事でしっかり見れるんですよね


・同感です。かわいい路線がダメなら、せめてめいっぱい青春させてあげたいなあという願望はあります


・自分としてはこの中ではやはりライバルかなー。他のは様々な理由でちと選び難い


・ライバルは良い感じのキャラ描写されそうで私も推せるんですが、バスブレ並みの激戦区も想定されるのが怖いですね。


・一つ選ぶなら革命家。あくまで主人公狙いという考えはここ一ヶ月で変わった


・対立構図ではなく、どの役も決め手に欠ける展開になったら「どんな曲歌わせたいか」ってのも選ぶ理由としてあるのかなと その意味でこの例なら私としては商店街よりフィギュアか宮廷かなあと


・主人公ポジだからといって出番が多いとは限らないっていうのもあるなあと個人的には感じております。出番が多い=オイシイ


・静香コミュで「ソロパートの侍女」を勧める的な感覚ですね


・TA~TCのセンター、必ずしも露出も一番ではないですからね(それでもチャンスあればセンターやらせてあげたい願望はありますが)


・シナリオの「縛り」が主人公にとって一番きつくなる可能性が高いってのもありますよね 一番自由に動かしにくいというか


・↑真の場合それは利点であると思う。ある程度自由が利くと、他のテーマとの兼ね合いとかいろんな事情で暴走させられる不安が・・・



この辺りで開始から3時間が経過したので、締めにかかりました。


(私)あともう一件。こういう機会、感謝祭までにもう一度作りますか? 一か月半後ですが。お題はストックがあるので、人が集まる機会があるならブレストだけやるのも問題はないです。他の二番煎じではありますが育ちゃんや千鶴さんのところみたいな企画をやってもいいとは思います

・衣装発表されるタイミングとかでしょうか? 真はワンピース確定なのでドキドキは特にありませんが


・衣装発表は12/13のニコ生なんですよね多分。ニコ生合わせだと12/13、もしくは年末のゆくm@s


・各人の考え方がわかるのはいいことだと思うので、もう一度やってみてもいいかも


・個人的にはやって欲しいです!仮想TDはどう動いたらいいか非常に参考になるなあと


・頭の体操大事なので是非に


・(私)では少なくとも、第三回仮想TDはやって頭を柔らかくしておきましょう。時期は年内……ですかね?


・数重ねると見えてくる部分もありますしね 他のアイドルの動向だけはどうしようもないのが辛いところですが


・13日は念の為ここ集まっておきたいですね。即日スタートはさすがにないと思うが・・・


・(私)では、

 ①12/13のニコ生はヒマな人はディスコを覗いててもいい
 ②第三回仮想TDは下旬で調整
 ➂きょうの議事録はまた私が上げる
 こんなんでいかがでしょう



こちらに同意をいただき、0時も過ぎたので散会となりました。



第三回の仮想TDは12/21、22あたりを想定していますが、13日のニコ生の内容を見てから正式に告知したいと思います。その際はまた拡散、参加をしていただけると幸いです。



菊地真Pの集いの #アイドル投票TC #アイドル投票TD 関連議事録


【11/14追記】12/1にTC反省会・TD準備会を実施します。よろしくお願いします。(案内は末尾)








「真日」でおなじみの先月十月二八日、菊地真Discord「MAKO-MAKO-RIN」にて、真日を祝う菊地真Pの集いが開かれました。こちらは昨年12月~今年1月に実施された、アイドル投票TCこと「THA@TER CHALLENGE!!」で、役発表前から陣営の拠点の一つとして活用された場所でもあります。


ある #TC菊地真 陣営Pの回顧録と分析、感想 #アイドル投票TC

https://ch.nicovideo.jp/sidenp/blomaga/ar1723739

当時まとめた回顧録とTC戦史はこちら↑


今回の真日の段階では、真の出演するTCイベント、近未来アウトサイダーの「World Changer」は終わったばかりでCDも未発売でしたが、一定の要望もあったため、真日のお祝いのついでに少しだけTCとTDに向けた話もしました。この記事は、それらの概要を参加していなかった真Pや、振り返りたい真P向けにまとめたものです。事実上のオープンチャンネルですが、今回も発言者は匿名です。なお参加人数は発言者だけで40~50人くらいはいた、はず。
(他にもメインコミュや実装曲の展望、まこかわ、アイマスMR再演希望、まこかわ、2020のアイマスやASの展開、まこかわ、World Changerフル配信の感想など色々と話題は出ましたが、この記事では割愛します)





当時の告知画像。




■イベント段階のTC感想について


今回のTCでは、真はアウトサイダーにおける「ベルベット」役を演じました。陣営ではベルマッコという愛称で、当時ミリシタではあまり知られて(推されて)いなかった真のカッコよさ、敵の女幹部、ファイナルデイの忠臣といったイメージを押し出して選挙活動を実施し、無事に役をいただくことができました。

まだイベント段階で本筋は読み切れないところもありますが、参加者からはおおむね及第点以上の評価(≠絶賛)は出ており、ドラマCDが待ち遠しいという意見が出ていました。

以下、箇条書きですが感想の一部です。


・オラオラ系の真めっちゃ良かったですねえ。あと地味にアマリリスもちょっとやってくれたのテンション上がりました
・真のアマリリス演技、良かったですよね!
・個人的には『良』ですが、嫌な人は嫌なんだろうなって感じですかね
・CDでのさらなる掘り下げが期待されます…!!バスターブレイドとの一戦とかファイナルデイとの関係とか
・(歌で)貧乏くじ引いちゃったかなーて思った。とりあえず配信曲の2番で真パート増えてることを願う→(フル配信後)1番の真パートの短さしっかりカバーされてたので満足です
・(真がベルベットとアマリリスの)どっちの方向性も良しとしてくれたのは嬉しかったです
・美希の一人称もオレだったのもあってそんなに神経質になることもないかな?という感じでした ドラマCDはよはよ
・個人的に黒髪のような冷静な最強の特攻隊長で一人称「私」、が投票時の理想だったのですが、先に黒髪が出た以上差別化として一人称「オレ」の忠犬キャラは納得かな、と…マコリリスもとても良かったですね
・黒髪との差別化に公式が苦慮してた感が
・ベルマッコさんもまた真の別の魅力が出ててよかったです!CDでアマリリスとどう絡むのかすっごく楽しみです
・このままでは来年はメインコミュと(あったとして)BtWしか出番ないのでは

などなど。








■TDに向けた頭の体操


現状では発表はありませんが、ミリシタでTDかそれに類するものは開かれる可能性が高いと思われます。そこで、この日は真P向けに仮想TDということで、頭の体操程度のお題を私が制作、出題しました。これがなかなか盛り上がりました。



※相棒+最果てのラストトリガー(旧ミリオンライブ)+さまよう刃東野圭吾)などのイメージ。


※比較的テンプレの時代劇+大河ドラマ「おんな城主直虎」などで描かれた戦国大名と国衆のイメージ。


ジブリ作品や、田舎を舞台にした作品にみられる人間の姿をしている神様系の物語などからイメージ。









TCを経た菊地真陣営として、仮にこうしたお題が出たときにどの役を選びどう戦うかという模擬戦でした。なお、カッコいい役に再度挑むか、かわいい役(と言っても振れ幅大きいですが)に挑むか、また今回も名バイプレイヤーで行くのかセンターを狙うのかは真Pが抱える命題なので、その議論ができるような役の割り振りにしています。
これに対する意見は以下のようなものがありました。



女将見たいな………あずささんと風花さんがライバル
・各テーマだと新聞記者、忍者、神社の子
3の主人公が一番ピンときますかね
・テーマ1は女将。 テーマ2は若武者。 テーマ3は主人公ですね。
・3だと地元の子……………これは誰でもあてまはりそうなので激しくなりそうですが(巫女まこが見たいといえw
・この中なら俺さんは3の主人公一択ですなぁ。んでもって想定されるライバルは未来ちゃ、可奈、春香さん辺りかな
・テーマ1 新聞記者 テーマ2 若武者 テーマ3主人公ですかね
・私なら、後輩刑事、浮動票含め取りやすそうなのは若武者、希望は姫と主人公ですかね…!
・割と女城主も面白そう
勝ちやすいのは若武者、演じてほしいのは主人公
・やって欲しいのは、テーマ2
 対抗 まつり
 理由 おてんばがいいと思いました。姫がただの姫でなくおてんば姫なのが良いと思いました。真が狙っても対外的にも違和感ないのでは?(ないよね?
 テーマ3 謎の女性
 対抗は、というかバスブレ枠みたいにみんな集まってきそう
 理由 女幹部ポジみたいなのが好物なので(ただ周りの真Pの同意は得られなさそうという自覚もある です! 
全部一番上
姫をやらせてあげたい。TCとの差異、他Pからも真がそういう役に憧れているという認識はあると思うので分かりやすく共感得られそうという気がしました
・パっと見た中で一番個人的に見たいのは2のですね…!
希望だけで言うと姫まこぜひ見たいですね……!特にこの設定なら気取ったタイプの姫ではなくおてんば、民に慕われてるとのことなのでめちゃくちゃぴったりで……!!
・作った人間が言うのもなんですが、個人的には2の姫か3の主人公かなあ……という感じです。(私)
忍者ですかね。対抗馬は歩かなあ、と。
他の真Pに支持されそうな役となると2の姫、若武者、忍者ってとこですかねぇ
・あえて「後輩」刑事に突っ込むのもアリかなぁ



制作者も予想してましたが、真の願望をかなえられそうな姫と主人公が人気でした。ただ、当然このキャラクターは二人の「姫」や、おてんば姫要素のあるPrの何人かが参戦することが想定されます。

・ただ姫も主人公も激戦区ではあると思います
・2の姫は見たいけど強力なライバルが多そう 投票企画のセオリー的に2位以内に入れなければ自然と消滅してしまいますからね
・戦国で姫だとまつりに勝てるのか
・姫はなぁ…これが本番ならそのものズバリでまつり姫がぶっ込んできそうな気がするw
・戦国テーマはまつりとエミリーが強そうだなぁ
・姫に関してはまつり姫、未来ちゃが怖いですよねやっぱり
・姫は観たいですがライバル多すぎてきつそうですな
・あ、忘れてた。姫にいおりん来るっしょ間違いなくw
・たぶんつむつむも戦国テーマにきそうだし…… あと貴音もか

カーニヴァル・ジャパネスク……。

・エミリーはたぶん姫より忍者かなと
・お姫ちんは姫よりも神社の子ですかね?
・確かにエミリー忍者はお仕事コミュ(とSSR)の影響で来そう
・個人的には巫女まっこが見たいですね
真以外の担当Pから「真ならこの役だろう」ってイメージが聞きたいところです
かわいい役で勝負に行くときにいかに真P以外に訴求できるポイントを用意できるかですね
・3の主人公だと、このイメージ↓で推せるんですけどね。ライバルは4~5人は不可避かなと

アニマス真回EDは至高。

主人公は激戦区になりそうですよね
ただ、コミュの真の想いに応えてTDはかっこいい以外の役でもいいかなあ……というのはあります
・巫女まっこもいいですね〜 セラムンの巫女のレイちゃんみたく気の強い物理的にも強い黒髪巫女さんすき
・TCの主人公系って、当人が物語動かす感じの選出来なかった印象なんですよね…
・真担当以外を取り込むならかっこいい路線じゃないと厳しそう
・真とはおそらく真逆でしょうけどテーマ3のも見てみたいかも、
本人が活発なのでかえって病弱な演技をどう表現するか気になるところです(マコリリスが凄く良かったのもみてみたいポイントのひとつ)
女城主
微推しです。戦国時代を生き抜くカリスマ性は出せると思うので
・2のと3の主人公が良いなぁと思いました。 姫については、むしろかわいい役の中では「真がやりたがっていることが他Pにも知られている」という点で1番勝負できるかなと思ったり… 村のかわいい町娘とかの方が相手にされなさそうな気がします。
↑ですねー。真がかわいいをやりたいというのはそこそこ認知されてるはずなので、黒髪ベルベットと続いたかっこいいも食傷となるとこうもなるかなと
・主人公だと対抗馬は昴、恵美、百合子辺りかな。
SSRが4枚ともかっこいい系なのも踏まえてそろそろかわいい女の子っぽさ全開な役を演じさせてあげたい……。女の子全開でキラキラはしゃぐ真ちゃんが見たい!って他の担当Pさんにも思ってもらえるような活動が出来るといいんですけど……
真の可愛いを説明するのって結構難しくありません? 勿論最高に可愛いんですがP目線外での説明って結構難しくって。内面とかを説明しても担当外からしてみれば多分しっくりこないのかって
・かわいい子ばっか並んでいるところに真いると、おっとはなりますけどね。票が貰えるフックつくれないとなあと
・なので、かわいい役、あるいは変に演じないそのままの真の可愛さをアピールできる役があったらいいなあと




かわいい役といっても千差万別ですが、これは前回から抱える……というか14年間、真Pが抱えるジレンマでもあります。ゲーム中のPも含め、勝ち易きに勝つ、ということが真の理想とかけ離れていることに悩むのはいつものことでしたし。

ただ、敢えて真がやりたい、やらせてあげたいかわいい役に挑んだり、名バイプレイヤーの定位置を捨ててセンターでギャンブルするかどうかというのもTDの命題になりそうな気がします。




・メインコミュでもかわいいにフォーカスしてもらえると攻めやすいですね
黒髪やベルマッコで名悪役であることが伝わり、ラビットファーで真がかわいいことは認知されて来てるとは思うので、意外性を狙っていけば、あるいは…。
・今年の誕生日絵で遊園地姫まこ↓が採用されたので本人がふりふりかわいいのやりたがってるのでっていうのは理由として正当性もあるし周知もしやすいかなと思います


真の場合はストレートな可愛さよりも「ふっ」と瞬間的に感じるナチュラルな印象が可愛いでアピールできるかな………



・真の魅力は一言では言えませんがあえてまとめるならギャップ萌えってやつじゃないかなと。
・真ちゃんが『かわいい』に誰よりも憧れている裏に、強くなれと育てられた過去があることって実はミリシタから入ったPさんにはあまり知られてなかったりするかも?と思うので、『真ちゃんがいかに可愛さを追い求めているか』みたいなものを伝えられる宣伝材料が欲しいですよね
・↑わかります……。そこPRできれば、少なくとも真を理解してくれるPは増えるのでプロデュースとしては成功ですし




