紫電Pの雑記帳

ニコニコのブロマガ閉鎖に伴い移転しました。主にアイマス関連の記事を書きます。2021年9月以前の記事はブロマガから移行したものです。

Dreamin’ Grooveで、私たちはミリオンライブの次元を垣間見た――新たなMRライブを紐解く現地参加レポ #imas765ml_DG

 

 

(7/26追記 アーカイブが公開されたのでリンクを貼っておきます)

asobistage.asobistore.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 7/1-2に東京・神田スクエアホールで開かれた765ミリオンのMRライブ765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin’ Groove」。

 アイマス初のMRライブだったTHE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE(以下MR ST@GE)の後継企画として注目されたこの公演に、幸運にも土曜のこけら落とし、そして日曜昼の第二回公演に参加してきました。

 

 

 

 

 結論から言うと、Dreamin'GrooveはMR ST@GEの血統を確かに継いでいました。ただ、共通する「次元の壁を崩す」あるいは、15年前にガミPディレ1体制で掲げられた「アイマスという現実に浸食する物語」という目的のために選んだ手法が違っただけと言えます。

 MR ST@GEが「我々の世界のライブに765プロのアイドルを呼び出す」形で次元の壁を崩すなら、Dreamin' Grooveは「我々が765プロライブシアターの公演を訪れる」という形で次元の壁を崩そうとしました。どちらが正しいとか優れているではなく、あくまで共通の山頂を目指す中での登山ルートの違いです。

 

 アイマス3.0の嚆矢として放たれたこの公演。今回の記事では、かつてMR ST@GEにドはまりした筆者が上記の解釈でライブをレポートしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ここはあくまで「765ライブシアターの公演」

 

 

 5月下旬、私は以下の記事を書きました。MRの歴史をたどりつつ、今回の公演の内容を予想するものでした。MR ST@GEの直系の進化を想定していたので予想部分は外しているのですが、それ以外の部分はまあまあ書けている方だとは思います。

siden-p.hatenablog.com

 

 なお、公式でのツイートやミリラジの告知では、私たちに対して「視察」という言葉を使っていました。これもMR ST@GE形式であることの傍証かなー、なんて思ってはいたのですが。

 

 

 

 ともあれ、観客でありながらプロデューサーでもある――つまり、演者による普段のライブに似通った形でもあるMR ST@GEの公演と違い、今回のライブでは徹頭徹尾私たちは観客でした。繰り返しますが、これはコンセプトと手法の問題です。

 

 会場の神田スクエアホールは、TC02リリイベやMOIW物販でも使用された会場です。今回はスタンディングでキャパは約1000。MR ST@GEの3倍弱ですね。ライブ専用の箱ではありませんが、建物はしっかりしており、今回は音響設備もちょうど良い感じに調整されていたので真ん中あたりで見ると不満はありませんでした。端に寄るとさすがに音も偏りが出ましたが、これはもうしょうがないですね。後述しますが、やはりこの手のライブイベントは真ん中が良いです。

 

 

 



 土曜日のこけら落とし公演では、連番を組んだジュリアPが60番台という大当たりを引いてくださったので、前から3.5列目くらいのど真ん中に位置取ることができました。MR ST@GEは仕様上最前から4~6列目くらいがベストポジションだったりしたのですが、今回はオルスタということもあり前であることに越したことはないですね。

 ただ、普段のリリイベよりは「ステージ」の位置がやや高かったです。私の身長と同じくらいなので180cmくらいでしょうか? そのため、後方からでもよほど小柄でない限り、アイドルたちの上半身まで全く見えないということはなかったのではないでしょうか。

 私は前方だったため、今回が一枚の巨大なスクリーン(パネル)式であることはすぐわかりました。つまりMR ST@GEで使用されたタイプの投影ではないことがわかります。これを受けた当時のツイートは、やや不安というか、ネガティブなベクトルのあるものでした。この時点で、リアルのダンサーさんや椅子などといったギミックを使うようなことはないとわかったからですね。

※DMM VR THEATERの映像システム。当時国内唯一という触れ込みで、閉館後の行方は不明。

 

 

 

 

 

 影ナレは美咲ちゃんでしたが、普段の前説やMR ST@GEにあったメタ(内輪)要素はほぼなく、完全に外向けの観客への公演のアナウンスでした。あくまで我々は客としてライブを楽しみに来ているのです(この時点ではまだ不明でしたが)。

 

 会場に流れていた全体曲は最後にBNTに切り替わり、ラスサビでボリュームが上がる演出はいつもと同じ。そしてAct-1でも流れた、1st~4thで使われたブザーとOvertureが鳴り響きます。

 

 さて、どうなるか。ミックスペンラと真の個人ライトを構えていると、聞き慣れたあの曲とともに「幕」が上がります。イベントタイトルにもかかる「Dreaming!!」のイントロとともに背後からライトを浴びて逆光の中登場したのは、ミリオン10th衣装「リ・プロローグX」を着用した春香、美希、未来、静香、まつり、このみ、紗代子、のり子の8人。はるみらのダブルセンターでした。