そこは難しいと同時にアピールのしどころ、ですね。




ミリシタでもシナリオで真の可愛さへの志向性はちょくちょくぶっ込まれてはいますけど、ちょっとどうかなって形で書かれることも多いので、どのくらい真剣みを持って伝わってるのかは難しいところですよね
・大事なのは、選挙で勝つこともそうですが前回のように選挙を通じて真の魅力をPRすることなのかなと思います。律子と律子Pは負けても印象かなり上げましたし
・極論ですが負けてもいいからこの方向で押し出したいってのがあればそれに殉じるのも悪くないと思うんですよ。一度勝たせていただいてるのもあって







・勝負だけ考えれば、女城主は狙い目かと思う。割とイメージもしやすい
・(女城主が)直虎イメージなら狙うのもアリかなぁw
・女城主に行ったとしたら、誰が来る感じですかね。このみさんとかいおりん?
・女城主は千鶴さん莉緒ねぇが浮かびますね…
・女城主はあずささん来そうかなって
・女城主はいい意味で『上に立つもの』的なイメージがあるので、前線、あるいはみんなの隣、親しみやすさみたいなイメージが割と広まりつつある真ちゃんには戦いづらいかも?とも思いますね
・城主と姫に振り分けるとなると年長かそうじゃないかみたいな感じになりそうな予感 雪歩が少女というかテーマ2の割に大人すぎるみたいな意見もあったので他の対抗群と年齢層が違いすぎると場違い感みたいなものを感じる人もいるのかな、と





女城主も有望とする意見も結構出ていました。そして、陣営としてのあり方についても意見の応酬が。





TBから一部2位にドラマCDだけでなく衣装ももらえるようになったので担当が一位になれないから他に入れるかと言う浮動票がTCより減ると思うので浮動票前提での戦い方は厳しいかなと思うので勝つ前提なら若武者かなあ。黒髪とベルベットでかっこいい真はもういいやと言う方には残酷かなと思いますが、その二役でミリシタPにも真のかっこよさ認知されたと思うので
ただ、他担当Pからの印象ばかりを気にして選ぶと肝心の同じ真Pからそっぽ向かれる危険性もあるのが正直怖いっすね
・取れる可能性を極限まで上げる作戦で考えるなら若武者だとは思うんですが、そろそろミリシタでも真ちゃんの女の子らしさを存分に見せてあげて欲しいんですよね…!うう難しいなあ
若武者は一番わかり易い。伝わりやすい。でもそれだけに真Pもまたかよって思うし、他Pにもまたかよって思われるしでトラップだと思う
若武者で頼れる味方ポジを狙っていくのはありだと思いますが、自分も真には可愛い役やらせたいなぁ。
個人的にTDは接戦になった時、対抗が誰であろうと「真はもうそれやったでしょ」と思われる役はアウトだと思うので、カッコイイ振りすぎは役も取れず担当Pからもそっぽむかれで危険な役だと思います
若武者然り黒髪然りベルマッコ然り他人に寄り添う役なので、個人的には話を動かす立場の主人公か敵役ボスポジションでついでにかわいいのをやらせてあげたいです。TCと違うのはやってるところを見たい、ではなくやらせてあげたい、という気持ち
・TCの最初のころに「かわいいほうが見たいけど役が欲しいからベルベットに投票します」って言っていた真Pもお見かけしてたのもあり、逆に黒髪とベルベットが来たからこそ、次も戦闘系、強そうな印象のある役は好まれないんじゃないかなーと正直思います。。
↑確かに、黒髪、ベルベットで食傷状態なのは否めませんね…

・実際問題、今さらの話ですけどTC投票期間中ベルベット推しに対して難色というか明らかに拒否反応示してた真P結構見かけたりしてましたから…
・↑メイドとかにも結構票流れてましたもんね
・TCの時かわいい真が見たい人結構いましたもんね
TDはやらせたい重視でいいと思うんですよね… やらせたいがたくさんあった時が問題
・そろそろ脇役じゃないところにチャレンジするのも手だとは思うんですよね
・前回難色を示した人たちが喜びそうな役…この中だととかですかね?
TCの時はやはりベルマッコというそれまでの真と符合するキャッチフレーズが生まれたのが勢いを決めた感もあったかなーと思うので、そういうフレーズが組み込めそうな、それでいて可愛い系配役があるかが
勝つために何よりも重要なのは、TCで初参加だからってことでこぞって集まった兼任Pたちが、TC勝ったしTDは別の子をってなってるところに強く訴えかけてもう一度真陣営に参加してもらうことだと思う
・(かわいい系でもきゃぴるんより爽やか自然体を推したいので、
おてんばなとか本当にあったらめちゃ理想なんですよね…)
・そういう意味では兼任Pなら知っているであろうくらいのマイナーな情報は避けずに使っていっていいと思う
勝利より真がやりたい(真にやらせたい)役に投票するなら競合しそうなアイドルはあまり意識しない方がいいかもしれないですね。 他のを意識し過ぎると選択肢がどんどんなくなってしまう気がするので




だいぶ出尽くしたので、ここで私が話題転換。




ちょっと視点を変えて、他の子たちだと誰がどこに行きそうですかね?(私)







・ちなみに3テーマって曲属性想定とかあります…?
・↑一応、上からFaPrAnですね(私)

・雪歩はめちゃくちゃ女将似合いそう
・でも相○なら女将は犯人ですよね?笑
・りっちゃんは刑事課長
先輩刑事と主人公亜美真美
の貴音さん
・たかねさんは忍者巫女
・律子はそれこそ最果てのラストトリガーもありますし、先輩刑事あるかなとかもしくは記者
新聞記者ありさがはまり役すぎて……
・↑新聞記者ありさめちゃくちゃ納得しました
・なんと無くミキは先輩刑事、姫、神社の子辺りに行きそうですね。
・↑以前の美奈子SSRのおきつね美希がイメージありますよね
・千早Pはどこに行くかね…… 先輩刑事だろうか
・私が大多数のこのみPと意見が合っているかは分からないのですが、一応このみ担当という気持ちとしてはカッコいい役をみてみたいので、先輩刑事がいいな~って思いました(最近凄くイケメン風なこのみさんをみてみたいという気持ちがでかい)
・↑わかります……。いいですよねかっこいいこのみさん(最近大人組推し)
・でもこのみさんは女将かなぁ
・このみ姉さんは女将やろなぁ
・『独り身らしい』のフレーズを見て刑事課長あずささんをイメージした(スゴイシツレイ
・↑あずささんとか莉緒が来そうだなあとか思いながら書いてました
刑事課長あずささんは来そうですね
・実際あずささん、莉緒姉の上司イメージはヒーローズのファースト&セカンドがあるからイメージしやすいとこもあるのよね
・↑これですねえ

・刑事モノはシリアスっぽいので大人組で固まりそう
・伊織は強そう
・響は新聞記者か姫か神社の子か......悩む
・やよいは3主人公か妹が見たいけれど、ラストトリガーのイメージで1に行く可能性もあるかなあ
・千早は個人的に若武者強そう
ポニテ若武者千早とか中々
・千早新聞記者でハンチング帽かぶらせたい
・自分も千早は新聞記者が似合うと思いますね
若武者千早忠義の人となり姫を守る
・春香は読めない 城主大名はうちがかっこいいが続くのを警戒するように避けてきそう
・春香は二連続で悪役に行くとは思えないので、これだと刑事もの女城主かなあ
・刑事ものはどっちが殉職するんだ・・・
にギャップ狙って亜美真美やよい来るような気もした
はシアター年少組(環以外)も狙ってきそうなのが難しいですね
・↑妹は厳しそうですよね……真ちゃん、というかASはみんなミリシタではやっぱり『先輩』イメージが強いと思うので……
・伊織はか 意外と女城主もあり?
女城主伊織はちょっと思いました

・(姫が歌の名手という設定だったりして?)歌唱枠だと狙われそうだなぁ…
・もし歌姫あったら千早と歌織さんのマッチレースやろなぁ…あえて可奈をぶっこむ人も居そうだけどw
・歌に関しては千早ちゃんと歌織さんが本当にイメージかたいですよね。そこにプラスで天真爛漫さが加わると可奈ちゃんも… ダンスを連想するものがあれば歩ちゃんかなあ
・春香がを狙うのもあると思いますね…どのアイドルの担当Pさんも一定数姫役やらせたい層はいると思います

・育Pが星梨花との差別化を~って感じなので、女主人みたいなところ狙うのかな?という印象。飛び道具すぎる発想ですが
・小さいながら家庭的、を育ちゃん陣営が押してきた場合、やよいちゃんとぶつかりそうですね
・育さんは意外性で女将に行きそうな気もする…。
・自分で作っといてなんですけど、これ大大名やりたがる陣営ありますかね……? かわいい姫だーい好きとかいうそっち系のネタに走るならいるかな……(私)
・↑歌織さんかな?(おいやめろ
・↑美也がリベンジするのでは
・↑大大名は姫激推し溺愛パターンか完全に悪役パターンかの捉え方で変わってきそうですよね
・自分が選べないだけかもしれませんが、貴音さんはこの中だと似合う役が多くて票が割れそう。大大名でも行けるイメージがあります
大大名はパッとはまる人が少なそうですからねえ。
大大名莉緒ねぇ?
大大名亜利沙(某カードを思い出しながら)
・↑ そ れ だ
大大名はTAのりこの用心棒ポジととらえていたので悪役やらせたいところに需要はあるかなと
大大名は組長ひなたみたいに上手いことやればいろんな所が戦えそう
・悪役でもいいから(むしろ悪役がいいから)強そうな役をやらせたい……ってところもあるはずですよね
忍者大大名側なら黒髪とベルベットの和風版になりそうですね
大大名ジュリアもありかなとふと思ったけどジュリアP的には誘うようなキャラってどう捉えてるんだろうか
・ジュリアは風来坊→お客さん→バスブレときてるので、路線を崩すかどうかですね。この中だと若武者とか後輩刑事とかかなあ、ジュリア……
・ジュリアは(巫女衣装あったので)地元の子もありだと思う
・地元(福岡)の子
・そいや若武者沖田総司やったイメージでうみみも来そうかなって思った
・アイル組が好きなので先輩瑞希後輩ジュリアが思い浮かびました
・あと気になるのが、この配置だと琴葉がどこに来るかなという。(カッコいい路線じゃない)真とぶつかる可能性あると思うんですよね、琴葉
・琴葉Pは婦警カード持ってきそう↓


・真を主人公路線に推すとなると、琴葉、未来辺りと競合は避けられないでしょうね
・琴葉は後輩刑事かな、人情派ってところにピンと来ました。
・志保も怖いですが、これは田舎に行くかな……?
・↑田舎ファンタジーのどれかでしょうね


この後、議論は再び真陣営としての在り方へ。


さっき勝つためには兼任Pよもう一度って言ったけど、それを現実に起こすためには説得力のあるスタートダッシュしかないと思うんですよね。そう考えると競合相手の事を考えてる余裕はないと思います。
・↑確かにそうですね……スタートダッシュを決めるためにはやはりある程度方針を固めてはおきたいですよね。もちろん強制するわけではありませんが!!
・↑スタートダッシュでTC時の規模を再現できたなら強豪とぶつかっても最終日勝負まで粘れる可能性はあると思います
・二位に価値が出てしまった以上、二位狙いも選択にいれなければならなくなったのがキツイ。乗り換えれるほど母数が無いのがかえって救いになっている
TD前にメインコミュくるか、来たらその内容も影響しそうです
TDはやっぱりまず「真は1回勝ってる」が大きなポイントになってくるのかなーって思っています。次もこの役なら真に投票したい!って思わせる役を選ぶ必要は出てくるんじゃないかなって思います
・かわいい路線にするならなおさらですが、次はもうちょっと、外部へのPRも考えたいですね
・一応の締め時間が近づいてるようなので、TD真について希望する役柄を俺さんの意見として言わせてもらえば、かっこいいかわいいで言えば次はやはりかわいいでしょう、と(かっこいい路線が食傷気味に取られそうってのは先に色々な方が言われてましたし) で、かわいい路線でもきゃぴるん…はまぁ他に選択肢が無ければそれでもいいですが、ナチュラルかわいい・爽やかわいいな面が見せられそうな役がもしあればそこに全力で行きたいと思う所存です
・↑私が意見表明するのもあれですが、全面同意です
・TC勝利ハンデはばかにならないと思っているのでまずはセンターにこだわりたい
・まこかわ……ナチュラルまこかわ役いいなぁ
・個人的な意見ですけど、ポカリのCMの女の子みたいな感じの役柄が理想ですよね
・やはり麦わら白ワンピまこしかない……


・JoVが予想外でしたもんね。あれが来たことで次かっこいいはなかなか難しくなってある意味路線統一しやすくなったんじゃないかなあと
・かわいい真も今年ラビットファーで見れたのもあるので、その方向とは違うかわいい役が取れたらいいなあという希望です!
まこかわ
・↑まこかわ








戦術論などはさすがにここには載せられないのでカットします(コンベについてはまこンベの雰囲気と、決定機関は原則コンベというのは維持したいという声多数。これらについては次回会議でログは出します)が、こんな感じでした。





次回はWorld Changer発売後の11/30or12/1あたりに、菊地真Discord「MAKO-MAKO-RIN」内 #まこまこ にて、TC反省会とTD準備会を予定しております。また別のお題も用意しています。(11/13のニコ生でTD告知があった場合は前倒し)月末までには告知を出そうと思いますのでよろしくお願いします。
また、真P以外にも真の魅力をもって知っていただくための活動も検討中なので、担当ではないけど真に興味がある…という方も是非いらしていただければ幸いです。また、World Changerはフルだとまた印象が変わる曲なので、ぜひ配信やCDでお聞きください。





リリイベいつでしょうねえ……。早ければ1月くらいでしょうか。









次回は12/1 21:00より 菊地真Discord「MAKO-MAKO-RIN」で実施しました。



まとめはこちら↓
https://ch.nicovideo.jp/sidenp/blomaga/ar1839996



アイマスの軌跡が奇跡を生んだ夢のような2日間。 #バンナムフェス 感想レポ




「アソビきれない2日間を」




その言葉に、ウソはなかった。どのコンテンツのファンも概ね満足させ、知らない作品でも沼に引き込むきっかけを作る。アイマスが主力ではありながら他作品にも十分な枠と曲数を割き、細心の配慮でセットリストを展開し、どのコンテンツのファンも楽しめる要素をちりばめた。