 モデルはMR系でおなじみ、私が「ミリシタモデル改」と呼んでいるシェーダーをかなり調整したものです。身長はほぼ等身大、あるいは頭の大きさなどを考慮しての0.9倍くらいでしょうか。それでも、例えばこのみさんの小柄さはゲームよりわかりやすく表現されていた印象です。発光衣装は今回の公演ではほとんどありませんでしたが、リベイシング/アロンでは光のシェーダーは「中」。陰のシェーダーは曲によって調整されていて弱~中のどちらかだったように見えます。Dreaming!!ではおそらく弱のはずです。

 

 

 

 13人ライブ、あるいは39人で歌える曲まであるミリシタですが、この8人というのはまず驚きでした。そしてさらに驚いたのは、楽曲がゲームサイズではなくフルだったことです。一部の特例を除いてゲームでは曲をフルサイズを使うことはないだけに、これは「そう来たか!」と膝を打ちました。

 

 MR ST@GEでは、生のパート以外は基本的にゲームサイズMVの流用で人数5人がリミットだったわけですが、今回はミリシタ既存曲でもこのためにモーションをかなり新録したことがこの曲だけでわかります。ゲームサイズでは2番以降がありませんからね(サビで共通する動きはそっくりそのまま使っているとみられるモーションもありましたが)。そのため、フォーメーションチェンジも多く、いくつかの曲では大サビ前にはそれぞれの個性が出るフリーな動き(手を振る、コールを煽るなど)が見られました。

 

 

 一枚のスクリーンに2Dの背景、手前にアイドルたちを配置する仕様だったため、この曲の時点ではキャラクターと背景を映すスクリーンが別々だったMR ST@GEのような奥行き感はありませんでした。しかし、曲ごとに調整したシェーダーだけでなくアイドルと背景他でピンの当て方も違い、さらに映像内とリアルのそれぞれの照明やレーザー光線などを工夫することで奥行き感、そして没入感はある程度確保しています。

 また、MR ST@GEでも使われた、(映像の)スクリーンモニターが曲途中で降りてきて別の画角を見せてくれる演出も健在でした。

 

 

 MR ST@GEではアイドルたち単独の時にこの奥行きがあることで逆に平面感や浮いている感につながってしまう(主に端から見た時や、真ん中から端の方を見た時)諸刃の剣でもあったので、これは今回の仕様に合わせて最適な形を取ったものだと思われます。既に各メディアのレポにバンナムからの提供写真が掲載されていますが、MR ST@GEの時の写真と比較してもモデルの浮いている感が軽減されているのは何となくわかるのではないでしょうか。

 もちろん、ダンサーとの共演はないので奥行きの深まりによる「実在感」は落ちますが、それ以外のシーンではこちらが没入できればある程度解決する問題です。重ねて書きますが、「我々の世界のライブに765プロのアイドルを呼び出す」のと「我々が765プロライブシアターの公演を訪れる」の違いですね。このあたりの没入にかかる時間は人それぞれなので「最初の全体曲で慣れてね」という意図もあったのかもしれません。

 

 

 

 話を戻します。2番の後、例の「約束」などよく台詞が入るあのシーンでは、未来と春香の言葉がありました。未来は「ライブ楽しんでくださいねー!」という趣旨で、春香は「一番後ろまでちゃんと見えてるからねー!」というあの伝家の宝刀の言葉です。ミリシタの劇場はキャパが1000席ちょっとと推定されていますので、今回のキャパ1000というのは形は違えど、彼女達が定期公演などで向かい合っている観客の数と概ねイコールです。偶然でしょうが、そういうところにも「シアターの定期公演感」がありますね。

 

 

 最初の曲が終わると暗転し、「降りた幕」の前にいちぽむの3人が登場します。「(ミリシタ世界における)プロデューサーさん」の単語も出るややメタな表現はありましたが、3人が定期公演で客の前でするMCとして概ねその範疇に収まっていたのではないでしょうか。わちゃわちゃしながら未来と翼をたしなめる静香という構図は、内側を知る立場としてもいちファンとしての立場としても、ほほえましいものでした。土曜、日曜で話す内容は変わりましたが、構図そのものは概ね同じです。日ごろからあの二人を制御しなきゃならない静香は大変だ……。

 ちなみに公演の体としては、今日はシアターを飛び出してここ(神田)でライブをしているので気に入ったらシアターにも来てください、ということのようです。ミリシタの周年イベントで工事が入っていてシアターが使えないのはこの関係だったのでしょうか?

 

 

 

 また、このMCでは終了後、3人がしっかり下手(つまり左方向)にの袖へ歩いてはけていったのが地味ながら大きな進歩でした。DMM VRシアターの設備では難しかったのもありますが、MR ST@GEでは袖にはけることができず、MCの際や曲間はフェードイン/アウトしてその場に現れたり消えたりするような形になりがちだったのは改善すべき点として挙げられていたのです。もちろん運営側もそれは承知で、例えば律子回ではMC(観客ではなく裏でのPとの会話)後に背を向けて「ステージ方向」に歩いてフェードアウトしていくといった工夫もなされていましたが……。

 この演出方法が確立したので、いずれはシーズンエアー告知動画でのロコのような演出も出てくるかもしれませんね。

youtu.be

 

 MCも当然収録なので、ミリシタモデルがハイエンドの据え置きモデルに比べて苦手とする指先の表現も安定していました。他方、それで「あ、こりゃ以前のような生要素はねえわ」とも察知できましたが、それはそれとして楽しめそうかな、という思いも同時に抱いていました。

 

 そんな中での2曲目は、背景を大きく変えた中で登場した伊織、響、やよい、亜美、律子の「レジェンドデイズ」。歌うのは当然「合言葉はスタートアップ!」です。

 

 この曲は私にとってブランドとしてのミリオン、ひいてはミリシタとの架け橋になった曲で、非常に思い入れのある曲です。4月のAct-1でもマイペースユニットにより披露されて、無事終わったのは記憶に新しいです。私同様にその余韻もあったからでしょう、観客も大きく沸きました。

 

 

siden-p.hatenablog.com

 

 あの初星宴舞の時とは違い、しっかりと理解をした上で臨むレジェンドデイズ。ソロパートが非常に映える曲ですから、それぞれの動きをしっかり見ることができました。

 既存曲のオリメンということでここでは後述するようなモーションの違いはそこまで大きくありませんでしたが、小柄な子が多いメンバーの中でもひときわ体格が小さく、けれどダイナミックに動くやよいが印象的でした。改めていい曲だなと思います。

 

 

 拍手が起きる中、舞台装置の切り替えとともに流れたイントロはまさかの「Vault That Borderline!」。シャイニーフェスタの曲の一つで、ミリシタ未実装曲です。ライブでの披露はMOIW2015が最後(ゲームサイズでは、翌年のミリ3rd仙台のメドレーでカバー実績あり)のレア曲です。

 

 

 当然どよめきが起きましたが、さらにそれが大きくなったのは登場したメンバー。オリメンの春香、千早、あずさ、律子ではなく、海外版ミリシタの「グロリアストリニティ」をまとった翼、百合子、ジュリア、瑞希、紗代子の5人。彼女たちが登場すると、周年ライブでのサプライズの時のような歓声が上がりました。

 この曲はゲッサンミリオン4巻の特装版でカバーされていますが、コミカライズでも比較的知名度の低いカバーなので、私も混乱のあまり1番サビ前くらいまでは「し、新規収録ぅ!?」と一瞬考えたりしていました。終演後の感想を見ると、他にも同様に思ってしまった方も多かったようです。

 

 しかし一度脳が理解してしまえば、いつもの烈さんの画像のような気持ちでライブを観ることができます。

 

 今回は積極的にセトリを予想せずまっさらな状態でライブに臨もうと思っていたのもありますが、カバー音源という発想は思考の片隅にすらありませんでした。ですが、言われてみればこれは「必然」です。

 

 ミリオンスターズにおいて、765AS楽曲のカバーというのはその歴史と不可分のものであります。周年ライブの大半(1、2、3、6、8、9)や感謝祭級のイベントなどでは数の大小はあれど曲をカバーしてきましたし、コミカライズでもゲッサン、BC、BNSでも数多くの楽曲をフルで歌ってきました。レーベルをまたぐわけですから、これは相応の需要があって成立してきたものです。

 また、その各種コミカライズでもシアターの公演ではミリオンスターズが先輩の曲を歌っていることがたびたび明示されています。

 であれば。当然この曲も当たり前に、シアターの公演で歌われているのでしょう。

 

 これは2回目(日曜昼)の公演での感想との2回合わせでの分析になりますが、ミリシタでのモーションがない曲ゆえに個々の動きも比較的自由に感じました。とにかくソツがない翼、翼に比べればダンスのキレはありませんが可愛らしくファンサや煽りっぽい仕草が光る百合子、ロッカーらしくエアギターっぽい動きなど、熱い感情をまとうジュリア。

 そしてギュッ、ギュッと力と想いを込めたような力強い動きが印象的な紗代子。それに対してアドリブを抑えがちで丁寧に踊る瑞希は、隣の紗代子に対して柔と剛の対比のように見えました。こういう違いが見えるのは、新規でモーションを撮り直したからこそでしょう。ゲームではどうしてもどの子も同じダンスになりますが、こういう企画であれば技量の差や個性ある固有モーションも取り入れられます。

 

 MR ST@GEのような生収録のモーションでは破綻のリスクがあるので極端な動きをするダンスが難しいですが(真が現実の椅子に飛び乗ってさらに華麗にジャンプしたような特例はあります)、例えばミリオンスターズでも傑出している歩や海美のダンスも、この形式ならいかんなく発揮できるでしょう。

 

ゲッサンミリオン3巻より引用

 

 固有モーションについては後ほどまた触れますが、これは是非今後も伸ばしていってほしいポイントですね。ゲームに(モーションが)ない曲は没入感を高める効果もありますし。