開幕まで懸念や不安もあったものの、終わってみれば今後参考にされるであろう大成功のライブイベント。それがバンダイナムコエンターテイメントフェスティバルだった。

この記事では、アイマス歴13年目の765ASをメインとするアイマスPの視点から、バンナムフェスについて振り返りたい。



■不安が大きかった開幕前


「大丈夫なのか、バンナムフェス……?」

バンナムフェス初日が始まるまでは、楽しみな一方、不安に思う人も多かっただろう。
フェス形式ではランティスが批判を浴びたばかりで、今回は主力はアイマスである一方、ガンダムやテイルズ、コードギアス、また二日目はラブライブアイカツが参加する。彼らに十分な枠が与えられる保証はなく、内容次第ではファン同士の摩擦も懸念された。また、チケットが(端の席や着座席とはいえ)直前まで完売せず、チケット争奪戦と踏んで4連番でチケットを買った人は引き取り手が見つからないといった客入りの懸念もあった。

今回はフェスとはいえ待望の東京ドームとなる765ASはともかく、ミリオンは4月からのツアーが先月終わったばかりで、今回も二日目の出演はツアーの核だったMTGユニット。外向けには強いが内向けには変わり映えがないとも言える。シンデレラもツアー中ということもあり、どうなるのか見通せないところはあった。翌週にイベントも控えるシャニは跳ねるチャンスで勝負所だろうなとは感じていたが。

結果的に客入りについては杞憂だったが、そんな中で私はドーム公演に向けて以下のような記事を書いた。7月の記事だが、爆死王の私にしては珍しくそこそこ的中ポイントもあるので一読していただけると幸いである。


765ASが東京ドームに立つ意味は、終着点ではなくMOIWへの道標

https://ch.nicovideo.jp/sidenp/blomaga/ar1787497



本文に入る前に、筆者の属性を説明しておく。
私は13年目のアイマスPだ。765ASが長年のメインで、いわゆる菊地真Pである。ミリオンはミリシタで2500位に3回入る程度にはやっており、ミリオン単独のライブも行く。シンデレラはアニメ以降ほとんど触れられておらずデレステスマホの肥やしだが、ツイッターのTLやMORなどである程度の情報は入れ続けている。Mはジュピターと秋月涼以外ほとんど詳しくなく、慌てて予習のためアニエムを履修した。シャニは時間を見つけてプレーはしているが、まだWING優勝はできていない。そんな程度である。
ラブライブアイカツはまったくの守備範囲外、ガンダムはそこそこまじめに見ているシリーズもあるが語れるほどではなく、テイルズはやり込んだのはシンフォニアまでだった。必然、話題はASとミリオンが中心となる。




(以下、出演者の敬称略)



■待望の東京ドーム

ともあれ、せっかくのドームだ。少しでも客席が埋まってほしいし、客層の割合としてはそこまで多くないであろうASやミリオンの曲が盛り上がってほしい。そうした思いから私は久々に動画制作に着手した。ああでもないこうでもないと考えながら曲を選ぶのは楽しく、また7年以上続けたニコニコでの連載当時も思い出して気持ちを盛り上げてくれた。




そして10/19。週明けからしつこい風邪に悩まされていたがほぼ完治し、この日はアドレナリンが分泌されていたのもあって好調だった……と思っていた。ともに約10年の付き合いで趣味の師でもある「765アホの子劇場」などでおなじみの川村一真さん、同行者の華凉さんと神楽坂のシャンウェイで湖南料理を食べ、いざドームへ。







東京ドーム。

公私合わせて何十回と訪れ、しかしアイマスPとしては訪れることはないと思っていた場所。


アイマスにとって東京ドームは特別な場所だが、あくまで今回はフェスだ。アイマス単独のドーム公演はMOIWで実現すると事前にブロマガでぶち上げてはいたが、別段公式が何か言及したわけではない。いつものように爆死して逆神ぶりを晒す可能性も高いし、特にASPとしては最初で最後の東京ドームかもしれない。

これはあくまでバンナムフェスだ。感傷的になりすぎるなと念押しし、今回両日で同行することになったもう一人の方と合流。MRを除けば今回が初のアイマスライブということで、楽しんでもらえるライブだったらいいなと考えていた。私もまた、初星宴舞で10年前の熱意を取り戻すくらいハマり直したPだから。



■DAY1開演。予想を上回る展開に

初日はアリーナC16ブロック。近いとまでは言えないが、双眼鏡はMCでしか使わなかった。
アイマスライブとは違い、影ナレ前説も協賛企業もなしでいきなり開演。開演前に流れていた曲が大サビでボリュームアップしてそのままライブが始まるのが気分も盛り上がって好きなのだが、聞けばどこでもやっているわけではなかったとは……。

女性向けの色が強い初日のトップバッターは、予想通りSideMだった。聞いてはいたが、さすがに男性はダンスの力強さと表現の幅が違う。この日はMORの縁もあり、熱心なPである益山武明解説院北斗神原大地の両氏、そして古参としてはどうしても見たかったJupiter寺島拓篤、神原大地、松岡禎丞)をしっかり見ておこうと考えていた。
しかし、Mチームは全体曲と最新のゲーム曲をやったところで最後の曲と言い出したので唖然……としたところで「後でもう一回出てくる」と説明があり、納得する。Jupiterと、初見も仕留められるとされるユニット群がまるまる温存されている。SideMは今日のトリだ。

続くFLOWはアニソン・ゲーソンの常連だけあって、こうした場での歌唱もMCも手慣れたものだった。初期はバイト先でよく曲が流れてきたのを聴いていたが、こういう形で地位を築くとは思わなかった。今回のテイルズ曲はちょうど未プレイのところばかり突かれたので感情移入はそこまででもなかったが、プレーした方にはドームで観れることに格別の思いもあっただろう。

が、この辺りから私は頻繁に客席の外に抜け出ることとなる。残念ながら、三連休捻出のために土日ともに夕方に仕事の作業(両日細切れに計30分ほど)が発生していたのだ。合間合間にコンコースに出ては、スマホ機内モードを解除して職場他とやりとりするのは非常につらく、結果的にBONNIE PINKシンデレラガールズの後半3曲は完全に聞き逃した。

シンデレラガールズのライブは参加したことはなかったが、アニデレは当然試聴済みなので馴染み深いニュージェネのユニット曲はしっかり楽しめた。また、この日のシンデレラは歴代周年ライブ衣装をユニットごとに着ての登場だった。これは良い試みで、ASやミリオンもMOIWなどの機会にいつかやってほしいところである。

続くU149もフェスに向けて履修したので問題なかったが……蒸し返すのは無粋だけど、ゲーム映像で欠席メンバーも出すならなんでSSAのJOVでもそれをやってくれなかったんですかね、バンナムさん……。次はオリメン頼みますよ。

楽しみにしていたクレイジークレイジーも美に入り彩を穿つも聴けず、コンコースで必死に作業を終わらせようとやり取りする私の片耳に聞こえてくる「お願い!シンデレラ」のメロディ。まずい。この流れなら次は765ミリオンである。もう限界だ。あと20分かければ100点にできる仕事を95点で切り上げて、私はおねシンの大サビが終わる頃にアリーナに駆け戻った。






■待ち望んでいた夢が叶う瞬間。765ミリオンASによる絶頂カーニバル


この日の765ミリオンスターズは、全体曲以外の枠がほぼ確実レベルで予想されていた。


オリメンが初めて揃うEternal Harmony。HOME, SWEET FRIENDSHIP。




そしてミリシタでは未実装だが、国内大型ライブで初披露の深層マーメイド。





ドームと言えばタオル曲。ハッチポッチ以来の披露となる、我らが菊地真(演・平田宏美)と舞浜歩役の戸田めぐみによるBeat the World!!。






ここまでの充実したセトリから予想通り披露されると確信してはいたが、肝心なところでやらかすのがアイマスの伝統でもある。一抹の不安も抱えながらアリーナに戻った私は今日何度目かの「すみません、前通ります」を経て黒や蒼の専用ライトを準備したところで、待ち望んだあの曲のイントロが流れ、ドームが沸いた。

①Eternal Harmony


ライブでも人気のユニット曲であると同時に、肩の力が抜けて歌を楽しめているミリオンの千早を象徴する曲のうちの一つだ。Bメロの「もう一人きりなんて思わないよ」という歌詞が原曲では千早ソロパートなのも、そうした意図からだろう。
コールも比較的多く(というかラストは歌いっぱなし)、BtW同様万全に仕込んできた。私と
同様の意気込みのPも多かったのだろう、観客席も大きく盛り上がっていた。
また、ハッチポッチBDでも千早同様、演ずるアイマスの両翼、如月千早役の今井麻美がノープレッシャーで唄うことを楽しんでいるのが印象的でもあった。

そう、今井麻美がノープレッシャーで歌を楽しんでいるのだ。

初星宴舞がライブ現地初参戦の私にとって、彼女が全力で「楽しむ」場面は初星初日しか見れていない。その日のJBMでさえ、主要ライブで初披露、普段通りとはいえソロパートのトリ、そして初星宴舞自体が彼女が強く望んだ舞台ということもあり、映像を見直すとやはり重圧は感じていただろうと思われる。続くMR1stは、彼女自身の不調により如月千早が十分に歌えなくなるという前代未聞のアクシデント回に出くわしたし、後の公演もそれを気にしていたという。プロミ2018は言うまでもない。最後の演者挨拶は今も残る悔いだ。まあアマテラスはアサミンゴスPモードでウキウキだったけどさ。

その彼女が、シクレだったアニサマを除けば久々となるアイマスとしてのライブで、かつては
遥か遠い夢だったはずの東京ドームで、緊張も重圧も感じさせずに全力で楽しんで後輩たちとハーモニーを奏でている。それだけで万感であり、ならば私はせめてコールパートは盛り上げようと声を上げた。プロミくらいまでは経験の浅さからコールに若干の恥ずかしさもあったが、ミリオンSSAでカバーされた「私はアイドル」での同行者とのヤケクソコール(周りに誰もコールわかる人がいなかった)を経て、もはや周りがやらんなら俺がやったるわくらいの覚悟はできていた。

曲のラストでスクリーンに笑顔の今井が映り、まだ一曲目なのに感極まってしまう。ずっと待ち望んでいたとはいえ、あまりにガバガバすぎないか自分。まだこれからだぞと気合を入れ直し、次の曲に臨んだ。


②HOME, SWEET FRIENDSHIP

バンナムフェス発表の7月12日はメンバーから当然この曲が予想され、Twitterのトレンドにユニット名である「リコッタ」が入った。ユニットメンバーの阪神さんこと渡部優衣横山奈緒役)がそれに言及し、周囲の期待を否定しなかったことでこの曲の披露は確定的となっていた。エタハモ同様、おそらく最初で最後のオリメン。それだけに、この曲の冒頭でリコッタのキーパーソンである周防桃子を演じる渡部恵子のソロパートが始まると、よくぞ期待に応えてくれたとばかりにドームがまた大きく沸いた。

この曲に関しては旧ミリオンライブでCM曲だったこともあり、キャリアの長いPならミリオンは未プレーでも聞いたことはある曲の一つだったろう。語彙力がなくて恐縮だが、家族のようなエモエモ空間にただただ「ありがとう、リコッタ……」という念を送っていた。私が設定や過去の記録でしか知らない桃子パイセンの闇は、ミリシタでは今後出てくるのかマイルド化によりなかったことになるのか……いずれにしても幸せにしてあげたいものである。
MCでは当然のように天海春香役・中村繪里子が「リーダーから挨拶を」と言って唐突に渡部に振るおなじみのムーブを見せるが(リコッタのキーパーソンは桃子だが本来のリーダーは春香)、渡部がそこから歌詞になぞらえて「ただいま」「おかえり」のコール&レスポンスに展開したのはただただ上手いなと感じさせられた。

なお、ミリシタと違ってもう見れない旧ミリオンライブでのリコッタの物語はこの方がダイジェスト版を上げてくださっているほか、ニコニコでもごにょごにょされている。


➂深層マーメイド

リリイベを除けば国内初披露の、ASとミリオンのエースデュオ。我那覇響を演じる沼倉愛美はメンバー公認のASのエースであるだけでなく、現在は事実上の全アイマスのつなぎ役、中間管理職にしてエースと言える存在だ。あとご結婚おめでとうございます。一方の伊吹翼役・Machicoはミリオン信号機の一角にして、源流である星井美希同様にカッコいいからかわいいまで取り揃えたミリオンのエース。そのぶつかり合いが楽しみだった。

曲のスタートは二人がステージの両端に展開して、歌いながら次第に中央に向かってくる演出。二人とも比較的直近に生歌を聞いてはいたが、やはり待望の曲とあって気合と歌の圧が違った。観客がその二人をどう見たかは、歌の後の大歓声が物語っているだろう。

アライブファクターもそうだが、なかなか披露の機会がないASとシアター組のLTD曲がもっと披露されるようになればいいのだが。オリメン主要ライブ未披露だと、G♡FとかPersona voiceとか、たしかな足跡に秘密のメモリーズとか他諸々……。やはりハッチポッチ2か765プロオールスターライブしかない。


④Beat the World!!

生で見る機会をずっとずっとずっと待ち望んでいた曲だった。演者だけなく観客側も負担が大きい全方向にしんどい曲だが、残っているのが全体曲だけならば体力の出し惜しみは必要ない。センターステージでこちら向きで歌う平田さんを見ながら、曲を聴きながら右手で黒とピンクのリウムを振り、左手でタオルを振り、コールを入れる。うん、全部同時並行させるのは無理だ。多分タオルはきれいに回ってなかった。

もちろん全員ではないが、ドーム全体で振られるタオルを見ながら思う。この景色をお二人に見せてあげられて良かったと。ただ、披露が確実視されていたとはいえエタハモほどの知名度はなく、まだミリシタでも非実装の曲である。特にBメロはコールが弱い(覚えてれば簡単だが)。ここで頑張らねば菊地真Pの名折れである。この舞台に来れなかった各地の真Pのためにも、と喉が枯れるくらいに全力を出し切った。

にしてもまあ、演者の2人はタフである。タオル回しは見た目より負担が大きいのに、今回は前回のパフォーマンスからさらに一歩進めて、間奏の間にセンターステージからメインステージまで走り抜けた(前回は台詞掛け合いだけだった)。さすがに曲後は平田さんもバテて水を要求していたが……。

ミリオンで真が絡んでいるユニット曲のうち、最優先で現地オリメン披露を観たいと思っているのはJustice OR Voice、Beat the World!!、Birth of Colorの3曲。うち1曲をまずはクリアできて安堵した。


さて、最後の全体曲は期待に応えてくれるか。ルミエールパピヨンを着ているのだから裏切ることはないだろう? 頼むぞJUNGO。


⑤Flyers!!!