 

 

 

 また、Vault That Borderline!はいくつか歌詞の解釈はありますが、共通しているのは「境界線を飛び越える」というテーマです。それゆえに、MR ST@GEでも1st公演のMVパートで起用されていました。手法は少し違えど次元の「境界線」を飛び越えていく公演の第一歩として、この曲を再度起用するのはMR ST@GEからの文脈という意味でもこれ以上ないものでしょう。だからこそ、衣装も国境線を超えた公演で使用されたグロリアストリニティだったのだと思われます。

ameblo.jp

 

 

 

 

 いやー、もうこれ何が来てもおかしくないわ……と、脳内データベースで必死に今日の面子と照合するカバー曲を検索していましたが、続くイントロで「あ゛っ」と声が出てフリーズしました。

 

 数多のアイマス曲でも私にとってひときわ大切な曲である「my song」。

 

 

 登場したのは「スノーフレークリリパット」をまとった真、伊織、あずさのCDオリメン組でした。(※千早もフル音源自体は存在します。千早もフル音源自体は存在します※)

 

 

 再び文脈の話になりますが、この曲もかつてのMR ST@GEのMVパートで披露されました。その際のメンバーは10thのあのmy songを(演者が)歌えなかった、律子、やよい、美希の3人で強い文脈を感じましたが、私が轟沈したバンナムフェス2ndを経てこの3人の姿を見られるのは感慨深いものがありました。

 

 大切な曲に聞き惚れながら、真の姿をじっくり見ていた私ですが、1番から2番に移る中で仰天するような「異変」が起きました。この日最大の歓声はここだったと思います。

 

 空中ブランコに乗ったアイル組、すなわち翼、ジュリア、瑞希の3人が、画面最上部からゆっくりと降りてくるではありませんか。ゲーム内外でも前例のない演出にとんでもない声が上がり、崩れ落ちるPもあちこちで見られました。

 そう、アイル組はプレミア価格で名高いゲッサンミリオン3巻特装版において、my songをカバーしています(もう一曲はアイルの翼ソロ)。ですから当然「歌える」わけですが、これまでフェス限のカバー曲で混合音源を作ったことはあっても、オリメン音源とカバー音源を組み合わせてこうした演出をするのは異例です。前曲のVtBがカバー組だけで披露されたので、意表を突かれたというのもありました。

 後で知ったのですが、多くのAS曲をライブでカバーしてきたミリオンスターズでも、演者のライブイベントではmy songはノータッチの曲だったとのことです。

 

 

 

 ブランコに乗る3人はそれぞれ乗り方が違い、脚を盛んにぶらぶらさせる翼、お行儀のよい瑞希、足首の辺りで脚を組むジュリアと三者三様。2番はアイル組の3人で歌い(CDオリメン組は地上でダンス)、ラスサビ前でブランコが地上まで降りて6人が合流します。この時伊織とあずさはそこまで目立った動きはないのですが、真だけはブランコを降りる時の翼をしっかりエスコートするのが特徴でした。よくわかってる、よくわかってますねえ!!

 

 オリメン組とカバー組を組み合わせるというのはゲーム内や普段のライブなら発想はあったでしょうが、この手のイベントでは予想外だったという方も多いでしょう。あの曲を除けば、終演後に最も印象深い曲としてmy songを挙げた方も多かったと感じます。これやアマテラスでこんな表現ができるなら、あの曲も、いやあの曲も!!となりますからね。

 my songはゲッサンだけでなくミリオンBCでも桃子・のり子・杏奈にフルサイズでカバーされています。桃子(とのり子)は最新巻でDestinyもカバーしたのですが、特に重めの曲のカバー担当率が高い桃子(渡部恵子さん)は、野暮な話は抜きにしてもこういう機会ならこの手の曲を歌ってもいいんじゃないかなとは……。

 

 

 

 ただまあ、カバー面でもやや優遇されてる真のPの私が言うのもなんですが、こういうの見るとAS側にも何かの機会でミリオンスターズの曲をカバーする企画やってほしいなあ……とは強く思いますが。

 

 

 

 曲の余韻に浸っていると、これはあるなと予想していた「電波感傷」のイントロが鳴り響きます。しかしここで驚いたのは、マリオかロックマンのステージギミックかというほどに高速で縦横無尽に動いたり合体したり分離したりするリフトに乗って歌う歌織と紬の演出でした。これは公式のツイートでも紹介されていましたね。

 現実には危険すぎてとてもやれたものじゃない演出ですが、MRなら余裕です。また、my songなどでもそうですがMr ST@GEのような奥行きの使い方はできない代わりに、高低を活用して演出しているのは評価すべきでしょう。

 

 

 

 一週間前のミリラジ公録でも披露されたとのことですが、立て続けに演者でもキャラクターでもこの曲が見られた方はラッキーですね。10thツアーの間にも、おそらく披露する機会がありそうですが……。

 純粋な光のみの演出に関しては、画面・リアルのレーザーと照明がマシマシなこの曲が最も目立っていたのではないでしょうか。これは現地で見てこそなのですが、逆にアーカイブの映像でどの程度見られるものになっているかが楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 そしてこの公演最大の問題児にして、MR ST@GEに続き映像制作と演出構成で中核を担ったマイノオトとJUNGOさんの面目躍如。「Do the IDOL!! 〜断崖絶壁チュパカブラ」です。

 

 

※土曜の会場の反応はだいたいこんな感じです(笑いながら)

 

 

 いやあ凄かったですね。APかっしーが感想会で演出をそっくりそのまま説明したらめちゃくちゃな文章になってましたが、実際あの通りで。

 歌唱メンバーの朋花、百合子、エミリー、翼、昴が「サミットリバーン(シェーダーは中)」で登場したかと思ったら、後方の断崖絶壁のスペースに巨大チュパカブラが登場。光線やら火花やら爆発が起きながらアイドルたちが曲を歌い、炭酸ガスがリアルの方でバシューッと噴出され、チュパカブラの四股で大地が揺れ、最後はチュパカブラが増えてさながら大怪獣戦争の様相に。そして爆発。

 なんだこれ。頭ミリオンライブか? しかもチュパカブラのコール有り披露はこれが初めて。頭ミリオンライブか? というか朋花様、あのガニ股ダンスよく承知したな?

 

 みんなゲラゲラ笑ってましたし曲後もそんな感じでしたが、ひたすらおバカなことをやれるという意味ではチュパカブラは便利だなあと思いました。この曲に限っては各種演出は現実世界どころか「アイマスの世界」でさえ不可能ですが、まあ元々のMVからして高熱で寝込んでる時に見るようなアレなのでまあ向こうの世界でのMR的な御愛嬌ということで。

 ちなみにチュパカブラ、Act-2 Day2の披露曲候補です(昴=斎藤佑圭さん以外の4人がいる)。

 

 

 

 

 

 

 

 ここでMCが入り、歌織と紬が登場。土曜、日曜昼ともに電波感傷とチュパカブラの話題で、電波感傷についてはイベント絡みのトークがあり、土曜は「金沢でのドライブ楽しかったわね!」「た、楽しいというより怖かった……(小声)」的な話、日曜昼は動画投稿企画に参加したという話題になりました(こっちでも紬はドライブネタを忌避)。

 

 チュパカブラについては両日とも、紬が「最初にシアター宣伝ソングとしてチュパカブラを持ってきた時にはどういうことかと思ったが、皆さん喜んでもらえたなら良かった」という趣旨で話していましたね。

 

 

 MC明けは、あとで判明しましたが今回のセトリ可変枠でした。土曜は「春風満帆スターティング」、日曜昼は「リベイシング/アロン」、日曜夕は「夢みがちBride」でした(筆者は日曜夕のみ未参加)。

 

 今回の形式であれば、リリースしたばかりの曲も、当面ライブで出番がないであろうこれらのNew Songsの曲も問題なく披露できます。まさかこの曲が見られるとは思わなかったですが、いやあコール楽しいですねこの曲! 2番は正直うろ覚えでしたし私に限らず会場のコール練度もガバガバだったのですが、演者のライブでもいつか見られる日が来てほしいものです。その時はよりしっかりと盛り上げられたらいいのですが。

 モーションは真、のり子、昴は雪歩、静香に比べると元気系だったと思うのですが、ちょっと自信がないのでアーカイブで再度確認したいところ。

 

 一方、日曜昼の「リベイシング/アロン」は光の演出をガンガン突っ込んだだけでなく、今公演では唯一「固有SSR衣装」が登場した曲です。朋花、このみが連動SSR衣装、千早、ひなた、まつりがイベント衣装。光のシェーダーはおそらく「中」でした。

 

 

 ライブでは765ミリオンが実現したとしても優先度はあまり高いとは言えない(千早が引っ張りだこになりがちなので)曲なので、ここでMRという形であっても見られたのは良かったと思います。体のラインがはっきり出るスーツは、この公演で使用された肩出しへそ出しの「インフィニティストーム」よりもだいぶこう、千早が着てもまつりが着てもセンシティブな感がありますが……ありますよね?

 いずれにしても、MRライブで固有SSR衣装を着る試みは今後も試してほしいです。Tx系曲が候補となるでしょうが。

 

 

 暗転後、少し間があって会場中に鳴り響いたのは「キラメキラリ、いっくよーーーー!!」の台詞。おなじみの煽りとともに、登場したのは「ストリートホッパー」を着たやよいでした。暗転解除とともに画面中央からの登場でしたが、ここはMOIWなどで見せた下手から出てくる演出でもよかったかなもしれません。

 アイマスを代表するキラーチューンの一つであるキラメキラリは、今回唯一の「本来はソロ歌唱の曲」。登場から1番の間は彼女が歌って面目躍如を見せるわけですが、MR ST@GEより縦に画面が広いこともあって、ここでもやよいのサイズ感が強くアピールされます。そりゃトップオブトップのオーバーランクさんもああなる。

 