先述のバンナムフェス発表直後の記事で、私はこういう記述をしていた。




Flyers!!!はあくまで第一義としてはミリシタ3周年曲だ。ただ同時に、アイマス全体を歌っているともとれる歌詞がある。Cメロのこの部分はまさにそうだろう。
765ミリオンASとしての出演になるこの日、どうしてもこの曲が聞きたかった。中村、今井、平田、沼倉の4人がこの衣装で共にFlyers!!!を歌うことに大きな意味がある。そして見たい演出がある。ルミエールパピヨンでの参戦がほぼ決まったことで、希望は確信に変わっていたが、やはりイントロを聞くまでは……と思っていた。



希望は叶えられた。しかも私の思いを汲み取ってくれたかのような、理想のカメラワークで。


ASでも特に声が特徴的で音圧も強い今井、平田の声も目立つが、AメロAサビは私の耳が正しければMachicoを軸に愛美(ジュリア役)、末柄理恵(豊川風花役)、渡部らが引っ張る形。そこから一つギアが上がったのはBメロだった。そして。

「今を精一杯生きる 姿をちゃんと見てて」

この歌詞の場面で沼倉・平田、今井・中村の順に二人一組でカメラに抜かれ、スクリーンに映ったのだ。

そう、彼女たちは精一杯に生きている。

バンナムの事情や据え置きの不振、また細く長くでの継続を選んだゆえに、2018年後半以降の彼女たちはなかなか露出がなく、ASメインのPは苦しい時期が続いた。漠然とした2020年の約束という紐帯はあったものの、長寿コンテンツ特有の内部分断もあり、TCなどの活躍の場を求めてASの出番が増えたミリシタに熱を込めるようになった者もいれば、一部には客観視して老害と言われるレベルまで至ってしまった保守派もいた。
しかし、誰より苦しかったのは我々ではなく、彼女たちのはずだ。発言一つ一つに良くも悪くも重みがある中村・今井の両翼は慎重な物言いに徹しており、夢の設計図を語るのは若林直美たかはし智秋ら他の初期メンバーに委ねている節もあった。年始めのミンゴスリプライ祭りではついライブをねだってしまい「本当は誰よりも千早としてライブしたいのはミンゴスだろうに、なんて厄介行為をしてしまったんだろう」と後悔したこともあった。





その彼女たちがようやく再始動し、中村繪里子ら5人はLEADER!!リリイベでこの先に進む強い意志を示してくれた。今井麻美アニサマ如月千早として歌うため、ギャラを全投入して「歴代アイマス史上最強の如月千早」の象徴でもあるイストーリヤ・スヴェート(OFA・細氷エピソード)の衣装を作り、蒼い鳥を歌ってアイマス15周年をPRした。

彼女たちは精一杯に生きている。2021年7月まで続く長い15thイヤーの集大成に向け、いやその先さえ見据えて、まだ立ち止まる気も、諦める気も毛頭ない。その姿を我々に見届けろと言っている。そんなメッセージ性を込めた歌声とカメラワークに、落涙を抑えるのがやっとだった。

そしてCメロ。再びカメラはミリオンスターズからASへのリレーとなる。

「無理だと言われてた夢も 今はここにある 乗り越えてきたんだ」

この歌詞の場面で先ほど同様にスクリーンの映像は、沼倉・平田から今井・中村へリレー。そしてこの曲のセンターはこの二人だった。たった30人の前で中村と今井が歌うことで始まったアイマスライブが、フェスとはいえ東京ドームに到達したこの日、765ミリオンスターズとして、望んでいたFlyers!!!のこのパートを任せてくれた演出陣には感謝しかない。「崩れ落ちる」ということを初めて体験しながら、それでも映像化される可能性が低いこのライブをしっかり目に焼き付けねばとタオルで顔を拭った。

Flyers!!!、本当に良い曲である。UNION!!も素晴らしい曲だが、ミリオンの全体曲では一番ではないだろうか。そりゃ演者特効でエモエモFlyers!!!してしまうわけだ。


もう一回くらい現地で見たいのだが、来年の7thは仕事の都合でまず難しそうなのが残念だ。だからこそドームで、バンナムフェスという舞台で観れてよかったと思う。
(この曲については末柄も後日、765ミリオンだけでなく垣根を越えてアイマス全体で歌うことへの思いについてブログで言及していた。演者と解釈一致するのはありがたい限りである)



んで、これだけエモエモFlyers!!!させた挙句、MCではいつものあのノリである。すげえな中村繪里子。そしてミリオンもシンデレラも関係なく、山賊の犠牲者が数人転がるのもお約束だ。一方で散々振り回されながらも、あれから10年、アニマスから8年経った今でも三浦あずさ一筋を貫くまさやんぐPもさすがである。でも今回もまたキングと別の日の現場なのね……。

ただ、この場で4人がルミエールパピヨンを着ていることについて、中村が「私たちもミリオンの一員」と言ってくれたのは非常に大きかった。リリイベでも同じ趣旨の話はしているが、700人の箱で言うのと47000人の前で言うのではわけが違う。この言葉を前面に出せるようになったのも、また状況の変化と言えるだろう。
詳しくは後述するが、私は13人のASもミリオンでのASもどちらも見たい派である。見せられる表情が違い、それぞれ別の魅力があるのは、もはや言うまでもないだろう。


■パワーあふれるSideMのユニット曲

たった5曲で出し切ってしまった後は、ELTを経て登場した西川貴教アニキのパフォーマンスに目を奪われた。でも本人が演じた役も含む死亡シーン集みたいなあのアニメ映像はどうなんだ……。
にしても、歌ってるわけでもないのにMCで4万7000人にUO点灯を要求してそれを実現させるのだから大したものである。あの一瞬だけで何百万円の経済効果が生まれているわけで……。

そして驚かされたのは、その西川が司会兼任であるSideMの赤、仲村宗悟(天道輝役)とともにドラスタの曲であるDRAMATIC NONFICTIONを披露したことだろう。客観的なフェスとしての見どころという意味では、個人的にはここを推す。MVPも西川だろう。

そして立て続けに、FRAME、神速一魂、S.E.Mと畳みかけるように強烈なユニットがパフォーマンスを披露する。なるほど、SideMのライブも客層の4割は男性だとも聞くが、その理由がよくわかる。これなら刺さる人は少なくないし、是非現地でも見てみたくもなるだろう。SideMは男性アイドルをプロデュースはするが、決して女性だけをターゲットにしたものではないという誰かの言葉を思い出した。

もちろん、その背景には作品の持つ熱量だけでなくMORなどで合同に向けた種まきをしていたのも大きいだろう。私もMORのおかげで、「聞いたことはある」というレベルのMの曲は随分増えた。折しもにわかファンの重要性が語られる昨今だが、聞いたことはあるかどうかだけでもまるで違うのだから。
益山Pのおかげで何度か聞いていた神速一魂の曲は(コール予習は手が回っていなかったが)盛り上がれたし、ラストの腕を組んで互いのマイクで歌うシーンで悲鳴じみた歓声が上がっているのも頷けた。なるほど、あれは強い。

■そして、Jupiter


ユニットのトリは、Jupiterである。この日のユニットのトリは、彼ら以外にあり得なかった。
ただ、彼らについて語るにあたり、少し脇道にそれることを許していただきたい。






10年以上のキャリアがあるアイマスPは、どういう形であれ9.18を通過してきている。

ご存じの通り、あの案件においてJupiterは決定的な要因ではなかった。三度滅ぼしても飽き足らないアフィサイトが好き放題に放火してくれたせいで当時から誤解されがちだが、あくまで主因は竜宮小町と律子のNPC化と、坂上陽三石原章弘ら開発チームの首尾一貫しない不誠実な対応、もっと言うとそれを決めた、坂上や石原が抗しきれなかったとされるバンナムの上層部である。変わらず全員プロデュース可能なら騒ぎは十分の一で済んでいただろうし、アイマスがコンテンツとして終焉するかどうかの岐路に立つこともなかっただろう。

ただ、彼らの登場がダメ押しの一手ではなかったかと言われれば、全否定まではしがたいのも事実だ。

Jupiterの登場や4人のNPC化は、おそらく早い段階から決まっていたものとみられる。Jupiterの「里親」と自称していた、アイマスのある現役中核スタッフの当時の記述を信じるならば、彼らは08年4月以前にはもう生まれていたようだ。L4U!の発売期であり、躍進の足がかりとなったニコニコ動画においてアイマスニコマス)というコンテンツが絶頂期に入ろうとしていた頃だ。


ともあれ、そのスタッフによれば大炎上はスタッフ陣も覚悟の上だったらしく、しかしその予想を超えたであろう大惨事になった。少なくないニコマスPが動画制作を絶ち、ライブ参戦も含めてアイマスから離れた方も少なくなかった。私もあのTGSの中継アーカイブ動画だけはいまだに正視できない。今回も5th(10年)以降一切ライブ参加していないが久々に来たという方とお話しする機会があったが、さすがに詳しく聞くことは躊躇われた。

Jupiterはアイマス2発売後まで、少なからず騒動のスケープゴートとなった。ただ、外部の放火も止まったアニマス頃からは、脇役ながら21話などで彼らについてしっかり描いてくれたおかげもあり、界隈のアレルギーはある程度は寛解したと記憶している。
ただ、その後も公式側としては慎重な扱いは続いていた。しかしSideMという道が開いたことで彼らは新たなコンテンツで復活し、不遇の時代も活躍の場を強く願っていた天ヶ瀬冬馬役・寺島拓篤の牽引もあってユニットとしても返り咲き、今はSideMの中核の一つを担っている。アニメにおけるEoJや9話は、コンテンツの中での彼らの境遇とシンクロする部分も多く、私に限らず当時を知る古参も感じるところの多かったのではないだろうか。

そのJupiterが、あの日から9年以上を経てついに765ASらと同じステージに立ち、ましてや彼らの新生を象徴する「BRAND NEW FIELD」で東京ドームを緑に染めてユニットのトリを完遂してみせたのだ。そして曲中では、寺島が「東京ドームでも楽勝!だぜ!!」と冬馬の決め台詞を放つ。これぞ期待された最高のパフォーマンスであり、この台詞をもってJupiterはドーム全体を掌握したと言っていいだろう。私自身、MORで神原がJupiterの曲やマスピへの想いについて熱く語っていたことを強く印象付けられていただけに、胸が熱くなった。


THE IDOLM@STER MUSIC ON THE RADIO #51参照


彼らをここに配置したのはこの日最大の名采配である。このセトリ決定を誰が主導したのかはわからないが、スタンディングオベーションを送りたいと思う。


寺島はこの日のライブについて名文を書き上げている。この木っ端ブロマガより余程読みごたえがあるので、まだ未読の方はぜひ読んでほしい。

目指すはトップアイドル、それだけだ!

http://blog.livedoor.jp/terashimatakuma/archives/2460511.html

ライブ後に凄まじい熱量で語るのは以前から知っていたし、9年を経て初めて寺島と中村が隣で同席したアイマス14周年ニコ生は歴史的な出来事だとも思っていたが、いざ自分が参加したライブの記事を読むとまるで感覚が違う。いかにアイマスというコンテンツを愛しているか、Jupiterを、天ヶ瀬冬馬を愛しているか、この日に懸けていたか、肌にビリビリと伝わってくるものがある。

そんな寺島に、中村はこれ以上ない賛辞を送った。


そして、相変わらず人偏を奪っているこの日の司会とJupiterには。


アニマス放映当時、いや10thの4年前まで遡っても、この光景を予想できた人がいただろうか。アイマス最大の祭典の後、色々な変化があった。ただ、かつては無理だと言われていたこうした一枚を撮ることはできたのは、それが万を超える人に祝福されるのは、互いが前だけを見て必死に走り続けてきたからこそに他ならない。寺島が「765プロとこんな写真を撮れる日が来るなんてなぁ…もっとこういう楽しい空間、作っていきたいな…」と言ったこの一枚があの日には到底考えられなかった奇跡であるならば、それは各アイマスコンテンツが駆け続けた軌跡の交差こそが生んだものだろう。

「なにもかもが体当たりの手探りのなか、ただただ無我夢中に走ってきた結果がいまココにあるのだと思います。なにも特別なことなんてしていません。秘密の魔法も与えられた奇跡もわたしたちにはない。あるのは"日常"と"努力"の積み重ねだけです」

寺島のブログを読んでいると、10thBD発売にあたって中村繪里子が寄せたコメントと、Flyers!!!のBメロ以降の歌詞が改めて思い浮かぶ。やはりこの曲は、アイマス全体に通じるのではないか。












※余談だが、ミリオンライブの周防桃子北上麗花、ジュリアが作られたのもJupiterと同時期いう説が指摘されている。



アイマス2に麗花、桃子とみられる没データが入っていることは有名だが、二人はともにアイマス初期メンバー、またその系譜を継ぐミリオン信号機と同様「軍艦ルール」が適用されている子である。ミリオンでのナンバリングも48と49。50のジュリアも苗字は重巡洋艦由来の「熊野」とみられる上に三色揃っていることから、2のライバル候補、あるいはプロトJupiterだったのでは?と指摘されることもある(ひびたかがいたのでさらにプロデュースアイドルの追加は考えにくい、とされる)。元々石原、いつか暴露してよ。











■DAY2 菊地真Pの集いを経て史上最大のフェスティバルへ


DAY1終了後は3人で神保町で飲み、23時過ぎに解散。ボロ泣きのニコ生というとんでもないやらかしを経て眠った……のだが、翌朝、あんまり食欲がない。あまり寝られなかったのと緊張だろうと判断して発起人兼幹事だった菊地真Pの集いに向かったのだが、真夏かと思うほどに暑い。ほんとに10月かと疑う。

……結論から言えば、この時点であまり体調がよくなかったらしい。というか前夜から咳がかなり多かった。ライブの興奮でカバーしていたが、リリイベやSSAで名刺交換した人の顔をすぐ思い出せないわ、参加者は全員フォローしているのに勘違いして会話でやらかすわでもうボロボロ。金勘定ミスらなかっただけまだましなのだが、こんな幹事で申し訳ありませんでした。機会があればいつかリベンジさせてください。



サプライズというほどでもないけれど、こっそり自腹で仕込んだネーム入りドルチェプレート(花火付き)。文面は祝う「Congratulations」よりも真と平田さんへの感謝を伝えた方がいいかなと思い「Grache」に。イタリアンだし。「ありがグラッチェ」にならなくてよかった。