 2番からは予想通り、キラメキラリをミリオンBC5巻特装版でカバーした茜と紬が両袖から登場。識者に確認しましたが、この2人は明言こそされていませんが劇中でもキラメキラリをライブで披露しているので、そういう意味でも良い人選です。

 「ギターソロ、カモーン!」の場面ではハッチポッチのようなジュリアの登場こそありませんでしたが、3人が代わる代わるエアギターを披露。貫禄のパフォーマンスのやよい、ノリノリの茜ちゃんに対して、紬はヤケクソというかヘタクソというか……。前列では表情も確認できましたが、赤面しながらやってたように見えます。ちなみに紬だけはギターじゃなくて心得のある三味線の弾き方だったのでは?という指摘もありました。

 やよい以外のASメンバーの音源(ゲームサイズ)があることも影響してか、近年はソロ曲という範疇を超えているキラメキラリ。実際に仁後さんがソロで披露したのは約10年前の765ASの8thまで遡りますが、今回のトリオでまた新しいキラメキラリの形を見られました。

 

 

 そして、畳みかけるようにBCカバー曲枠でミリシタにも先日実装されたばかりの「アマテラス」。北海道編の主役だったひなたとエミリーの登場に会場は沸きました。

 コールが有名なアマテラスですが、前回それができたのは18年夏のプロミ。約5年ぶりです。そりゃまあ楽しかったですね。2番からはオリメン4人も登場し、6人での歌唱となります。

 

 そしてここで印象的だったのが、それぞれの個性が光るダンスモーションです。小柄なのもあって元気でキュートなひなた、可愛らしさと舞踊のような和を感じるエミリーがまず対になっていますが、ASの4人も四様で。特筆すべきは、多くの方が感想で触れていた貴音の「舞い」でした。長身を生かしているのも大きいのですが、遠目に見てもわかるくらいに一挙手一投足が優雅で嫋やかなのです。和風であるのはエミリーとも似通うのですが、隣に立つ両者の違いは一目瞭然でした。

 こういう魅せ方はMR ST@GEでもなかなかできなかったもので、四条貴音のステージというものを一曲で表現していたように思えます。律子もファンサ多めだったように見えたのですが、これは自信がないのでアーカイブ待ちで……。

 

 

 続く曲は、未来の「乙女ストーム!いっくよーーー!」の掛け声とともに披露された「Growing Storm!」。相変わらずとんでもない露出度の衣装ですね。モーションは概ねゲームに忠実な感じだったでしょうか。

 「合言葉はスタートアップ!」と対になっているこの曲を、このセトリで披露したことには意味があったと思います。ちゃんと文脈を意図しているわけですし。

 願わくば、どういう形であれ競演が特別ではない、当たり前になってほしいところではありますが……。その答えの一つは今月末に出るのか、どうなのか。

 

 

 

 

 

 ライブも終盤にさしかかり、私が確信していた楽曲のイントロが流れます。

 

 MR ST@GEの表題曲「MUSIC♪」。歌うのは春香、千早、美希、真、雪歩、真美、貴音、あずさの8人でした。

 

 

 MR ST@GEの表題曲だったこの曲は1st~ENCOREまで毎回MVパート終盤に披露されました。また、スタッフロールでもインスト版が流れ、参加者はクラップで公演のラストを盛り上げるのが恒例でした。

 

 ENCOREは初主演だった伊織、また2回目の亜美真美公演はかろうじて実施できたものの、初主演だった美希、そしてあずさと春香の3公演はコロナ禍のイベント自粛要請で中止に。3公演すべてのチケットを握っていた私は悲嘆に暮れました。

 今回はスタッフも共通しているとみられていましたし、MR ST@GEのとある回に深く感銘を受けたわかちこPがバックアップしている企画です。となれば、文脈としてどういう形であれこの曲は披露されると踏んでいました。会場に入る直前に聴いたのもこの曲です。

 だからこそイントロが流れた時は拳を握りましたし、二段ステージ構成とそのメンバー構成を見て体に電流が走りました。

 

 



 前列に春香、美希、あずさ、真美。

 後列に真、雪歩、千早、貴音。

 

 MR ST@GEの最終公演だったENCOREの主演メンバーを前列に立たせていることから、未完に終わったあの公演を念頭に置いているのは明らかでした。背景にスクリーンモニターが降りてくる演出も、あの時と同じです。

 

 3年以上澱のように残っていた何かが、蒸発して消えていくような不思議な気分でした。

 もちろん、すべてが回収されたわけではありません。握っていた全公演の千秋楽だつた春香回ではすごいものが見れていたでしょうし、あずさ回では高い確率で、その前のMORでたかはし智秋さんが「いつかあずさ全振りで歌いたい」と語っていた「隣に…」が聴けたのではないかという割り切れない思いは今もあります(今聴けるCD音源は色々あって折衷寄りの歌い方です)。

 

 

 ですが、MR ST@GEでも企画の中心を担った佐々木直哉さんや遠藤暢子さんといったゲーム開発スタッフ、JUNGOさんとマイノオトなどの演出チームが、MRの草創期を担った公演との系譜を明示しつつ、やり残しを少しでも回収してくれたのは本当にうれしいことでした。

 

※だいたいこのスラムダンク雑コラの気持ち。これに尽きます。

 

 

 

 MUSIC♪を歌い終えると、降りた「幕」の前に早着替えを済ませた春香が登場します。その衣装を見て、会場はどよめきました。

 着ていたのは「フューチャー・シグネチャー」。今まさに実施されている、ミリシタ6thイベントの衣装です。つまり、この後の曲は……ということですね。MCの途中からは、6thイベントのセンターである杏奈も登場。ますます期待が高まる中、今まさにみんなが聴きまくっている「グッドサイン」の曲名が告げられます。

 

 この曲で登場したのは、春香、亜美真美、杏奈、海美、奈緒、美也、茜、歌織。今公演最大の9人でした。ほぼ等身大でやるには、一列だとこの人数がリミットですね。まさかのフル音源をここで初披露ですが、例年秋葉原のステージで周年曲を披露していたことを思えば、今回はその代替も兼ねていたのかな?と思うところもあり。私は幸い2回参加できたのでじっくり聴けましたが、明るく盛り上がる曲調の一方でラスサビ前の間奏は周年曲らしいメロディでもありました。終盤のカノンのようなダンスモーションも、ライブに導入されるのか期待です。

 最後はいつものライブ同様に金テープも射出される大盤振る舞い。これも次元の壁をあいまいにするのに役立ついい演出でした。

 

 

 グッドサインはブランド10周年曲とアニメOP曲に挟まれるというなかなか難しい立ち位置の曲ですが、いい感じにバランスはとれている印象です。おそらくAct-3での披露となるはずですが、トロッコの再現も含めて楽しみですね。

 

 

 ライブはこれで終演となり、「幕」が降りて次第に彼女たちの姿は見えなくなります。その中で、海美と茜ちゃんは少しかがむようにして、少しでも長く手を振れるようにしていたのが「らしい」演出でした。

 

 その後、再び幕の前に杏奈が登場。観客と「プロデューサーやスタッフのみんな」にも感謝を告げた上で、恒例の「応援ください」のレスポンスをやりました(日曜昼は2回)。

 担当Pならずとも、この場面が記憶に残った方は多いと思います。ゲームでは見ることのない「完全な観客視点でのON奈」が、そこにいるように見えたからでした。喋り方も生っぽい感じがあり、目の前で展開されているのが実際の「アイドル望月杏奈のライブMC」のような感覚を覚えます。これは観客視点に専心できる今公演だからこその強みでしょう。

 MR ST@GEのようなステージ裏要素や生要素がなかったため、あの「脳がバグる」ような刺激はDreamin' Grooveには少なかったとも言えます。一方で、観客として純粋に楽しめるという点では「これはこれで良いものだなあ」と頷いていました。

 

 

 終演後はスタッフ・機材スペースの横を通って退場する流れでしたが、梅木さんやJUNGOさん、ライブチームに向けて、多くの人が「グッドサイン」を掲げたり「ありがとう」の声をかけていたのが思い出深いです。

 

 

 

■イベントを振り返って

 

 今回のイベントが発表される直前の昨年12月、ミリマガ+で佐々木直哉さんと吉竹敬一朗さんの開発スタッフインタビューが掲載されました。その中でMRについても言及があり、伝説の律子回千秋楽で知られるMR ST@GE 2nd SEASON(2018年9~10月)に、わかちこPが足を運んでいたことが公式媒体では初めて言及されました。その際に佐々木さんが「ミリオンでもいつかこういうステージを作れたら」と約束したとのことで、おそらくここを起点にミリシタ系の数々のMR企画が生まれたものと思われます。

 

 その際、佐々木さんは「公式見解ではない」と強調した上で、ゲームやMRは「パラレルワールドで生きている彼女たちを、こちらの世界の最新技術を用いてこちらの世界でも見られるようにしている」という解釈を語っていました。技術が高まっているからこそ、MRを少しずつやれたり、ゲーム内で言えば39人ライブがこちらの世界で見られるようになったという考え方ですね。

 

 今回のDreamin' Grooveも、この解釈の延長線上にあったのではないでしょうか。だからこそ、MR ST@GEとは違うアプローチで、私たちがミリオンライブの世界の公演に行くという次元の壁を破る試みに挑んだということなのでしょう。

 

 じゃあMR ST@GEでやった形式は諦めたのか、というわけでもなく、そちらはそちらで研究し続けているのだと思われます。質問は事前に集めていたので同系統ではありませんが、昨年末の「朋花様のお悩み相談室」もその一つでしょう。またやってね。

 

 

 リアルタイムのやり取りは、アイマスの最高到達点の一つではあるとは思います。ただMR ST@GEでも各種事故はありましたし、演者、モーションアクター、現場スタッフ、ダンサーの四者が息を合わせた職人技の成果です。特に演者には強烈なプレッシャーがかかるもので(若林直美さんや下田麻美さんのような自らハードルを上げまくる例外を除き)、あれはあれでまた難しいものがあると拝察します。美希のshowroom配信での「サンドイッチ」のような、試すような質問もしばしば飛んでくるので……。