ちなみに店はドームそばの「ラ・クッチーナ ビバーチェ」でした。自慢のラザニアは美味しく、またきっと来る機会があるでしょう。ちなみに私を含め16人の参加でした。





……ともあれ。さすがにこれではまずいと思い、入場前に普段は禁忌にしている強めのエナドリを投入してどうにか立て直す。その後、アイマスMR律子回でもご一緒した千秋楽太郎さんと合流し、3人で入場。
この日は一塁側スタンド前方で、見やすくはあるが目視はやや厳しい距離。ただ、スタンド席としては最上級なので、文句はなかった。

一日目からして、アイカツラブライブにもそれぞれ5曲は割り振るだろう。となるとASに単体で与えられる枠は6くらいか。同行者の方と「さすがに越境でバレンタインはないですよねー、マイナーだし」と言いながら、次第に緊張感が高まってくる。

いくら昨日4人がステージに立ったとはいえ、それはそれ。やはり何をやってくれるかわからない分この日の方が高まるものがあった。ミリオンのMTGユニットも、初見となるシンデレラとシャニマスのユニットも楽しみだった。

照明が落ちる。参加ユニットが画面で紹介される。前日同様にドームを埋めた観客から大歓声が上がる。

「――Are you READY?」



最後にスクリーンに映る表示。一曲目を確信して、持ち込んだペンラ二本と真・千早・伊織のライトを点灯する。この時点でもう、こみ上げるものがあった。


トップバッターは765ASによる「READY!!」だ。


2007年からの長い付き合いになったASが、全員ではないとはいえ東京ドームのステージで、先陣を切って歌っている。夢でも幻でもない。
「歌マスをやらないならREADY!!が(一曲目)の選択肢」。予習・予想メドレーで私はそう書いたが、もちろん願望でもあった。アイマス歴に対してライブ参加歴は浅く、ようやく初星から現地参戦している私はこの曲を生で聴いたことがない。マスピと同じく、どうしても聞きたかった。

「夢は叶うもの 私信じてる」「やればできる きっと絶対 私No.1」

歌詞の通り、彼女たちは夢を叶え、バンナムの看板の一つになるほど巨大化したコンテンツを先導して東京ドームに立った。



アケマス稼働時、誰がこの日を予想しただろう。そしてここは終着点ではない、通過点だ。まだまだ行ける。それを示すような全力パフォーマンスで、中村繪里子が、今井麻美が、長谷川明子がセンターに立ち、そして舞台上手はこの日を待ち望んでいたであろう若林直美たかはし智秋釘宮理恵が、下手は平田宏美仁後真耶子沼倉愛美がしっかりと支える。
ASは決して中村と今井だけのチームではない。人数が増えれば増えるほどその安定感と厚みは増していく。この万感のREADY!!ですら、三人を欠いている以上、まだまだ上があるのだ。

その力強い姿を見るだけで、もうこらえることは無理だった。恒例の「ホップステップジャンプ、行くよー!!」も、興奮のあまり誰が言ったかまるで覚えていない(多分普段通りならミンゴス)。ずっと見たかったASの姿が、いつか見たかった場所で見られた。フェスとはいえこれだけでもう、私にとっては遠征費とチケット代は安いものだった。

続いてシンデレラガールズStar!!。アニデレまではちゃんと追っていたので遠慮なく盛り上がれる曲だ。ならばミリオンはどうする? BNTか?

まさかの「Welcome!!」だった。

長らく封印されていた曲の解禁に、イントロでのどよめきはすぐに大歓声に変わる。役割がBNTなど他の曲と被ることもあり、最近の主要ライブでは17年のハッチポッチが最後の披露となっていたが、ここぞで使うのは名采配だった。ちなみに私はBNTと読んで予想から外していた。やはり節穴である。

何より絶妙だったのは、佐竹美奈子を演じる大関英里による「ここまで来れたよ!!」からの、桜守歌織を演じる香里有佐の「まだまだこれから!!」だろう。東京ドームでこれを歌う意味、ソロパートを任せるメンバーの配置の意味なども含め、旧ミリオンライブ時代からのPをいきなり仕留めにいく構成だ。ミリオンはミリシタサービス開始からである私でさえ、ぐらっと来るものがあった。今日はとんでもないことになる。そんな予感を抱かせる開幕だった。

この後のアイカツについては後述するとして、次に登場したのは桃井はるこワンダーモモーイと言えば、古参ニコマスPはこれを思い出すだろう。



コール要求に応えられなかったのは申し訳なかったなあ、と反省。ワンダーモモーイまではカバーできなかった。バレンタインは一応仕込んできたんだけど……からの「バレンタイン」である。しかも桃井と、仁後&長谷川によるやよみきのトリオ編成。前日は後半だったコラボ越境が早くもここで投入されたのだ。
ちなみにAS曲でもかなりマイナーな位置づけのこの曲、コールは演者名を入れる場面があるのだが……。

私「アッキー!」周り「フッフー!」

はい。まあコラボ越境だからモモーイどうすんのとか色々あるもんね、はい。


MC明けの登場はシャニマス信号機のイルミネーションスターズ。これまでの箱の10倍の規模の舞台に、さすがにAサビくらいまでは硬さが目立ったが、後半は持ち直した感がある。シャニマスにとってこのフェスは、後のギルキスと同様新規ファンつかみ取り大会の様相を呈している。この勝負所で攻めなければ先はないし、事実どのユニットも怯むことなくガン攻めで盛り上げていた。観客のアイマスP側がコンテンツの末っ子を温かい目で見ているのもあるだろうが、彼女らが大舞台でも力を発揮できたのは、一年半に渡って徹底してユニットで活動してきた成果でもあるのだろう。

続く「OωOver!!」はアニデレ曲ということもあり、演者の慣れたコンビネーションもあって一気にボルデージが高まった。そこからセンターステージに登場したアリストロメリアが観客の視線をぐっと引き付けたところで、ミリオンご自慢のMTGユニット代表の一、閃光☆HANABI団が仕掛ける。6thライブを盛り上げた太鼓がないがSSAほど盛り上がるか?という懸念を一蹴し、咲くは浮世の君花火はアイマス外の観客も楽しませていたようだった。しかしあの衣装は素晴らしい。あとY㌧の脚も素晴らしい。


後輩3チームを受けてこのコーナーを締めるのは、エポリューション・ウイングをまとったAS。そう、LEADER!!だ。


LEADER!!についてはリリイベも参加して詳細レポを上げている
その際は演者の至近5mで見られたので二回目の今回はまあ大丈夫だろう……と思ったがダメだった。被撃墜2。Bメロ以降がやっぱりずるい。

リリイベ時点ではこの曲の自己解釈がまだできていなかったのだが、この日のLEADER!!でようやくそれができたように思える。この曲は到達も歌っているが、同時にこの先を歌っている。むしろ、それが主題なのだ。




Bメロ以降の歌詞である。確かに"到達"の歌詞が目立つし、ドームで歌うならなおさらだ。そういう意味でもこみ上げるものがあった。だが、それ以上にまだ進むことを強く示してもいる。そして、ミリシタ未プレイのASPには届きにくいが、エポリューション・ウイングには以下のような説明文が添えられている。





私たちはまだ進むぞ。ついてこれるか? 貴方はまだ一緒に走れるか? ――できるなら、これからも私たちと同じ道を、共に走り抜けてほしい。


これから先の未来を感じさせる、長い余韻の残る曲のラストも含めて。あくまで独自解釈だが、そう伝えたいように思える。

LEADER!!は時に不安を抱く私たちに「まだ、ASと一緒に走り続けていいんだ」「これからも背中を押してあげられるんだ」と肯定してくれる曲だ。古参も新参も、ずっと熱心な人も、私のように一度離れかけた人も、ブランクのある人も、新人Pもすべて。


もちろん強制ではない。これだけの強いメッセージを放たれても、ミリシタという舞台でそれをやられるというだけで否定を前提にする方もごくごく少数ながらいるだろう。だから強制はしない。立ち止まっていてもいい。ただ、業界やハード、トレンド、ステージ、人材、そして時間、アイマスを巡るあらゆるものが変遷し流転したこの14年を経てなお、どうあっても彼女たちは先導者として、挑戦者としてまだ走り続けると決めている。
ならば、バンナムフェスでメインを任され、さらにその先を見据える彼女たちをどうやって支え、その背中を押すか。それがあの日、LEADER!!を聴いたASPたちに課せられた宿題なのではないか。

そしてもう一つ。星銀乃丈さん、素晴らしい曲をありがとう。


私にできることと言えば、個人の範囲でしっかり買い支え、少しでも多くの新人さんが真やASを好きになって共に走り続けてくれるようにする、そうした発信や環境整備。あとは活動量アップや次なるステージを要望したり、バンナム株主総会に出るくらいしかないのだが。




※ちなみにエボリューション・ウイングはリリイベから改良して、キャラカラー入れたり色々バージョンアップしてたらしい。ミンゴス談@ニコニコSSG。




■双方のファンを満足させたアイカツ!とGuilty Kissのステージ


この日、私の席の周辺にはアイカツ!とラブライブをメインとする方がそれぞれ何人かいた(一部の方はアイマスにも通じているようだったが)。その方々が両コンテンツの出番後や終演後「見たいもの全部見せてくれた」「これだけやってくれてありがとうしかない」といった言葉を漏らしていたのが印象深い。

アイカツ!は仕事で抜けたタイミングも長かったので全曲は聞けなかったのだが、どうも歴代エモエモ曲オールスター感あるセトリだったとのことで、知らない人間が聞いても良い曲ばかりだった。曲数はショートバージョン込みとはいえ6人で10曲とフェスの全体の1/4近く。ギルティキスはフル構成の6曲。アイマスメインで2コンテンツが添え物になってしまったらフェスとしては失敗だと思っていたが、43曲という編成の中ではほぼ不満の出ないバランスを取ったと言えるだろう。この点も、バンナムフェスが大成功した要因だ。

さて、ギルキスである。繰り返すが私はラブライブはさっぱりわからない。だが、MCを挟むとはいえ6曲連続で歌いきるそのパフォーマンスには度肝を抜かれた。大半はアイマスPであっただろうこの日の観客が彼女らをどう評したかは、最後のギルキスコールと終演後の曲販売・配信ランキングの急上昇を見ればはっきりわかるだろう。ラブライブ演者は相当拘束がきついとは聞いたことがあるが、それだけレッスンしているということなのだろうか。

聞けば、彼女らはこういうアウェーでのライブに強いタイプのユニットであるという。ASならプロジェクトフェアリー組、ミリオンで言えば4 luxuryやD/Zealあたりが選ばれそうなポジションということだろうか。曲を全く知らない観客も多い中でしっかり魅了していったのは、さすがラブライブからの刺客といったところである。

ただまあ、どうしても目に入ってしまうのだが、厄介もこっちより多いのだなあというのも確認できたが……。ちなみに曲中に改造リウムを振り回したり通路をダッシュしたとみられる何人かは、ゼノグラシア組のMCの頃に強制追放されていた。何のためにライブ来てるんだあいつら。


■ドームを鮮やかに染め上げた光の海

さて、ドームを己の色に塗り替えていったアイカツとギルキスに、チームアイマスはどう対抗したかである。

一番手は末妹のシャニから、放課後クライマックスガールズの「夢咲きAfter school」。シャニはまだ大して触れていないが、ユニット一つ挙げろと言われればここになるだろうか。果穂ちゃんがセンターというのが配置の妙である。Aサビの「なんばーわん!」は彼女を演じる河野ひよりが一人で(観客含む)歌い、Bサビでは会場全体でやるというのは予習してきたのだが、見事に決まった時には歓声も上がっていた。MORでこの曲が取り上げられたのも奏功したのだろう。シャニはとにかくライブ向けの曲に特化している感があるが、おかげで事実上のホームとはいえこういう大きなフェスでも真っ向から挑めるのは強い。

続いて「あんきら!?狂騒曲」。おなじみのコンビで、この日は越境バージョンということで歌詞にラブライブアイカツも混じる特別バージョン。いくらアイマス中心とはいえフェスでこの曲をぶっこめるのはさすがはデレ、といったところだろうか。

そしてミリオンの切り札その1、4 luxuryによる「花ざかりWeekend」。やはり何度聞いても良いものは良い。このブロックに入った時点で来るとわかっていたが、前2曲の盛り上がりをさらに増幅していくのはさすがである。他のMTGユニット同様、(専用衣装・フルメンバーでやるのは)おそらく最後というところもあり、十二分に楽しんだ……のだが……。
ライブでの見どころとして、大サビに入る際の北上麗花役のぴらみさんこと平山笑美の「ぴらみ砲」(麗花マジック)がある。SSAでのぴらみ砲mk3を経てさらなる進化があるのかどうか注目されたのだが……いや凄くしてたっぽいのだが……。SSA同様、この日の私の座席はステージ下手が定位置の平山から反対側。ぴらみ砲が届くのと同時にアリーナの大歓声も届いてしまい、十分に聞き取れなかったのが悔やまれる。やはり円盤を出してもらうしかなさそうだ。

さて、ここまで場が温まったら次の一手はもう決まり切っている。やらないわけがない。曲が終わると同時に、めったに折らないUOを構える。


「自分REST@RT」


東京ドームで、アニマスの劇中でこの曲が披露された東京ドームシティホールの横にあるこの最大のステージで。一面オレンジとキャラカラーに染まった光の海の中で歌うASを見るのは、私の一つの夢だった。
バンナムフェスが決まった段階でこの曲は確実に来ると思っていたし、だからこそ予想・予習動画ではリスク承知で、アニマスの映像を使った。コールも入っているし、なにより映像以上に美しい光の海を作り出せる一助にしたいと思ったからだ。あと単純に、私の好きなアイマス全体曲で三指に入るからというのもあるが。




自分REST@RTはアイマス全体曲でも屈指の応援ソングだが、私もまた、発売当時から何度も励まされてきた。特にBサビからラスサビへの歌詞はこれぞアイマスと言える秀逸さで、発表から8年が経ってもまったく色あせることはない。また、前日のFlyers!!!などと同様、演者にも刺さる曲であることは10th以降のオーコメなどでも度々触れられているところである。
マスピやDestiny、LEADER!!同様思い出ボムが炸裂するタイプの曲でもあるが、この曲だけは、この曲でだけは最後まで決壊するまいと思い、47000人が作る光の海の中心で、高く遠く歌声を響かせるASの姿を見届けていた。

東京ドームでの「765プロー、ファイトー!! オー!!!」ができたのはただただ感慨深かった。フェスとはいえ、初星宴舞の時に抱いた夢が紆余曲折の末にとはいえ二年足らずで実現するとは思わなかったが……。
いつか、このドームで全員揃ったジブリを見れるのだろうか。いやドームでなくとも、AS単独でもいい。様々な事情のある演者に無理強いできるものではないが、どうか全員集合の夢が叶ってほしい。