 

 とはいえ、ことMR分野においては、両形式が並立して進んでいく形が望ましいのかなと私は考えます。こちらはこちらで、リアルタイムで組み立てるわけではないからこその豪壮な演出ができる強みもありますし。

 

 

 大小はあれど各ブランドでそうした取り組みを推進しつつ、最終的には25年春完成の渋谷バンナムシアター(仮)でその取り組みの成果が結実する、そんな未来を予想しています。

 

 ですから、シーズン2も可及的速やかに、できれば年末にも実現してほしいところです。もちろん、アイマスのMRはまず世界観構築が大事で、そこはVtuberなどのライブとは話が全く違うことは意識しなければなりません。脳をバグらせる、〇〇がそこにいる、という感覚を喚起させるには、演者のライブにおける渾身のパフォーマンスがその感情を抱かせるのと同様、神は細部に宿ることを忘れてはいけないのが前提です。今回のMCは基本的にミリシタシナリオチームが書いたようで、スタッフロールには青木朋子さんの名前もありました。

 

 

 そのあたり、今週末のMがどういう方向性を出してくるのかは注目しています。出張で当日は見られませんが……。

 

 ひとまずは今公演については月末からアーカイブ配信(土曜+日曜のダイジェスト)があるので、そこでじっくり見直してみたいですね。現地参加できなかった方も、あのお値段と期間なら「買い」ですよ!!

 

 

 

 

 

 さて、ここまでかなり絶賛してきたわけですが。今回の公演も改善すべき点はいくつかありました。

 一つは多くの方が指摘しているように、出番の格差問題。全体曲2曲とLTHの2曲、チュパカブラとNewSongsをやる、という方向性が前提で、あとはカバー曲音源を生かす方向で今回のメンバーが決まったのだと思われます。この方針自体には文句はありません。

 ただ、複数回行ける人はほとんどいなかったことを踏まえると、約67分の公演を75分に延ばして日替わりではなくどの回でも春風満帆スターティング・リベイシング/アロン・夢みがちBrideを全部披露しても良かったのではないでしょうか。

 私も初回は「あれ? 千早の出番こんだけ?」となりましたし、最後の曲を見た時には「(明日に夢みがちBrideやるにしても)海美奈緒美也の出番最後だけはどうなのか」と感じました。

 

 それが無理でもせめて一度の公演で3曲中2曲をやる形で回していけば、担当の出番が少ない回を引いてしまった方の不満も幾分は少なくできたと思います。確定4曲の子と、3公演中2公演は1曲の子がいるのはいささか厳しいです。

 ただ、そこをあまり均等化すると曲をフルでやりなくくなるので、多少の偏りは許容すべきでしょう。下限を2曲とすれば差支えはないと思いますが。

 

 技術的なところでは、一部リップシンクが合っていないパートがあったり、映像表現で少し気になるところはありましたが、ここは番号100番以前で気付けるような細かい部分かもしれません。実際に日曜昼の200番台では、リップシンクなど細部を観察するのはちょっと難しかったです(そこを見るより昨日見れなかった子を見ようとなったのも大きいですが)。

 曲後にピタッと止まりすぎでは? と感じるシーンもあったので、画面切り替えやステージの上下で入れ替わる時も、多少は肩で息をするようなモーションにしてもいいかもしれません。

 

 

 

 このあたりは公式がアンケートを実施しているので、ここまで読んでくださった現地組はぜひ要望や追求してほしいMRの方向性を書き連ねていきましょう。

 あとは「これで765ミリオンやったで」と言われないように、リアルの方のライブも求めていきたいところです。

 

 

idolmaster-official.jp

 

 

 ちなみに該当のインタビューが掲載されているミリマガ+vol.5はなぜか今、kindleで半額セールしてます。来週までらしいです。

https://www.amazon.co.jp/IDOLM-MILLION-MAGAZINE-vol-5-%E4%B8%80%E8%BF%85%E7%A4%BE%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-ebook/dp/B0BQHGZN5B/

 

 

 

 

 

 

 余談ですが、今回はせっかくなので秋葉原コラボも回ってきました。ミリシタ周年期に上京する機会はこれまでなかったので、アトレなど各地を巡るのはなかなか楽しかったですね。

 




 

 

 

 

 

 また、紬にちなんだわけではないのですが、土曜昼は神楽坂の加賀生麩割烹「前田」にて食事をしてきました。いつもの華凉さんの探してくれたお店です。生麩をはじめとした料理も上品なおいしさで、また個室なのでゆっくり話すこともできました。夜は結構いい値段ですが、昼なら比較的良心的な価格で食べられるお店ですね。

 

www.maeda.kaga-ya.com




 

 

 

 

 

 長くなりましたが、今回のレポは以上です。次は一ヶ月後、両日現地参戦のAct-2のレポを書けたらと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。