■ステージは最高潮へ

ゼノグラシアの2曲とアイカツ後半戦を経て、ステージは最終ブロックへ。シンデレラの人気ユニットLiPPSによる「Tulip」は強烈だった。そりゃ人気も出ると感じさせる。からの、アンティーカによる「バベルシティ・グレイス」。このブロックのシャニ2ユニットは後半戦からの登場ということで緊張もほぐれていたのだろう、安定したパフォーマンスだった。ストレイライトもライブ向けの面子を揃えただけあって、数少ない実戦経験だけでドームに放り出されたとは思えない出来だった。隣ほどではないがシャニもなかなかの拘束があるやに聞いているし、こうしたフェスや合同ライブで盛り上がる曲と演者を前面に出して他アイマスからいい意味で客を獲っていくスタイルなのだろう。



さて、待ちわびたD/Zealによる「ハーモニクス」である。

私の初見はもちろん「ミリシタ感謝祭」でのサプライズ初披露だった。あのイベントは他にもラスト・アクトレスの完全初披露、私を沼に叩き落した夜想令嬢、千鶴さんメインの朗読(千鶴さん良いよね……良い……)、そしてTC発表と、中途半端な距離感だったミリシタに完全ドボンして現地まで行く契機になったイベントだった。
特にハーモニクスは強烈なインパクトで、ドラマCDも、とてもB面とは思えないクオリティの餞の鳥もすべてが刺さった。蒼の系譜を強く意識させる作りというのもあったのだろうが、6th福岡はD/Zeal(と夜想令嬢)が見たいがために、100km離れたLV会場まで両日車を飛ばし、SSAもかなり無理をして両日現地に漕ぎつけた。

SSAではアライブファクターのプレッシャーもあったのか、やや歌声が走りがちだったジュリアを演じる愛美を最上静香を演じる田所あずさが引っ張るようにも見えたが、この日は共鳴と呼ぶに相応しく、二人の力関係も対等かつ最高の出来のハーモニクスだった。難曲の餞の鳥やカバーもなくD/Zealとしてはこの一曲のみということもあり、両者ともにただただ楽しんでいるという印象が強かった。まあ田所としてはハーモニクスより次の越境の方が緊張していたのもあるだろうし……。

内輪ならMTG最強ユニットは夜想令嬢だと何度でも言えるが、あれはあくまで演劇やってなんぼなのでフェスにおいてはやはりD/Zealだ。ドームだろうが物怖じしないデュオだが、MTGユニットが一区切りかつD/Zeal自体がここまで完成したこともあり、次に見られる機会は相当先になるだろう。見れなかったぴょん吉Pかわいそう。
余談だが、この曲やアライブファクターでUO振るのは無粋にもほどがあると思うのだが、なんでわざわざ綺麗に染まった観客席の色を崩すのか……。

後を受けたぶち上げ曲の「∀NSWER」を聴きながら、私はと言えば「はらみー(原由実)が居ればASもオーバーマスターを叩き込めたのに……」と考えていた。ASが全体曲縛りっぽいのはこの時点で薄々感づいていたが、それでもあの曲ならこのブロックのトリを飾るのにふさわしい。代役常連の浅倉杏美も不在なのでいっそ今井の緊急登板もありかと思っていたら……。

ここで越境、「FairyTaleじゃいられない」である。今井、田所の蒼の系譜に、ゼノグラシア枠で出演していた同曲作詞者の結城アイラのトリオユニットだ。まさかの越境2曲目かつ二度とはない組み合わせに、海のリハクみたいな顔をしながら蒼のライトを振っていた。うん、確かに越境曲が一度とは言っていなかった。そして結城がミリオンに計7曲も提供している時点で、桃井以上に可能性はあったのだ。いったいいつから錯覚していた案件である。
今井はライブで初披露、またハッチポッチ以来となる蒼の競演ということで、相当気合が入っていたように見えた。あれから2年経ち、5thを経てもう見守る必要はないと認めたらしい今なら、先輩として受けて立つという姿勢を見せることはないだろう。当時より腕を上げた後輩と一片の容赦も遠慮もなくぶつかり合う姿が、いつか見たい。


The world is all one!!

こうして、バンナムフェスは締めの全体曲モードへ。そしてそれが始まる前、中村繪里子がマイクを握った。

中村は語る。アイマスが来年15周年を迎えること(15thイヤーは2019.7~2021.7)。そしてこの場所でどうしても言いたいことがあると。

観客にざわめきが走り、少なくないPが赤いライトを構えるのが見えた。フェスとはいえ、悲願の東京ドームだ。言うのか、ここで言うのか。

だが、彼女はあくまでセンターオブセンター、そしてこのフェスのホスト役も務める中村繪里子だった。

「春香と一緒にアイドルマスターとして、ここにみんなでまた集った時に叫んだなら、とても気持ちいいんじゃないかなって。私の希望としては、15周年イヤーの中でまたここに帰ってきたいと思っています。だからそれまで、"あの大切な言葉"はとっておかせてください」

日頃、やれドラマチック繪里子だのなんだのとキャッキャッしているし何かしら言うだろうとは思っていたが、こればかりはとめどなくあふれる涙をぬぐうしかなかった。

みんなとはこの日立てなかったASの仲間であり、彼女が「同志」「同盟」と賛辞を送った彼らも含まれる。シンデレラとミリオンの信号機だって、この日はたった一人しかいない。彼らが、彼女らがいない場で、中村繪里子が軽々しくあの言葉を言うはずがなかった。赤いライトを構えた私の、なんと軽率なことだっただろうか。

そして、涙した理由はもう一つ。バンナムフェス決定の時点でも示唆していたが、中村のこの言葉で東京ドームでのMOIWが事実上確約されたことだ。おそらく来年は五輪の関係で難しく、再来年になるだろう。ただ、以前の記事で、







とまで予想していた私の、その夢想じみた願いを叶えてくれることが、ただただ嬉しかった。その時はきっと何の憂いもなく、あの言葉を一番言いたかった場所で言えるのだ。繪里子コールが起きかねない大歓声の中で、また頑張って生きる理由ができたと噛みしめていた。


直後の最終全体曲ブロック。先陣を切ったのはASの「ToP!!!!!!!!!!!!!」だった。正直これは意外だった。17年のハッチポッチでの披露以来、ミリシタ感謝祭でのカバーも含めば4連投、MRでも毎回やった全体曲をまた引っ張り出すか?と思っていたためで、予想メドレーからも外していた。

ただ、ここでこの曲を出してきたのは、先ほどの中村の言葉ともリンクする。15thイヤーに向けてアイマスとしてトップを獲るという決意表明だろう。そして同時に、

永遠なんてないから限られた時間本気出せ
 一瞬一瞬をSHINING ひとりずつ ひとつずつ ToPなモノがある
 諦めない かけがえない あなたと行こうずっと


この歌詞を伝えたかったのだろうなと感じた。

LEADER!!の際に触れたが、彼女たちはこれからも走り続けるだろう。だがそれは永劫にではない。たかはしがネタにする還暦ライブはひとまず置いておいて、どこかで終わりではないにしろ一定の区切りをつける日が来る。それが3年後か、5年後か、はたまた20周年まで猶予があるのかはわからない。ただ、昨年のプロミで他ならぬ中村が言ったように、いつか終わりは来るのだ。

だからこそ。共に走り続ける一方で、いつ終わるかもわからないこの一瞬一瞬を輝いてみせる。貴方たちも一緒に輝こう。

きっと、だからこその選曲なのではないか。


後を受けた各全体曲も良い曲ばかりで、GOIN!!は自分REST@RTに次ぐほど盛り上がったし、UNION!!ではアイカツ枠で出ていた矢吹可奈役・木戸衣吹が得意の早着替えを生かして加わるサプライズなど、一人も手放さないと謳うミリオンらしい見せ場もあった。

ただ、いつか来る終わりを改めて示唆しつつも、それを昨年のプロミのような形ではなく、希望を紡ぎながら歌ったToP!!!!!!!!!!!!!は格別のものだったと思う。こうやって骨の髄まで楽しめるのはちょっとした特権だろう。


そして最終曲。注目されていた選曲は、The world is all one!!だった。

この曲は予想メドレーに一度入れて外した経緯があった。当初はアイカツラブライブにこれほどバランスよく尺が割かれるとは思っておらず、そうした中でこの曲を歌うのはちょっと上から目線というか荒れ要素になるのでは、という懸念があったからだ。また、ご存じの通りこの曲はアイマス2のごたごたを象徴する曲でもあり、曲そのものにも色々とトラブルもあった。アイマス2の物語を見事に昇華した祐佑さんの傑作コミカライズ「The world is all one!!」で多少わだかまりは薄まったものの、そうした負の記憶もあった。

ただ、このバンナムフェスは各出演者に十分な枠を割き、どの層からも極力不満が出ず、かつしっかりと盛り上げるという難しいバランスを達成した。そうした中でならば、ASが先頭に立ってこの曲で締めるのは妙手である。アイマスとしての色が強すぎる楽曲である歌マスやマスピを単独まで温存すると決めていたのなら、なおさらこの曲がふさわしい。



このバンナムフェスで、ASはホスト役に徹したという評価があった。半分正解で、半分誤りだろう。


確かに、全体曲以外にも見たい曲はいくつもあった。演者挨拶をやるとアイマス演者だけで30分も尺をとってしまうので不可能だったが、ドームでの生声「ありがとー!!」やJPYも見たかったのも本音である。
ただ、今回のフェスを完成させるにはこの布陣が最も適切だ。セトリでいじれるのは越境を除けばせいぜい「ToP!!!!!!!!!!!!!!」のみ。ASとしてはアレも歌わず、アレも出さずと敢えて強力なソロ・ユニット系の楽曲群を歌わなかったのであり、出演メンバー単位では、他のアイマス以上に十分な余力があることは少しは伝わっただろう。フリーザ様の変身後のセリフみたいなものである。





この時は既に私の喉は枯れていたが、精一杯盛り上がれたのは良かったと思う。同時に、SprouT(春香・響・雪歩)による披露でもない限り消えないと思っていたこの曲へのわずかな陰りも、完全に消えていた。

この曲が東京ドームで、アイマスのみならずラブライブアイカツをもつなぐ曲になると、9年前のあの時に誰が思っただろうか。これもまた、一歩ずつ一歩ずつ積み重ねた軌跡によって生まれた賜物だろう。いつか夢見ていたステージで歌ったこの日は、一時は転び、挫けたあの日から確かにつながっていたのだ。












そして終演。

各演者が退場していき、司会の2人が残された。私は最後に中村繪里子が満員の東京ドームに背を向けて去る時、決めたポーズが忘れられない。


エボリューション・ウイングは、背中に翼が描かれている。確かにあの時、彼女の背に翼を見た。それは15周年イヤーのさらなる飛躍を確信させる翼であり、まだまだ飛び続けるというセンターの覚悟を、そして衣装に込められた想いを示す翼でもあった。



ASについてはもう、同世代(厳密には平均年齢で私より上だが)のスポーツ選手を応援するような心持ちになっている。松坂世代のサラリーマンが、今なお奮闘する松坂世代の彼らを見て励まされるようなものが近いかもしれない。彼女たちが頑張っているから自分も頑張らねば。次の舞台も胸を張って参加できるようにしなければ。そう思わせてくれる、最高に熱くカッコいい生き様を見せてくれるメンバーたちなのだ。

MOIWはともかく、次の舞台がどうなるかはわからない。5人が参加するリスアニの後は、年度末のアイマスMRにわずかな望みをつなげつつ、まずは五輪後だろう。露払いを兼ねて、夏から秋のどこかでAS単独か、もしくは7thを終えたミリオンとともに765プロオールスターライブを期待したい。ここ一年以上かけて垣根を崩してきているのだから、765ミリオンについても当たり前のようにイベントをするようになっていいはずだ。ハッチポッチで互いに曲交換をやったように、ASが例えば永遠の花とかUnderstand? Understand!を歌ったり(後者はみきいおとかはるまことか良さげ)してもいい。ミリオンは6thでこれでもかというほどカバーをやったのだし。

どういう形を用意していくかはまだ我々には知りえない。ただ、目指す東京ドームでのMOIWは、きっとその先だろう。











東京ドームは、相変わらず特別で。しかしもう、力を抜いて参加できる場所にもなった。来年か再来年かはわからないが、必ずここに戻ってくるのだ。


年が明ければ私もアイマスP歴14年目を迎える。あと何年の猶予があるかはわからないが、区切りまで見届けられるように共に走りたい。とりあえず次はご用意されればリスアニ、その前後のTCリリイベだろうか。














そして帰着後。








帰還後、風邪が治りきらずガタガタになっていた気管系が疲労もあって完全にやられ、TCの「World Changer」は時にベッドの上で走る羽目になった。いやまあ、二次会であまり食欲なかったり翌日も大好きなうどんが大盛り程度で完食に苦労しててこりゃアカンなとは思っていたのだが。

あっ、この曲は配信始まりましたがめちゃくちゃ良い曲なんでみんな買ってください。とても挑戦的な構成かつ素晴らしいクオリティです。私は初めてハイレゾで買いました。


ともあれ……初星でたかはしも言っていたが、ライブ参加者も体調管理と健康は大事である。今後は足と宿は今以上に充実させて、体力温存してライブに臨もうと痛感した状況でもあった。MOIWが単純な2DAYで収まるとはちょっと考えにくく、また765ミリオンを追うだけでもメットライフドームという魔境に行くこともあるかもしれない。いずれにしても健康第一。休みのために無理して体調不良のままライブ参戦してボロボロというのはもうこれを最後にしたい。




オチが何とも締まらない感じになってしまったが、ここまで読んでいただいた皆様に感謝して筆を置きたい。(また追記したり削ったりするだろうが)

担当アイドルの存在を抹消されるとPは虚無になる【ミリオン6thSSA感想】





各地方公演の最高を更新する、本当に素晴らしいライブだった。ミリオンライブにますますハマった。

しかしながら、ミリオン運営が何を考えているのか、何を信じたらいいのか、またわからなくもなった。






(まっとうなライブ楽しかった系の感想は後半に回してるので、そっちをメインに読む場合はすっとばしてください)










ミリオンはミリシタからの私にとって、今回のSSA両日は初のミリオン現地(LEADER!!リリイベは行ったが)。これまでは5thDV、仙台2日目、神戸初日、福岡両日をLVで観てきた。ASの血統を引き継ぎつつも鮮やかな独自カラーを打ち出しているミリオンライブ。特にFa福岡は、ASP13年目の私から見ても多くの部分でさほど遜色ないどころか、一部のパフォーマンスについては客観的にはASを上回ってさえいると感じ「フルメンバーのライブをしないと勝てんやつでは」と思ったものである。それだけに、SSAは必ず現地で観ようと思っていた。
今回、DVD付きで積むのがしんどいFlyers!!!を二桁積み、チケット代旅費諸々込みで10万かけてSSAに飛んだ主目的は、私を沼に引きずり込んだ夜想令嬢とD/Zeal。沼に浸かる布石になったEscape。そして福岡以降、今年のバンナム株並みに自分の中の株価が上がり続けているJelly PoP Beans。彼女らをどうしても生で見たいという思いがあった。


そして、今回強く期待していたのはもう一つ。担当の菊地真がメンバーに入っている、ジェネシス×ネメシスの「Justice OR Voice」だった。



アイドルヒーローズと言えばミリオンの看板コンテンツの一つだが、今春はその続編のメンバーに真が選ばれたのだ。ライブの目玉となるような曲にASが加わるのは異例で、当時TCの戦いの反動で疲れ気味だった私や他の真Pは、驚きつつもその待遇、そして真の……平田宏美さんの低音が光る曲構成を歓迎したのだった。TC後ということで周辺で様々な憶測があったのも否定できないが、公開されているミリシタのスケジュール構成やLLCにおける平田さんの発言からして、JOVの収録、少なくとも役柄決定はTC開始前である。イベントが終わってみれば、ミリシタが引き出そうとしていた敵役を通じての真の魅力発信という手法に、運営とPが解釈一致だったという声も私を含めてあった。




そのJOVが追加公演で披露される。メンバーに真がいないのはわかっていたが、過去の例や収録時期からするとサプライズの可能性もゼロではなく、また平田さんが来ずともミリシタ感謝祭の「昏き星、遠い月」の莉緒のような出演方法、もしくは定番の影ナレ形式での小芝居参加も考えられた。


「ライブの目玉になる曲で、わざわざ必須ではない真を選んだのだ。まったく何もないことはなかろう」


当時はちょうど、LEADER!!などを含めASのミリシタにおける露出についても何度か言及や示唆があった時期だった。また、6thはこれでもかというほどにAS曲のカバーも投入されたツアーでもあった。
そこから類推されたのは、垣根の解消とまではいかなくとも、今後に向けて距離感を縮めてくることではないか。その背景にあるのは待望のアニメ化か、あるいは15thを含む合同か。真のJOV参加もその一環かもしれない。同列ではないしそんな高望みはしないしするべきでもないが、いずれにしろもっと垣根を小さくして52人でミリオンライブという姿勢を示すのだろうと。8月のLEADER!!のリリイベにおける中村先生の発言も、その想像を裏切るものではなかった。

もちろん淡々と4人で披露する可能性も高いことは念頭に置いていたが、不安と期待の双方を抱えて私はSSAに乗り込んだ。




ボロボロになるまで高まった初日を経ての二日目。ライブ冒頭のゲスト紹介では、ジェネシス×ネメシスは当然4人構成だった。ただ、夜想令嬢のような他の4人ユニットとは違い、配置が四角形ではなく「右上が空白になっているW型」だった。すっぽり一人分のスペースが空いていたのだ。

初日の公演の流れからサプライズゲストはまずないことはわかっていたが、美咲ちゃんのナレーションでは「隠しキャラ」という表現があり、会場が少しざわついた。
何かしら真の存在に触れるか匂わせはするだろう。初日のD/Zealにおける千早を思わせる二つの演出もあり、私はそう考えて真の黒ライトを懐に忍ばせた。彼女を示す何かがあった時に、400レベルの席ではあるが、しっかりと振るために。SSAやこれまでの地方公演のASカバー曲で、本来の歌唱メンバーの担当Pが、紫やピンク、緑などのライトを振り、ミリオンからのPがついてこれずとも精一杯のコールをしたように。



だが、ユニット紹介で表示されたのは、四角形に配置された4人。ステージには、上段にネメシスの歌織、下段にジェネシスの3人。必死にあちこちに視線を送ったが、これといったスポットライトもない。4thのジレハや星屑のシンフォニアのような特殊な演出もない。AS9thのような、スクリーンに映されたシルエットもない。


真のパートをジュリア・歌織で埋めたのは何となく聴き取れたが、ライトを振る気力はなかった。覚えている限りでは、会場は大層盛り上がっていたと思う。原曲に比べて低音は露骨に足りていないが、ゲスト枠でライブを盛り上げる曲としては初日のビッグバンズバリボーに次ぐものだったのだろう。

ゲスト挨拶でも真の存在に一切言及はなかった。ダブルセンターの紬・歌織ほど重要な立ち位置の役ではないが、それでも彼女なしにはジェネシスの物語は成り立たない。ここでせめて、誰かが一言言ってくれれば。それだけで受け取られ方は違ったはずなのに。それくらいのケアは、ミリオン運営なら、ASのイベントも手掛けているライブ運営の面々なら、誰も気付かないはずがないだろうに。

失意、という表現が正しいのかはわからないが、外人4コマの面々のような表情をしながら最後のユニットのピコプラを聴いた。ユニットコーナー最終曲となったフェスタ・イルミネーションで最後にまつり役の諏訪さんが登場してきっちり「フェスタの終演!」で締めると、彼女が好きという同行者の方も納得していたようだった。これには死んだ目だった私も思わず唸らされたし、閃光HANABI団による祭りの開演で始まり、まつりによる祭りの終演で締める。多くの人が納得する細やかな気遣いである。それだけに。

それだけに、その気遣いの一割程度でも、真にはなかったのだろうかと。アンコール前最終曲、「一人も手放さない」という歌詞が流れ会場が盛り上がる中、私は特に考えもせず色を変えた2本のペンラを、ただ機械的に振っていた。



決定打だったのはアンコール前の振り返りだった。

地方公演同様、各ユニットのゲームPVと実際のライブ映像を交えて振り返る演出は、テレビ番組を意識した6thライブの特徴的な見せ方だ。照明が落ちた直後から始まる早漏のアンコール要求が長く長く続くこともなく、その間に演者の着替えや休憩の時間をしっかり作ることができる良い試みだと思う。

しかし、JOVの部分のPVはゲーム上のそれを大きく編集されており、真の姿はなかった。菊地真の存在は、PVからでさえも消え失せていたのだ。

実際にライブに出ていないのだから当然だ、その意見も当然一理ある。ただ、担当Pの立場に立った時、誇りにさえ思っていた選出ユニットから担当が存在ごと消され、誰も何も言及がないことを耐えるのは容易なことではないだろう。あれが39人のうちの誰かだったら、果たしてあの扱いだっただろうか?

そして最後の挨拶でも、その話題は出なかった。今日は来れなかったけど真もいる。いつかオリメンで、その一言だけで良かったのに。
(終演後のツイートでジュリア役の愛美さんがいつか黒髪とも、と触れてくれたのは遅まきながら救いだったが、ライブ中の扱いは変わるわけではない)



出ていないのだから仕方ない。

ミリオンスターズのライブなのだから、ASに触れないのは仕方ない。


そういう意見もあろうかとは思う。なら、なぜ収録タイミング的には6thライブでの披露が決まっていた目玉曲であるJOVのメンバーに真を入れた? そこに入っても似た役割を果たせる子なら、もともとの役柄の上ではミリオンスターズにもいた。
ASだからと言うなら、ぴょんが演じる未来の言葉として、私はアイドルの後に「春香さんはこれを一人で歌ってたんだよね……」という言葉もあった。星屑のシンフォニアのような演出だって過去にはあった。というか、ついてこれないPを量産する覚悟でここまでマイナー曲も含めたASカバーを満載して、52人の765プロですよという姿勢を示したのだから、その指摘は少なからず筋違いというものだろう。

あるいは、ただ曲構成上、アイマスでもオンリーワンの武器である真の、平田さんの低音が欲しかっただけなのか? とさえ、ライブ直後には邪推してしまった。



繰り返すが、ライブそのものは両日通じて本当に良かった。福岡以降は予習も入念にやってきたこともあって、ミリオンのこともさらに好きになれた。どれだけ私がどハマりしているかは、後半のポジティブな方の感想を読んでいただければわかると思うし、7thも絶望的な日程と場所だが、LVはどうにか行くだろう。
ASカバー曲もおおむね納得できる選出だったと思うし、今後ASの単独ライブがあっても歌われないような曲まで拾われたのは、若い世代も多いミリオンのPに、ASとAS曲の、奥深いアイマス楽曲の魅力を知ってもらうという意味でも非常に良い試みだったと思う。

それだけに、素晴らしいライブだっただけに。
長年の担当アイドルの存在が雑に消し去られたような手法に、ライブ最終盤は平静を装いながらも耐え難い二律背反の思いが湧き続けた。JOVが二日目後半だったのは、せめてもの救いだった。

夜想令嬢を筆頭に素晴らしいパフォーマンスの数々に満足した一方で、9年前の秋のあの日を思わせるような、深い無力感も味わいながらSSAを出た。烏滸がましいとは思いながらも、もっとしっかり支えてプロデュースしてあげられたなら、また結果は違ったのかもしれない、と。ミリシタではTCで勝ち、今年はASでも今のところ響と並んで露出が多く、平田さんのアイマス関連の活動量も増え、真Pとしてはどこか満足していたところもあったが、まだまだ足りないのだと。機会さえあれば貪欲に行かねばならないのだと痛感した。




それにしても、ミリオンの運営はASをどうしたいのだろう。

ミリオンの展開に批判的な古参の言い方として、表現方法は違うが「ASは都合のいい時にだけ滑走路や推進剤として使われているだけだ」というのがある。

私は、そうは思わない。グリー時代はともかく今の時代においては、持続性に舵を切ったASがその在り方を許されているのは、ひとえにASの全盛期に後輩のコンテンツを押し出す助けをしたからこそだ。デレミリが安定飛行に至っていなければ、ゲーム・イベントともに10th以前の運動量を要求され続け、既婚者や母親の増えていたASはあっさり潰れていただろう。だからその辺りは貸し借りどうこうを言わない方がいい。

ただ、ミリシタ一周年以降、昨年の感謝祭あたりからは明確に風向きが変わってきていたように見えていた。TCにASを入れれば躍進も摩擦も起こるのは目に見えていたし(競争原理を働かさないとコンテンツが倦んでいくだけなのだが)、TC後もJOV、LEADER!!もあった。MTWではまだ単独か混成かはわからないが、ASがユニット曲を歌うことは確定している。やはり、俯瞰してみれば以前とは違ってきている。


ただ、ライブ参加を終えた心境としてはまたわからなくなってしまったというのが本音だ。


39モードはグチグチ言うような話とは思わないし、そのプロセスに昨年明言されていた20人ライブ(おそらく13+7人ライブ)の実装があるのは明らかだから気にするほどではない。だが、例えばMTWの混成ユニットが出たとして、今回のJOVのようなことがまた起きることはありえるだろう。もっと言えば、まさにイベントが実施されていたTC曲はASは響一人である。来年の7th、JOVと同じようなことが起きる可能性は十分あるはずだ。

ミリオンがかなり無理を感じさせる7thライブを組んできた背景には、五輪後の2020年下半期以降にMOIW的なものがあること、一方で五輪前は箱も人も足りていないというのと無関係ではないだろう。山梨に縁のある人間から言わせてもらうと、宿も交通網も貧弱な富士河口湖エリアなんかでライブするとメラドが可愛く思えるほどの混乱が起きかねないし、梅雨にはまだ早いがあそこは山麓で天候変化もしやすい場所だ。普通の年ならまず選ぶ環境ではない。五輪後ではなく五輪前を選んだのは、まあそういうことだろう。

では、上半期に7th、下半期にMOIWが控える状況でミリオンはどうするのか。TCにASを突っ込んできた時点である程度考えているはずとずっと思っていたが、今はよくわからない。

垣根を小さくするといっても簡単ではないのはそうだろう。OFAを含むゲーム内やライブで後輩を引っ張り上げた一方で、その後はどん底の時代にあったコンテンツを引っ張ってきたのは37人の演者である。アイマス以外では一線を退いている演者も多いAS組との接点も、精神的なつながりがない演者も多いだろう(JOVで真に言及がなかったのも、ダブルセンターと平田さんの接点のなさも一因だろうし、他にもはらみーがいないのに「ARRIVE集結」とツイートしてしまっている演者もいた)。ファン代表兼務のセンターやエモエモFlyers!!!しちゃうアイマスPばかりではないのだ。これはハッチポッチに関するいくつかの発言を見る限り、おそらくその逆もしかりだろう。ともかく容易ではない。


ただまあ、ミリオンとミリシタが今後どうなるか、ASが今後どうなるかはわからないが、おそらく追い続ける限りはこういうモヤモヤは多かれ少なかれずっと解消されず、宿業のようにまとわりつき続けるのだと思わせる。振り返れば13年近く追い続けてなんのモヤモヤもなく追えた時期はそこまで長くないのだし、アイマスという長寿コンテンツを追い続けるということは不本意ながらそういうことなのだ。

とはいえ、それが少しでも軽減されるのに越したことはない。公式にも今回の真のように存在抹消と感じさせるようなことは7thで披露されるであろう「Girl meets Wonder」や今後の機会ではしないでほしいし、わかちこPやライブスタッフもそこの制御と調整について手腕を発揮してもらいたいところである。




最後に、ここまで書いてきたが私は自分の考えを強制する気はないしこの手の案件は人それぞれでいいと思っている。ボロボロになってまで無理にでも意見まとめないといけないのは、投票イベントだけで充分だ。









はい終わり! 以下ポジティブSSA感想!!

















◇DAY1

閃光☆HANABI
相変わらずすげー衣装だなあと思いながら、双眼鏡でY㌧の脚を見てたのは誰だ。私だ。
もともとトップバッター適性の高いユニットだが、2日目にわかったお祭りというコンセプトからすれば必然だったのだろう。Prの中ではやはり盛り上げ役に向いているし、バンナムフェスでもそこが買われて選ばれたところが大きいはずだ。スタエレは表裏の魅力まで初見には通じないし(そもそもスケジュール無理だったっぽいけど)
太鼓が今回も登場したのは驚いたし、太鼓がないドームではどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみなユニットである。来年は屋外で花火を打ち上げるんだろうな……。

りるきゃん~3 little candy~
しっかりドラマCDも聴き込んできたので茜ちゃんがかわいい。ちゃきさん復帰おめでとうございました。Do-Daiもやってくれたのには満足だし、何よりまさかまさかのfruity loveには驚かされ、これで「ただの再演ではなく何が来るかわからない」という緊張感ももたらした。MORでMachicoが紹介したのが布石だったとは……。私もミリシタのイベントを通じて好きになった曲なのでテンション上がったし、オリメンの2人がとにかく楽しそうでよかったです。

ビッグバンズバリボー!!!!!
はえーよ!という悲鳴じみた歓声が上がる中、会場のボルテージは最高潮に。私もTC選挙前は参考にCDを聴き込んでいたし、ライブでコールが楽しい曲なのでこれだけは完璧に仕込んでいったが、まあ会場もとんでもない盛り上がりだった。キラメキラリもえらいことになってたが。なにせバリボーで熱気が上がりすぎて、SSAの空調がこの曲の後に強化されたほどだ。バリボーは屋外になる7th、あるいはスタジアムでやるであろうMOIWでもやる可能性があるが、ミリオンはまたライブ向けの強烈な飛び道具を手にしたと言えるだろう。この記事を書きながらまた聴いてるが、口から勝手にコールが出てくる……。
ただここで猛烈に消耗してしまったので、次は少し落ち着けて良かった。こんな曲ばかりではスタミナが持たない。

Cleasky
癒し。クリスカが夏祭りを楽しんでたら「尊い……」となるのにHANABI団がクリームソーダ飲んでたらパイセンに「飲んでるだけ」とケチつけられるような差はどうしてついたか。しゃーない。
また完成度を上げてきたように思えるが、夜想と同じくMTG初期からずっと演じてきたからこその思いも聞けたのが良かったと思う。MTWでもこういう意外性のデュオを発掘してきたりするのだろうか。

Jelly PoP Beans
個人的に、ライブを通じて株価が最も上がったユニット。特に、ユニット間の関係性が強調されていたのが素晴らしかったと思う。
JPPBの曲は初見ではまったく刺さらなかったのだが、福岡両日のサプライズも混みでの演出が強烈だったし、いざライブで聴いてみるとI did + I willがぶっ刺さった。月クリも含めて好みの曲調ではないし、うまく言語化もできないのだが妙に刺さるし、初日涙ぐみかけたのはD/Zealではなくこの曲だった。
同じく、このユニットを通じて株が跳ね上がったロコとメンバーの関係性も大きいのだろう。悪く言えば異物になりかねないロコがロコのままでいられるシアターとユニット。そしてそれを演じる中村温姫さん。福岡で「ロコじゃん……」とLV越しにつぶやいた私はSSA現地でも「ロコじゃん……」と同じように独り言を漏らしていた、と思う。サプライズは予想はしていたが、そうか、そう来たかという思いでぐっとくるものがあった。
ASの初星宴舞でもそうだったが、思わぬところから自分でも理解していなかった嗜好を露にされることがあるから、ライブは面白い。
いやほんと、I did + I willいいよね……。ロコはもちろん桃子、昴、歩の歌声も適材適所で綺麗にかみ合うし、演者込みで4人の好感度もぐいぐい上がった。発表当初はTCニコ生の中での紹介だったこともあってFaの余りもの扱いする声まであったJPPBだが、サプライズを組み込んだ演出も巧みで、見事に下馬評を覆したと思う。もう見れないのがただただ残念極まる。

オーディナリィ・クローバー
200レベル3列目からちょうど斜め前で見やすいセンターステージだったこともあり、じっくり見れたユニット……だったのだが、前後が強烈すぎていまいち記憶が怪しい。ちゃんと莉緒でなく悠利君になってたのは確認。

トゥインクルリズム
神戸のぶっ飛んだ演出を見て以来、生で観たかったユニット。特にLVでは演出の一部しか見えなかったTomorrow Programを余すところなく見られたのは良かった。しかしMTG夜想、クリスカと来てPr一発目にこれぶち込むあたり、ほんとクレイジーだな!

D/Zeal
初日現地での最大の目的。
これまで違って全体的にころあずがリードしているような印象があったが、熟練の域に入ったハーモニクスには圧倒され、さらに餞の鳥には胸が熱くなりながら、赤、青、そして千早のライトを振った。ちょっと見えにくかったが、あの蒼の羽根の演出も健在だった。また、福岡と違い静香とジュリアの2人が蒼い羽根を背に歩き出す演出に変えたのは、その後の曲からしても良い変更だろう。ただ、創造は始まりの風を連れてはアライブファクターの後でも良かったんじゃないかなあ……。
アライブファクターは正直まったく予想をしておらず、イントロを聴いた時も一瞬わからなかった。悲鳴もちょっと遅れがちに出ていたので、私のような人が他にもいたのだろう。

アライブファクターは、言わずと知れた蒼の頂点にある曲の一つだ。私はこの曲を千早と静香、ミンゴスところあず以外が歌うのはどうかなーと思っていた一人だったが、このアライブファクターを見て考えを改めた。オリメンのどちらかさえいれば、アライブファクターはもっと自由であってもいいのかもしれない。この組み合わせも、シアターの静香とジュリアだとやや解釈不一致だが、天国の鳥の静香とジュリアならば完璧である。歌詞を変える必要もなく、「君に憧れ 君を待ち焦がれ」のままでいいからだ。

なんなら、今度は千早と春香でアライブファクターをやったっていいだろう(その場合、歌詞はしずつば版の「君と憧れ 君と待ち焦がれ」になるが)。また鳩の血やるよりは難易度低いだろうし……。


DIAMOND DAYSもTB、6thのLVや現地を通じてすっかりお気に入りになった。TC後には「真がDD歌えるのが楽しみ」と無邪気に話したらDDの成り立ちを説明されて窘められたことがあったが、結局TCで歌うようなので素直に楽しみたいと思う。



◇DAY2

4 luxury
まさかトップバッターとは思わなかったし、晴れ色をやるとも思っていなかったので度肝を抜かれた。花盛りについては、大サビ前のぴらみ砲を生体験したけれど、この日は400レベルだったせいでアリーナからの歓声で半分消されてしまったのが残念。しかし、ビリビリ来る音圧はさすがだったし、全体的にとにかくVo高めで良かった。これならバンナムフェスも大いに盛り上がるだろう。通し券組なのでもっと近くで見れるのが楽しみで仕方ない。
ぴらみさん、7thソロでは空に手が触れる場所をやりそうだけど生で聴ける人は羨ましいなあ……。

夜想令嬢

これだけのために来たまであるくらい期待していて、そして期待を平然と上回っていったお化けユニット。昏き星、遠い月は間違いなくMTG最高にして、アイマス楽曲史、ミリオン楽曲史のターニングポイントの一つになった曲だろう。この曲がなかったらここまでどハマりしていないし、福岡でミュージカルをやってくれなかったらSSAはここまで大枚はたいて狙いはしなかった。

SSA400レベルは通常の曲では予想以上に揺れたが、着席のこの劇なら私の1万そこそこの安い双眼鏡でもどうにか役に立つ。センターステージから花道を歩く、クリスを演じる朋花(演じてる体を貫くのでキャラ表記)に一万数千人の視線が注がれるシーンを上から見渡せたのは良かったし、その後の福岡よりちょっとくたびれた体でエドガーを演じる恵美のセリフはビリビリくるものがあった。あれでSSAを支配したと言っていいくらいの迫力があった。今回のエドガーは、主人公っぽさよりも運命に抗う姿をより強く打ち出していたように思えた。そうした一挙手一投足を逃すまいと双眼鏡で見続けたせいで、福岡で見れなかった、エレアレの場面で楽しそうにしているエドクリを見逃したのは痛恨の極みだったが……。
福岡でも見るものを圧倒したエレオノーラを演じる莉緒の悪女っぷりは磨きがかかっていたし、アレクサンドラを演じる千鶴はより「苦悩」を前面に出している印象があった。これは朋花も同様で、エドガーを救うためにヴァンパイアにするシーンは、福岡よりも苦悩と悔恨が前面に出ていたように見えた。エドガー以外の三人は、特に「業」や「罪」を感じさせる演技だったと思う。逆に、それゆえに
恵美による「好きでヴァンパイアになったわけじゃない」「俺たちは生きたい! ヴァンパイアだって幸せになっていいはずだ!」の直前の朋花の正負の表情の移り変わりは、福岡でも完成されていたらしいが素晴らしいものだった。あの場面はゆきよさんもこっこちゃんも凄みを感じさせる美しさで、あれを最前で観れた方はずっと自慢していいと思う。

福岡から登場した剣を使った殺陣も、よりキレが上がっていたように思える。くつべら?知らん。また、エレオノーラを斬るシーンが追加されたのも良かった。福岡だとドラマCDやMVを見聞きしていないと、なぜエレオノーラが光に包まれたかわからないからだ。アレクサンドラの追加台詞はドラマCDから補完してきた形だが、いざとなればノエルを斬る覚悟はドラマCDでも彼女にはあった。ただ、その後いわゆる「遠い葦切状態」になったあげく最悪の吸血鬼としてノエルが覚醒してしまうので、おそらく果たせないのだが……まあこの辺りは考察の方で。
福岡同様に長台詞を演じきった莉緒は見事だった。Everlastingに限らず表情の見せ方がとにかく上手く、キャラクターを演じる(メタ的にはキャラを演じるアイドルを演じる)ことで表現の幅が大きく広がったのではないだろうかと思う。MTG12シリーズは夜想令嬢に限らず劇中劇が曲を補完・強化するというコンセプトが大成功したわけだが、特に夜想令嬢は別格だった。

MTWでは劇中劇路線を離れるようだが、また夜想令嬢に匹敵する、あるいは超えられるものを作れるかは今後のミリオンに、あるいはアイマスに課せられた大きな宿題の一つだろう。これだけのことができたこと、本格的な劇中劇をやるなら夜想令嬢が指標になるというのは、このユニットがアイマスに残した、たしかな足跡だ。

夜想令嬢が見たいから福岡の円盤は当然買うし、SSAも買いたい……けれど、うん……この後がね……。5月には心理的決着がついているといいのだけれど。


ラスト・アクトレス
そして演劇つながりのラスト・アクトレス。いいセトリである。コレットを演じた琴葉役の種田さんのBメロのソロパートは狂気を感じさせて良いものだった。「この劇場にまともな人はいないの!?」というのは桃子が演じたモニカのセリフだが、いい人に見えるシンシアも含めて多かれ少なかれ狂人だらけなのがこのドラマCDの面白いところだった。この曲が披露されてボーダーを破壊したミリシタ感謝祭は私のターニングポイントでもあったが、この曲も是非現地で見たいと思っていたので、どうにか果たせてよかったと思う。
CharlotteCharlotte
構成を大きく変えてきたのでどうするかなーと思っていたら、夜想令嬢がエスコートして人形ケースに入れる演出は予想外だった。アレクサンドラは末端とはいえ貴族かつ騎士だからそりゃエスコートくらいできますわ。演者からアプローチのあった「カラフルに変わるわ」はできなかったのが残念だったが、上から見ていてもそこまで綺麗に変わった感じではなかった。やはりライト4本必須なのはハードルが高い……。
JPPBで使われたわかりやすい「RGB」か、もっと言うと真実の赤くらいシンプルな方が、色変えは定着するのだろう。

White Vows
765プロで一番嫁にしたいのは律子、ミリオンスターズ縛りなら千鶴さん。これだけははっきりと真実を伝えたかった真は法律的にアウトだからね。
ユニットではなく歌唱メンバーである以上、次回以降は誰が歌ってもおかしくない曲である。待ちプリのように、誰が「出会ってくれてありがとう」を言うのか。それが楽しみになる定番曲になるかもしれない。

EScape
私が初めて30000ptまで走ったイベントかつ、MTGシリーズとミリシタにハマるきっかけになったユニット。センターステージも活用して福岡とは違った形で演出をしたのは良かったと思うし、スクリーンを使った演出も強化されていた……気がする。特筆すべきは、I.Dでの花道をアンドロイド感たっぷりに歩く演出だろうか。演者は大変だったようだが。
この辺りはいい意味で力が抜けていたので、盛り上がるというよりはじっくり楽しめた。追加演出のあったLOSTも良かったし、やっぱりこういう世界観は好きだ。ちなみにユニット間コラボ曲は夜想と一緒にedeNかlivEだと強弁してたけど案の定外した。うーんこの。

STAR ELEMENTS
本性を隠さなくてよくなったスタエレ。水桜はちゃんとキックしていた。
正統派であるメイン曲からの「私はアイドル♡」はかーっ!そう来たかー!となっていたが、案の定コールが弱い。というか400レベルはほとんどない。同行者さんと、夏の甲子園で負けてる九回にヤケクソでチャンテやる応援団のようなノリでコールを盛り上げたのがこの曲のハイライトだった。まあアイマス全体でも9th以来(MRもやったが)5年ぶりだからしゃーないっちゃしゃーないし、私もたまたま覚えてただけだけれど。でも、そこで春香に触れてくれたのはさすがぴょん吉Pであり、ミリオンのセンターだなあと感じさせられた。事務所の先輩の圧があったのかもしれないが。のヮの
ギブミーメタファーは初披露だった神戸と違い、ぶち上がり曲として確立されたようだった(神戸2日目は見てないので、その時点でそうだったのかもしれないが)。メンバー的な難しさはあるが、MTGカップリング曲では今後も披露される機会がありそうな曲だと思う。
そして、予想されていた中で満を持して投入された「赤い世界が消える頃」。この曲を巡るエピソードはこの記事をここまで読むような物好きには説明するまでもないので省くが、何か色々なものが浄化されたような、そんな感銘を受けた。でも一人だけ人間(色々混ざってそうだけど)なのに人外役やらされるアレクサンドラ千鶴さんかわいそう。









ポジティブ感想なので、ここから先はちょっとやめときます。しかしながら、本当に良いライブだったし、これからも楽しみつつ時々宿業に苦しみつつ、コンテンツを追っていければと思います。とりあえず次はあれだけ苦しんだ成果であるTC03近未来アウトサイダー、そしてバンナムフェス、TC03リリイベ、そして年が明けたその先に控えるであろうTDですかね。感謝祭はメンバー次第では応募するけれど。あとは4月までにアイマスMRさえあればなあ……。










あ、そうそう。D/Zealが歌うので初日昼にはSSA近くの武蔵野うどん「駕籠休み」で舌鼓を打ってきました。ミリオン7thの会場に近い富士吉田市都留市は同様に田舎うどん系の吉田のうどんが非常においしいので、来年覚えている方がいればぜひ行ってみてください。何ならお勧めを教えます。